求人内容の中でたまに目にすることのある「インセンティブ制度」という文字。みなさんはこのインセンティブ制度とはどういった内容なのかご存じでしょうか? 今回は、インセンティブ制度について解説します。
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「何かを達成したときに報酬がもらえる」のであれば、目的を達成しようと頑張る気になりますよね。いわゆる「馬にニンジン」ですが、こうした「意欲を引き出すための刺激となる金銭報酬」のことを「インセンティブ報酬」といいます。
インセンティブ制度とは、このインセンティブ報酬を支払う仕組みを制度として定めたものです。
一般的なインセンティブ制度は、目標を達成したときに報酬が出るような仕組みになっています。目標や報酬金額、支給タイミングなどは企業ごとに異なり、例えば目標として一定期間内の売上金額、取引件数、または顧客獲得数などが多く見られるものです。
また「インセンティブ報酬が適用される範囲が部署内なのか個人なのか」にも注意しましょう。仮に個人であれば、当然ですが目標を達成した人しか報酬を受け取ることができません。
インセンティブ報酬は、一般的に基本となる給与とは別に支払われます。例えばインセンティブ報酬が10万円で、月ごとに支給される制度であれば、翌月は給与の他にインセンティブ報酬の10万円もが支給されることになります。いわゆる「プチボーナス」のようなものと考えるといいでしょう。
インセンティブ制度のメリットとしては、
・社員側……成果を挙げることで収入を増やせる
・会社側……社員のモチベーションを上げて業績拡大を図れる
といったことが挙げられます。社員にとっても企業にとってもうれしい制度といえます。
デメリットとしては、達成できた社員とそうでない社員の間で「収入格差」ができてしまうことが挙げられます。「成果を挙げていないのなら当然」という意見もあるかもしれませんが、それによってモチベーションの差が生まれ業務が滞ることが挙げられます。
企業は、社員のやる気を引き出したい一方で、できれば出費は抑えたい気持ちもあります。企業が、インセンティブ報酬を受けるための目標を「容易に達成できないもの」にすると、頑張っても達成できないため、それもモチベーションを低下させます。
また、そのインセンティブ報酬が「そもそも受け取れないものである可能性」も考えられます。例えば「基本給与は15万円と低めだけど、インセンティブ報酬の10万円を入れた25万円がもらえる」という条件の企業に魅力を感じて入社したとします。しかし、まず達成できないような厳しい目標であれば、どんなに頑張っても15万円しか受け取ることができません。いわゆる「絵に描いたモチ」です。
インセンティブ制度の導入やその中身は企業それぞれが決めるもの。制度が実際に社員に利できるものなのかは、確認しなければなりません。
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