「二拝二拍手一拝」だけじゃない! 神社での正しい参拝方法

更新:2018/05/14

社会人ライフ

「二拝二拍手一拝」だけじゃない! 神社での正しい参拝方法

年が明けると、初詣に出かける人は多いでしょう。では、皆さんは神社にお参りする際の正しい作法をご存じですか? きちんとした作法に則ってお参りししないと、お願いを叶えてくれないかも!? そこで、今回は、初詣に役立つ「神社での正しい参拝作法」をご紹介します。

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■基本は「二拝二拍手一拝」!

正しい参拝の作法について、神社の神主さんに伺ったところ、まず基本は「二拝二拍手一拝(にはい・にはくしゅ・いっぱい)」だそうです。祭神によって、作法が変わる神社もありますが、これさえ身に付けておけば失礼なことにはならないようです。

そして、まずは「衣服の乱れがないように注意しましょう」とのこと。お参りするということは、神様に会うということです。神様に会うときに衣服が乱れていてはいけません。衣服が乱れていないかチェックしたら、鳥居をくぐるのですが......。

1.鳥居の向こうは神様の領域(神域)です。鳥居をくぐるときには軽く会釈をしてから入るようにします。

2.参道脇にある「手水舎(ちょうずや)」で心身を清めます。

 手水の使い方は以下のとおりです。

まず右手にひしゃくを持ち、左手に水を掛けて清めます。

次に左手にひしゃくを持ち替え、右手に水を掛けて清めます。

再度右手にひしゃくを持ち、左手に水を受け、その水で口をすすぎます。

もう一度左手に水を掛けて清めます。
(すすぐ前の口を付けたので、そのけがれを落とすのです)

両手でひしゃくを持ち、それを立てるようにして持ち、ひしゃくの柄に水を流し、ひしゃくを清めます。

次の人のために、ひしゃくを伏せて戻します。

3.拝殿の前まで来たら、正対し、鈴を鳴らします。

4.「二拝二拍手一拝」を行います。

 「二拝二拍手一拝」は以下のように行います。

まず「二拝」です。頭を2回下げ、お辞儀をします。

次に「二拍手」。胸の前で手のひらを合わせ、右手のひらを少し下にずらして2回拍手します(2回手のひらを打ち合わせる)。

ずらした右手のひらを戻して、手のひらをきちんと合わせた形にし、心の中で祈ります。

両手を下ろします。

最後に「一拝」。1回頭を下げ、お辞儀をします。

5.静かに会釈し、拝殿から下がります。

手水舎で、ひしゃくに直接口を付けたり、飲んだりすることはマナー違反だそうです。気を付けましょう。また、この参拝作法は神社のためのものですので、「お寺」に行って、拍手をするようなまねはおやめください(笑)。正しい参拝方法で新しい年を迎えましょう!

(猫一式@dcp)

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