二度目の初恋は儚くて。浮かぶコットン

作品のあらすじ

自分の顔が嫌い。 この顔のせいでいじめられてきた。友達も離れていった。 でもね、そんな私の味方で居続けてくれた人がいたの。──私のおさななじみで、初恋の人。 容姿にコンプレックスを抱える高校生の咲久（さく）。 そんな咲久のもとに、引っ越して行ったはずの幼馴染・真宙（まひろ）が訪れる。 しかし真宙は、離れていた3年間で豹変していて──！？ 傷ついた心を癒す、あたたかくも切ない恋のお話。 表紙▶GIRLY DROP

応募理由

今回応募したのは、大学生のうちに小説執筆に真剣に向き合いたいと思ったからです。 小学生の頃から小説を書いてきましたが、自分の楽しさを優先してきて公募やコンテストの経験はほとんどありません。 社会に出る前に一度、何かに真剣に取り組みたいと思い、そのための挑戦として応募いたしました。

意気込み

「好きになる瞬間」というキュンとするテーマを目にして、私の頭に浮かんだのは「叶わない状況になってから自分の気持ちに気づく」という悲しいストーリーでした。 恋にはキラキラとしたイメージがありますが、その裏には切なさや儚さもあるなと思い、そちらに焦点を当てました。 何度も書き直してなんとか形にすることができ、ホッとしております。