「ひとりでBARに行った」「両親に食事をごちそうした」社会人に聞いた、記念すべき初任給の使い道

就職して初めてもらう「初任給」。社会人になった実感もわき、うれしいものですよね。せっかくだから、記念に残る使い方をした人も多いと思います。そこで今回は、初任給について社会人男女にアンケート調査を行いました。以下に具体的な使い方をいくつかご紹介します。





■両親にお礼をした！

・今まで育ててくれた親に感謝の気持ちを伝えたかったから、両親に食事をご馳走した。（男性／30歳／情報・IT）





いちばん多かったのは、両親になにかをした、という人。なかでも食事をご馳走した人が多かったです。





・今まで苦労をかけたので、両親を熱海に連れて行ったら、本当に喜んでくれてうれしかった（男性／26歳／農林・水産）





ステキな思い出をプレゼントされましたね〜！





・初任給は渡そうと決めていたので、全額お母さんにあげた。初任給を渡した翌日に高い肉を買ったよと喜びのメールが来た（男性／22歳／情報・IT）





全額あげるというのはスゴイ！ 息子さんのお給料で買ったお肉は格別においしかったことでしょう。





・今までは親がお金を出していたから、全額親に渡した。初任給を見た元社長なオヤジは「こんな程度か」と言った（男性／58歳／情報・IT）





こちらも全額渡した人。お父さんは若干イヤミですが、内心嬉しかったでしょうね。





■自分に使った！

・リクルートスーツしか持っていなくてかっこいいものがほしかったから、自分のスーツを買いました。6万もするスーツを買ってものすごい満足感だった（男性／31歳／運輸・倉庫）





いいスーツを買うと、自信を持って仕事ができそうですもんね。



・初任給をもらったとき「これで立派な大人の仲間入りだ！」と思い、その勢いでひとりでかっこよくBARに行ったが、慣れてないので落ち着かず、結局1杯だけ飲んですごすごと帰った（女性／40歳／医療・福祉）





緊張しちゃいますよね〜。でも「ザ・大人！」ってカンジがするのはわかります！





・友達とみんなで給料をにぎりしめて飲みに行った。（男性／28歳／建設・土木）





楽しそうですね〜！ つい高いお酒とか頼んじゃいそうです。





・親からは、社会人になったら一切援助はないと言われていたので、生活費と５月連休に帰省したので、その費用で消えました（男性／44歳／情報・IT）





一人暮らしの人は、ご両親になにかしてあげられる余裕がなかったという人も多かったです。





・初任給が入るまで極貧生活を送ってきた反動で一気に使いすぎ、すぐに極貧生活に戻った（女性／30歳／機械・精密機器）





お金って、使うのはあっという間なんですよね（笑）。





・自己投資が一番効率の良い投資だから、全て自分に使った（男性／25歳／団体・公益法人・官公庁）





こんな人もいるんですね〜。確かに合理的な考え方だと思います。





・当時の自分としてはちょっと高い指輪をひとつ買い、いまも大事にしている（女性／32歳／その他）





記念に残るものを買うって、いいですね！





■その他

・将来のために貯金をした（男性／37歳／建設・土木）





両親になにかをしてあげるというのと同じくらい、「貯金」という答えは多かったです。





・今後その給料で生活していくので、臨時収入ではない初任給は通常の生活に充てて今後のやりくりの目処を立てるのに使用した（女性／40歳／商社・卸）



しっかりしてますね〜！　



・忙しすぎて使うヒマがなかった。現場配属で、平日休みだったので、遊ぶこともなく休みの日は寝ていた......（女性／31歳／ホテル・旅行・アミューズメント）





とにかく無我夢中だったんですね......。





ご両親になにかしてあげたり、貯金をしたという人が多い一方で、生活費に消えていったという人も多く、実家と一人暮らしの人とではかなり状況に差があるな、という印象を受けました。でも、どちらにせよ初任給というものをもらえるのは人生で一度きり。どうせなら何かしら特別なことをして、記憶に残したいものですね。これから働いて初任給をもらう予定だという人は、今から何をするか考えておくのも楽しみが増えていいのではないでしょうか？





（文／オチアイユキ）





調査時期：2015年2月

アンケート：フレッシャーズ調べ

集計対象数：社会人462人　（インターネットログイン式アンケート）