「とにかく笑顔」「あいさつだけはしっかりする」......。職場の嫌いな人との付き合い方は？

たいてい、職場に１人や２人はいる、苦手だな、ウマが合わないな、と思ってしまう人。会わないようにできればいいけど職場だからそうもいかないし、ケンカしてしまうと毎日が気まずくなってしまう......。今回は、そんなストレスの元にもなりかねない、嫌いな人との上手な付き合い方を社会人500人にアンケート調査しました。

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■笑顔、あいさつ、仕事はキッチリ！

・笑顔で対応。嫌いな人だと自然と表情が固くなるので、なるべく笑顔を絶やさない。（女性／25歳／医療・福祉）
・あいさつ。震災後に頻繁に流れていた「あいさつの魔法。」のCMで「あいさつするたび仲間が増えるね」というフレーズを聞いて、あいさつって大事だと思った。（男性／25歳／その他）
・嫌いだからこそ、連絡事項などはしっかり伝えてミスがないように気をつける。（女性／24歳／医療・福祉）

職場や取引先などで、嫌いだ・ウマが合わないと感じる人との付き合いで心がけていることは？と聞いたところ、多かったのが「笑顔で対応」、「あいさつする」、「仕事はキッチリする」という意見。嫌いだからこそ相手にいい印象を与えるというのは、建設的でとてもいい方法ではないでしょうか。その他の意見を紹介します。

・あたりさわりのない話をして、なるべく波風を立てないようにする。（女性／24歳／医療・福祉）

嫌いだからといってケンカ腰になるよりは、相手を刺激しないように接する。大人の対応ですね。

・出来るだけ感情を伏せるため、徹底的にビジネスライクで対応する。（男性／34歳／金属・鉄鋼・化学）

仕事上だけの付き合い、と割り切って付き合うと接しやすくなるかも。

・嫌いでも顔には出さないようにする。（女性／25歳／アパレル・繊維）

気をつけないと、つい顔に出ちゃいますもんね。

・何も考えない。その人に対して無感情になる。（男性／25歳／情報・IT）

たしかに、考えるだけ時間のムダなのかもしれません。

・なるべく目を見て話をすることを心がける。苦手だと無意識に目をそらそうとしている気がする。（女性／25歳／学校・教育関連）

嫌いなものは見たくないからつい目をそらしてしまいそうです。

・平常心を保って、明るく元気にハキハキできるよう心で念じている。（男性／47歳／ソフトウェア）

いい心がけだと思いますが、常にそう意識して接するのは結構疲れそうです......。

・この人は変わっている人だと自分に言い聞かせて対応する。（男性／43歳／医療・福祉）

「変わっているんだから怒ってもしょうがない」とあきらめがつきそうです。

・なるべく関わり合いにならないようにする。悪口も言わない。（女性／33歳／金属・鉄鋼・化学）

悪口を言っている間、自分がイヤな気持ちになっちゃっうのって損ですもんね。

・視界に入らないようにする。（男性・29歳・機械・精密機器）

いますよね、デスクの物で、嫌いな人が見えないようにレイアウトする人（笑）。

・下手に出て、持ち上げて気分よくさせる。（女性／32歳／情報・IT）

相手をいい気分にさせておくと、こちらに害が及ばなさそうです。

・淡々と仕事の話だけをする。どうしても付き合いが耐えられなくなった場合はこちらを嫌うように自分でしむける（うわさを流す、上司にいいつける等）。（女性／36歳／商社・卸）

確かに、いっそのこと嫌われた方が楽かもしれません。

・気にせず無視。（男性／47歳／アパレル・繊維）

強い！　仕事に支障が出ないようであれば、有効な作戦かも。

・とりあえず相手のペースに合わせる。そうしないと仕事がスムーズに進まないから。（男性／44歳／情報・IT）

仕事をいちばんに考えると、多少のことはしょうがないと思えますよね。

・とにかく仕事を円滑に回すことに注力する。それが人間関係の改善にも向かうし、仕事がよければ職場は何とかなる。（男性／50歳以上／電機）

仕事がよくなれば人間関係も自然とよくなっていきそうです！

・どんな人にもいいところがあるので、それを見つけて褒めています。（女性／43歳／商社・卸）

嫌いな人にもひとつくらいいいところはあるかも？

みなさん、いろんな方法で嫌いな人とうまく付き合っているようです。波風を立てないよう、うまくやっていくのは大人として正しいことだと思いますが、それでストレスがたまってしまっては元も子もありません。時には嫌われる勇気を持って相手に接することも必要なのかもしれませんね。

文／オチアイユキ