2位「サツキとメイの家」19.4％、第1位は？　ジブリ作品に登場する好きな建物ランキング　

『となりのトトロ』や『天空の城ラピュタ』など、ジブリ作品の独特な世界観を支える要素といえば、作品の舞台となる『建物』。「あんなところに一度行ってみたい！」と思った人も少なくないのでは？　そこで今回は、社会人のみなさんに「ジブリ作品の建物」についてのアンケートを実施しました！

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Q.ジブリ作品に登場する建物でどれが一番好きですか？

1位　ラピュタ城（『天空の城ラピュタ』）33.2％
2位　サツキとメイの家（『となりのトトロ』）19.4％
3位　油屋（『千と千尋の神隠し』）10.6％
4位　グーチョキパン店（『魔女の宅急便』）10.2％
5位　ハウルの動く城（『ハウルの動く城』）8.2％
6位　地球屋（『耳をすませば』）6.2％
7位　ホテル アドリアーノ（『紅の豚』）4.0％
8位　宗介とポニョの家（『崖の上のポニョ』）2.2％
9位　カルチェラタン（『コクリコ坂から』）1.8％
（10位以下は省略）

1位　ラピュタ城（『天空の城ラピュタ』）　33.2％

・遺跡に胸がときめく（女性／26歳／医薬品・化粧品）
・マチュピチュを連想する。行ったことはないけど、ラピュタをみると行きたい気持ちが強くなる（女性／31歳／ホテル・旅行・アミューズメント）
・すごく大きな雲の中に浮かんでいるところが、夢があっていいと思う。夏になると大きな入道雲が出るので、その中に何かあるんじゃないかと妄想している（女性／27歳／情報・IT）

堂々の第1位は空に浮かぶ城こと「ラピュタ城」！　大きな雲からラピュタが出現するシーンは何度みてもワクワクしますよね。なかには「今、家の庭も含めて廃墟風にしているので憧れる」（男性／48歳／医療・福祉）など、日常生活に取り入れている人もいるようです。

2位　サツキとメイの家（『となりのトトロ』）　19.4％

・柱がボロボロで、まっくろくろすけが住んでいるのが素敵（女性／26歳／金融・証券）
・夏も涼しそう。お風呂を沸かしたりするのが大変そうだが、2週間くらい体験宿泊してみたい（女性／29歳／情報・IT）
・自分の実家とダブるので好き（女性／32歳／運輸・倉庫）

どこか懐かしさを感じる『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」が第2位。近所に住む少年・カンタに「お化け屋敷」なんてからかわれちゃいますが、一度は住んでみたいかも!?　2005年に開催された愛・地球博（日本国際博覧会）では、サツキとメイの家が展示されて話題になりましたよね。

3位　油屋（『千と千尋の神隠し』）　10.6％

・油屋のような外観の建物が好きだし、温泉宿だから普通に泊まってみたいなと思う」（女性／24歳／不動産）
・和風のような中国のような雰囲気が好き（女性／26歳／不動産）
・温泉街が好き（男性／27歳／医療・福祉）

第3位には、主人公の千尋が迷い込んだお湯屋こと「油屋」がランクイン。建物の怪しげな雰囲気と、八百万の神様が疲れを癒すという薬湯に入りたい、という意見が多数寄せられました。どうやらお疲れの様子......。

いかがでしたか？　みなさんの憧れがたくさん詰まった結果になりましたね。現在、江戸東京たてもの園では『風の谷のナウシカ』から最新作『思い出のマーニー』まで、ジブリ作品に登場する建造物のスケッチやミニチュアを展示する「ジブリの立体建造物展」を開催中とのこと（2014年7月10日〜12月14日）。この機会に、建物の観点からジブリ作品を見直すのもいいかもしれませんね。

文・清談社 大貫未来