「自律型双腕ロボット」神の領域に挑戦するエプソンのオリジナルアニメーションが神クオリティ

更新:2018/04/18

社会人ライフ

「自律型双腕ロボット」神の領域に挑戦するエプソンのオリジナルアニメーションが神クオリティ

今年に入ってから、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』、マンガ『20世紀少年』など、2015年を舞台にした作品が改めて注目されています。近未来を舞台にした作品なので、まだまだ技術的には実現していないテクノロジーやアイテムも登場するし、想像した通りの未来にはなっていないことを実感してしまいます。しかし、その一方で携帯電話やインターネットの進化など、当時では考えられなかったような技術が生活の中に取り入れられたりするなど、フィクションを超えている面もあるので、そういった点を天秤にかけて比べてみるのも楽しみ方の1つですよね。

そしてもちろん、現在もさまざまな技術革新が起こっている真っ最中。将来的には、さらに進んだテクノロジーを取り入れて、想像もできなかった生活をしているのでしょうか。一体どんな未来的な暮らしをしているのか、それはこの先の楽しみにしたいところですが、その一端を少しだけ垣間見たいという気持ちも......。

そんな未来に対する欲求を満たしてくれたのがエプソンの技術紹介ページ。このページでは、現在の技術と、将来その技術がどのように応用され、人間の生活を変えていくのかという一例を、アニメーションで見せてくれています。最近、多くの会社が自社のオリジナルアニメーションを製作したりしていますが、エプソンの場合、製品や施策の紹介だけでなく、アニメーションの中に実在の社員を登場させているところが面白い。その妙なリアリティゆえか、この動画は2014年11月に第1弾『センシングの三本の矢!』篇が公開され、以降、最終話となる第4弾『それは神の領域なのか?』篇まで公開され、100万回のYouTube累積再生回数を記録しているというのです。(2015年2月27日正午時点)

個人的に「エプソンといえばパソコン&プリンター」というイメージが強いのですが、この一連のシリーズでは、それ以外の分野での研究開発を知ることができるのもポイント。第1弾の『センシングの三本の矢!』篇では、ウェアラブル端末に代表される脈拍や位置情報、動きなどを高精度に計測出来るセンシング技術、第2弾『あたかもそこにある!』篇では、ヘッドマウントディスプレイなどに代表されるマイクロディスプレイ技術、第3弾『どんなものにでも印刷!』篇では、エプソンのお家芸でもあるプリンティング技術、第4弾『それは神の領域なのか?』篇では自律型双腕ロボットに代表されるロボティクス技術を紹介。全篇を通じて、エプソンのコアテクノロジーをテーマに、将来的に実現する(いかにもしそう)であろう未来の生活のワンシーンを見せてくれています。

また、これらのアニメーションで感心するのは、ぶっ飛んだ未来を描く映画やアニメーションと違い、現行の技術から見て、将来的に実現するであろうことが丁寧に描かれていて、妙なリアリティがあるところです。腕時計型の端末が栄養を分析して食事の指示を出したり、ヘッドマウントディスプレイを使って学校の授業を行ったり、ガソリンを入れるついでに車に好きな柄をプリントしたり、自律型双腕ロボットに茶畑でお茶摘みをさせてみたり。明日にでも実現するんじゃないかと思うようなテクノロジーが取り上げられていて、車が空を飛んだり、宇宙に行ったりするよりも圧倒的な未来感とリアリティを感じさせてくれます。

それも、実在の社員が登場(声はもちろん声優が担当しているけど)して、ネクタイを派手になびかせたり、メガネをキラリと光らせたりしながら、やけに熱く語っているのも、従来の企業紹介と違って堅苦しさがなく、親近感が沸いてしまいます。実在の人物たちもすごくかっこよく描かれているので、ご本人もまんざらではないのではないでしょうか(あと、登場する女性がことごとく美人なのも個人的にツボ。特に第2弾で車の助手席に乗っている女性。タイプです)。

これまでの企業の製品紹介はどうしても堅いものが多かったですが、ここまでハジけてくれると親しみやすいし、なによりどんな製品を扱っていて、どんな技術開発をしているのかすごくわかりやすい。お堅い企業イメージを覆しつつ、その企業の取り組みを楽しみながら知ることができるエプソンの企業PRアニメーション。下記サイトで公開しているので、ぜひ見ていただきたい。エプソンのイメージがガラッと変わること間違いなし!

http://www.epson.jp/technology...

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