【社会人になる前に知っておきたいお金の話】第6回:項目別にチェック! みんなのお金の使い方

2011/12/22

貯金・節約

第6回:項目別にチェック! みんなのお金の使い方

■社会人のお金の使い方をチェックしてみよう

社会人が普段「何にどれくらいお金を使っているのか」は、気になるところですよね。他の人の使い方を知ると新たな発見があり、自分のお金の使い方を見直すことにもつながります。そこで、今回は社会人のお金の使い方についてアンケートを取りましたので、その結果をもとにアドバイスさせていただきます。

■自分への「投資」を意識した使い方を!

【昼食】アンケート結果によると、およそ6割以上の人が昼食代を「500円以下」におさめているようです。会社に社員食堂があったり、市販のお弁当でも400円台のものは多いので、毎日ワンコインでおさめるのは可能かと思います。

でも、実はランチタイムは社内外の憧れの先輩などと交流する絶好のチャンス。昼食なら1000円前後でおさまるので、夜に飲みに行くよりもコストが安くなります。昼食代を節約するのもいいのですが、週に1度は自分の成長につながる有意義なランチも心がけることも大切ですよ。

【飲み会】1回あたりの飲み会費用は「5000円未満」が79.4%。中でも3000円台が最も多く、これは妥当な金額と言えます。飲食の量を減らし、比較的安価なお店を選べば3000円でも十分楽しめると思います。昼食と同じく、 飲み会もぜひとも話したい人と有意義な時間を過ごせるように厳選することが大切です。ある程度自分でコントロールしなければ、何かと飲む機会の多い社会人生活ではあっという間にお金がなくなってしまいます。

【食費】月々の食費は「2万~4万円未満」が47.2%で、「2万円未満」が39.2%という結果でした。実家の人もいるとは思いますが、 1カ月の食費・外食費の目安は手取り給与の15%程度と考えればよいので、これは妥当な金額ですね。何と言っても食事は健康の元。何をするにも、最も大切な資本になるのは健康な自分の体です。食費を削り過ぎるとかえって医療費や美容費がかかることもあるので、無駄を減らしながらも、意識して栄養を摂って健康管理をすることが大切です。

【服飾費、趣味・習い事、交際費、旅行】楽しみのお金は、 手取り給与の15%程度で自由に使っても大丈夫です。ただし、内容についてはできるだけ自分への「投資」になるように使いましょう。5%は浪費でもよいですが、少なくとも残り10%は自己投資、つまり「稼ぐ力」をアップさせることにつながるような使い方をしたいものです。例えば、洋服なら仕事で使える質の良いスーツを買ったり、スキルアップならビジネス書を買うことなどがおすすめです。その効果で、後にさらに豊かになれるはずです。

■貯金の具体的な「目標」を立ててみよう!

さて、社会人の皆さんの月々の貯金額は「5万円」が23.2% で最も多いようです。より高額の人も多く、社会人の貯金意識は高いようですね。

貯金の目安としては、第3回でもお伝えしたように手取り給与の25%、つまり1/4が理想的です。1/4貯金を3カ月続ければ1カ月分の生活費を貯めることができ、これを1年間続ければ、4カ月分の生活費が貯まります。例えば病気になったり、自己都合で会社を辞めるなどの緊急時にも、なんとか対応できるお金になります。

ただ「 目標なく貯金している」人が7割以上 もいるのも注目のデータ。病気、失業、老後など将来に対する不安が大きいのかもしれませんが、もう少し前向きな目標も立てられるといいですね。

目的がある人の中には、「海外で挙式する」「世界一周旅行をする」といった回答も見られますが、このように100万円を貯めて長期の豪華旅行を計画したり、1億円を貯めて早期リタイアを目指すのもよいでしょう。お金は前向きな目標がないと、つい浪費してなかなか貯まらないものです。 具体的な目標を立てると、貯金のモチベーションになりますよ。

◆「お金に関するアンケート」
調査時期:2011年11月29日~11月30日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:社会人男女500名

調査方法:インターネットログイン式アンケート (2011.12.22)

■ ファイナンシャル・プランナー 花輪陽子(はなわ ようこ)
CFP認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」2011年度相談員。元外資系の投資銀行勤務。現在は雑誌・新聞・テレビ・ラジオ出演や全国講演などを精力的に行っている。『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)、『夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。日経マネー、日経ウーマンオンライン、CREA webなどで連載。
■Twitter:@yokohanawa ■公式サイト:http://yokohanawa.com/


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