日本一の学生アイドル決定戦!『UNIDOL(ユニドル)』に行ってみた

更新:2016/01/28

社会人ライフ

日本一の学生アイドル決定戦!『UNIDOL(ユニドル)』に行ってみた

皆さん、『UNIDOL(ユニドル)』をご存知ですか? UNIDOLとは、大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦のこと。全国の女子大生のアイドルサークルが集まって、さまざまなアイドルの曲をコピーして披露する一大イベントなのです。今年で第3回を迎えるこのイベントは、年々盛り上がりを増しているんだとか。これはぜひともチェックせねば! ということで筆者、単身UNIDOLに乗り込んできました!



会場は、SHIBUYAーAX。AKB48をはじめ、数々の人気アイドルがライブを行った、由緒正しきライブハウスです。開演前だというのに、入り口にはすでに人だかりが。来場者の多くは出場するお友達の応援に来たようですね。しかし、その中で異彩を放っているのが、「ももクロ」のハッピやパーカーを来た男性の軍団......。この方々は一体なんなのでしょうか!?



「僕たちは『モノノフの会』のメンバーなんですよ。同じ会のコが『えびぞりクローバー』として出場すると聞いて来ました。ももクロを愛する仲間ということで、これはもう応援するしかないと」



モノノフ仲間を応援するために、仕事を仮病で休んでわざわざ駆けつけたそうです。すごい気合いですね! 続いて、これまた学生には見えない男性陣の集団に話しかけてみました。今日はどうしてこのイベントへ?



「シークレットゲストが、僕らの応援するスーパー☆ガールズだって情報を聞き入れたので、来てみました」とのこと。この時点ではまたシークレットゲストが誰かは発表されていないハズなのですが、一体どうやって知ったんですか?



「メンバーのブログでチラッと『あるイベントに出る』というヒントが書いてあったんですよ。スパガ目当てに来る僕らみたいなのは、多分20〜30人は来るんじゃないかな。でも、もちろん学生のコたちが頑張る姿も楽しみにしてますよ」



ほかにも、出場グループがサイトにアップした動画を見て気になって来たという人や、学園祭で踊っているのを見て興味を持った人など、来場者の層もさまざま。ネットなどを通して、徐々に浸透しつつあるイベントのようです。



さあ、いよいよ本戦開幕! 予選を勝ち抜いた強豪グループたちが、練習に練習をかさねてきたパフォーマンスを披露します。本戦出場アイドルは以下の11団体。



上智大学『SPH mellmuse』

明治大学『Copia』

早稲田大学『わせ女なんて呼ばないで』

北里大学『winK?』

東京理科大学『IDOL's NOT DEAD.』

明治大学『ももいろクロコダイルZ』

早稲田大学『わこー!プロジェクト』

清泉女子大学『えびぞりクローバー』

青山学院大学『Chatters』

日本大学藝術学部『ドルクラ☆』

明治学院大学『DYLM』



AKB48、SKE48、モーニング娘。、℃-ute、ももいろクローバーZ、Cheeky Parade、PASSPO☆などなど、今をときめくアイドルのナンバーを華麗に舞うユニドルたち。とっても華やか! それにしても驚くべきは、ユニドルたちのクオリティの高さ。衣装、ダンス、表現力、ルックス、どれをとっても本物のアイドルに勝るとも劣らないレベルなのです。ステージの音響や照明も本物のアイドルのライブそのものの大迫力。なぜか観客の合いの手もバッチリで、「うりゃおい!」(←ももクロのコールだそうです)の声も会場内に響き渡りました。



会場が大盛り上がりの中、パフォーマンスを控えているユニドルの方々にも突撃インタビューを決行! ステージを楽しげに見つめていたのは明治大学『ももいろクロコダイルZ』の皆さん。出番を目前に今どんな気持ちですか?



「緊張します......でも、お客さんをビックリさせるようなステージにして、一緒に盛り上がりたいです!」



その意気で、ついでに優勝しちゃってくださいよ! ちなみに、メンバーの皆さんは元々アイドルファンだったんですか?



「もちろん、アイドル大好きってコもいます。あとは、ダンスが好きなコや、かわいいモノが好きなコとか」



そう、今回インタビューしたユニドルちゃんたちに多く聞かれたのが「かわいいモノが好き」という言葉。アイドルって「かわいい」の集合体みたいなものですからね。納得の一言です。



そうこうしているうちに、イベントは終了。表彰式になったのですが、ここでまさかのアクシデント! なんと投票サイトに不具合が発生したため、優勝チームは後日発表という異例の事態に。消化不良で終わったイベントに、ユニドルたちはさぞご立腹なのではと、思いつつ帰りがけにインタビュー。ところが、どのユニドルも「本当に楽しかった! 来年もまた出る!」、「こうしてお客さんの前で発表できる機会があって幸せでした!」と喜びの声。結果よりも、出場できたことに意味があったのです。これぞ青春!



盛況のうちに幕を閉じたUNIDOL。この調子だと、来年はもっと盛り上がることでしょう。見終わって、一番に思ったのは「筆者(25歳女子)も出てみたかった......」ということ。来年はエントリーしちゃおうかしら!? そんな風に思ってしまうほどの親しみやすさと夢にあふれたステキなイベントでした。

 

文●ホーリーナイト(清談社)



UNIDOLオフィシャルサイト

http://unidol.jp/



<追記>

本日、順位が発表されました。結果は以下のとおり。

優勝 早稲田大学『わこー!プロジェクト』

第2位 上智大学『SPH mellmuse』

第3位 明治大学『ももいろクロコダイルZ』

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ