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こんにちは!
ガクラボメンバーのみくとこはるです。
今回は、映画『女神降臨』の撮影現場に潜入してきました!キャストの方々やたくさんのスタッフさんたちで作り上げられる撮影現場をレポートします。
チャレンジしたのは、高校2年生のこはるさんと高校3年生のみくさんです。
チャレンジミッション


早速、撮影現場に潜入!
私たちは、撮影している部屋の隣にお邪魔させていただき、チェック用モニターで見学します。この部屋には、監督さんをはじめとする多くのスタッフさんがいて、撮影シーンを見守ります。
撮影現場に関わる人たち
撮影現場には、監督・助監督・映画プロデューサー・カメラマン・音響・演者・ヘアメイクなど多くの方が関わっています。映画『女神降臨』の現場では、それぞれどのような動きをしているのか、6種の職業をご紹介します!
映画監督:星野和成監督
映画プロデューサー:古林茉莉さん
高校生による高校生のためのお仕事図鑑~Vol.2映画プロデューサー古林茉莉さん~
現場と音響さんのいる部屋を行き来して、撮影したシーンごとにモニターでしっかりチェックをしたり、動画を撮ったりしていました。自分の描いた企画と照らし合わせているようです。演者さんたちのかっこいいシーンでは大絶賛する姿もありました!
こはるさん
撮影している場に行って確認をしたり、撮影中はモニターチェックを行ったりと忙しそうでした。演者の方とコミュニケーションを取り、良い空気をつくって撮影を進めていて、驚きました。その他にも、スケジュール確認やその後の動きの確認、監督さんとシーンの確認など止まることなく動いていました。見学させていただいた現場だけでもこの忙しさですが、撮影前に企画書を作ったり、原作者さんとの契約やキャスティングを行ったりと、かなり重要な立ち回りのため、すごく大変で難しいお仕事だと感じました。
みくさん
助監督
首の角度や目線、表情を変えるタイミングなど細かいところまで演者の方に伝えていました。1人の役者だけでなく、カメラに映る人全員のバランスや位置もしっかり確認していました。
みくさん
カメラマン
同じシーンでも違う位置からの撮影があるので、画角などを細かく確認しながら撮影し、演者さんの動きを見ながら画角を動かしていくテクニックがすごいなと思いました。カットの途中でレンズの交換をすることで、次のシーンもスムーズに撮り始められるようです!
こはるさん
バンドで演奏するシーンは、カメラはレールを使っての撮影。こちらも3人それぞれの顔アップと、全体の撮影。全体の撮影でも、ひとりひとりの顔に焦点を当てて1カットで撮っていました。それぞれの顔に移り変わるところでは、前のシーン同様に、ぼやける瞬間が全く無く、一瞬にしてピントを合わせていました!レールを使っているので、台車の上にカメラを置いていて、台車を押す人もいます。この方は、早くても遅くてもいけません。同じ一定のスピードで押さなければいけないのです!また、このシーンはカメラの種類も変えての撮影だったので、シーンや撮るものによってカメラや機材も変えていてすごいなと思いました。
みくさん
ヘアメイク
カットがかかるとすぐに演者の方に駆け寄り、ヘアメイクの確認をします。崩れやすい前髪をしっかり整えたり、シーンがつながるように細かくメイクを直したりしていました。スプレーをくしにつけることでちょっとした乱れを整えられるテクニックに驚きました!ヘアメイクさんの中には、1人のキャストさんを3人でセットすることも。衣装も細かくチェックし、襟や肩の位置など直していました。
こはるさん
現場には欠かせないヘアメイクさんや衣装さん。こちらも1人ではなく、5人ほど現場にいました!カットがかかる度にお直しします。キャラクターによっては、腕まくりした方がキャラクターに合っていればそちらに直したりします。撮影によってはピンマイクを衣装の下につけているので、カメラに映りこまないように調整などもします。この方々のおかげで、何度も撮っているはずなのに、時を戻したように、同じシーンを見ているようでした!
みくさん
演者:渡邉圭祐さん、綱啓永さん、宮世琉弥さん
同じ演技でも画角を変えて撮影していくのですが、頭を搔く手の角度などの細かい動作、声のトーンが全く同じで、凄いなぁと見入ってしまいました。本番前に音声さんやカメラマンさんと楽しくお話していた3人でしたが、「本番行きます」の合図で全く違う表情になり、一気に役者モードに。空気も変わっていてびっくりしました。カメラのまわっていないタイミングもセリフの練習をしたり、バンドシーンで弾く楽器の動作練習をしたりと役者の方の努力を少し覗くことができて嬉しかったです。
こはるさん
早朝からの撮影で疲れているはずなのに、和気あいあいとしていました!カメラに写っていなくても、カットがかかるまで演じていました。目やオーラで感情が伝わってきて、これがプロフェッショナルか…となりました。監督さんと場当たりや、演技指導を入った次のカットから直されていて、吸収してから実践するのがとても早かったです。そのため、何度も撮っているのに、巻き戻して違う角度で見ている気分になりました!
バンドの演奏シーンでは、実際に楽器をもっての撮影。
俳優さんの努力家なところが垣間見えました。
みくさん
撮影現場でのワンシーンをお届け
楽しそうな雰囲気で私たちも笑顔になりました!撮影シーンの間には、スチール撮影やオフショットも同時に撮っていて、大忙しなんだなと感じました。
バンドシーンのため、音楽関係の方もいらして、たくさんの方が見守る中で素敵なシーンが撮られていました。毎シーン、ご本人たちもモニターチェックしていて、スローで表情のチェックをしている姿もありました!
映画の撮影現場に関わる方々についてしっかり調査することができたので、ミッションクリア★
こはる:スタッフさん、役者さんたちは本当に仲が良く、素敵な方々にお会いできて光栄でした!その場にいる全員がお仕事を楽しんでいて、とても暖かい空気に包まれた素敵な現場に少しでしたが入ることができて、楽しかったです。作品の完成がとても楽しみです!
みく:映画現場は、想像以上にスタッフさんがたくさんいて驚きました。それぞれの役割を実際に見ることができて、さらに映画が好きになりました!今回の撮影現場では、笑いが多く、その場にいた全員がキラキラした姿で仕事をしていました。素敵な人たちが集まることで素敵な作品が生まれるんだなと思いました。もちろん、本番が始まると皆さん顔つきが変わり、かっこいい姿を見ることができて楽しかったです。
映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』
地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、不登校になってしまった麗奈。しかしメイクとの運命の出会いが、彼女の人生を大きく変える――ゼロからテクニックを学んで努力を重ねた結果……誰もが振り向く<女神>へと大変身を遂げたのだ!転校先で完璧な人生を再スタート!……と思いきや、とある偶然から、学年1位の頭脳をもつクールで謎多き同級生・神田 俊に「トップシークレット」を見抜かれ、秘密の口止めと引き替えにまさかの主従関係に!?さらに俊との距離が近づいたことで麗奈は、彼と「ある過去」を共有するもう一人の同級生・五十嵐悠からも、次第に目をつけられていく…。
こんなはずじゃなかったのに……!私の人生、どうなっちゃうのー!???
取材・文/みく、こはる(ガクラボメンバー)
編集部/マイナビティーンズ編集部
撮影現場とチェックルームを行き来しています。演者さんやカメラマンの方に細かく指示をして、その場で思いついた演出なども加えていきます。
準備の時間にギターを手に取り、弾き始めて周りのスタッフさんたちを笑顔にしていました。その姿に私たちも思わず笑ってしまいました…!多彩な監督さんらしいです♪
こはるさん