「モットー」の正しい意味や使い方は? 類語や例文を交えて紹介

2018/11/14

ビジネス用語

就職面接でよく聞かれる質問の一つに「あなたのモットーを教えてください」というものがあります。「モットー」は、就活の場だけではなく日常生活でもよく耳にする言葉ですが、意外とその正確な意味について知っている方は多くないかもしれません。今回は「モットー」の意味や使い方をご紹介します。

モットーの意味

モットーの意味・例文

まずは「モットー」の意味や使い方から学んでいきましょう。『広辞苑』によると、「モットー」は以下のように説明されています。

モットー【motto】
(西洋の封建貴族が楯・紋章などに記した題銘)
行動の目標や指針とする標語、格言。座右の銘。→スローガン
(『広辞苑 第六版』P.2790より引用)

「モットー」を聞かれた場合、「毎日○○することです」など、「日々心掛けていること」を述べる人が多いのではないでしょうか? 「モットー」は行動の目標や指針を意味する言葉なので、的を射た答えだと言えるでしょう。

それでは、「モットー」を使った例文をいくつかあげてみましょう。

・私のモットーは「出されたご飯は残さない」です。

・モットーに従って行動した結果、このようになったので後悔はありません。

・みなさんのモットーをまとめてみたところ、このような傾向がありました。

・プレゼンを行う前に、弊社のモットーをご紹介します。

また「コーポレート・スローガン」として「モットー」を掲げている会社も少なくありません。有名なものの中では、以下のような例があります。

●『日立グループ』「Inspire the Next」

●『株式会社ロッテ』「お口の恋人」

●『カルピス株式会社』「カラダにピース」

●『ライオン株式会社』「今日を愛する」

●『株式会社東芝』「Leading Innovation」

●『コスモエネルギーグループ』「ココロも満タンに」

●『トヨタ自動車株式会社』「Drive your dreams」

どれも一度は目や耳にしたことのある「モットー」ではないでしょうか?こうした企業の掲げる「モットー」を知っておけば、就職面接で話を広げたり、自分ならではの「モットー」を考えるときに役立つかもしれません。何より、自分の見識を広めるという意味でも知っておくといいですね!

モットーの由来

モットーは「motto」という英語ですが、元は同じ「motto」というつづりのイタリア語で、イタリア語の「motto」の語源とされているのが、ラテン語の「muttum」だといわれています。大本となった「muttum」は、「発声」「声を出す」「ぶつぶつとつぶやく」などの意味がある言葉で、これがイタリア語の「motto」になり、それが英語として使われ……という形で広まっていったのです。

ちなみに、『広辞苑』の説明に「西洋の封建貴族が楯・紋章などに記した題銘」とありますが、現在も諸外国の旗などに用いられている紋章に、「モットー」が記されていたりします。例えば海外の国旗ですと、ブラジルの国旗などが有名です。中央の白い帯にはポルトガル語で「Ordem e Progresso(秩序と進歩)」という「モットー」が書かれていて、その周りには九つの星座があしらわれています。ほかには、スペインの国旗にも、国章の柱の部分に「PLVS VLTRA(よりかなたへ)」という「モットー」が書かれています。

同じような意味を持つ言葉は?

「モットー」の説明に「標語」「格言」「座右の銘」「スローガン」があげられているように、これらは「モットー」と同じ意味を持つ言葉でもあります。『広辞苑』には、それぞれ以下のように記されています。

ひょうご【標語】
主義・主張・信条などを簡明に言い表した短い語句。モットー。スローガン。
「交通安全の―」
(『広辞苑 第六版』P.2394より引用)

かく-げん【格言】
深い経験を踏まえ、簡潔に表現したいましめの言葉。金言。箴言(しんげん)。
(『広辞苑 第六版』P.496より引用)

ざ-ゆうの-めい【座右の銘】
常に身近に備えて戒めとする格言。ざうめい。座左の銘。
(『広辞苑 第六版』P.1146より引用)

スローガン【slogan】
(もとスコットランド高地兵の唱える鬨(とき)の声)
ある団体・運動の主張を簡潔に表した標語。→モットー
(『広辞苑 第六版』P.1529より引用)

どの言葉も、「モットー」と同様に耳にする機会が多いものなので、それぞれの意味を正しく理解しておくのもいいかもしれませんね!

まとめ

今回は、よく耳にする「モットー」の意味や使い方についてご紹介しました。意外と「ちゃんとした意味を知らなかった……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 就活などの大事なシーンで間違った使い方をしないよう、この機会に正しい意味を覚えておくと、今後役に立つかもしれませんよ!

(中田ボンベ@dcp)

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