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クリスマスが終わると、あっという間にお正月モードに切り替わる日本。年末の風物詩といえば、2025年に第76回目の放送を迎えるNHK『紅白歌合戦』もそのひとつです。しかし昨今、視聴スタイルの変化や他コンテンツの台頭などで、生放送を最初から最後まで見る…という人が減りつつあるのだとか。そこで今回は、「今年の『紅白歌合戦』をリアルタイムで見るか」について高校生に聞いてみました。
Q.今年の紅白歌合戦をリアルタイムで見ますか?
リアルタイムで見る……60人(62.5%)
リアルタイムで見ない……36人(37.5%)
約6割の人が『紅白歌合戦』をリアルタイムで見ると回答。若者の「テレビ離れ」が叫ばれるなか、半数を超える人が視聴を予定していることが分かりました。それぞれの理由をピックアップしてご紹介します。
リアルタイムで見る派の理由は?
■韓国アイドルの出演が楽しみ!
・「韓国アイドルのパフォーマンスが楽しみです」(女性)
・「『ILLIT』が楽しみです。世界観が素敵でダンスが、大好きだし、可愛いからです。音楽が大好きなので、他のアーティストの曲も、とっても楽しみでワクワクしております」(女性)
・「『ILLIT』などの韓国アイドルや『&TEAM』が出るから」(女性)
・「『aespa』をみるから」(女性)
「リアルタイムで見る派」の理由で最も目立ったのは「韓国アイドルが出るから」でした。今回が2回目の出場となる「ILLIT」、初出場となる「aespa」などガールズグループの名前がよく見られたほか、おなじく初出場となる多国籍ボーイズグループ「&TEAM」への期待も高いようでした。
■日本のアイドルグループも大人気
・「FRUITS ZIPPERなどのかわいいプロジェクトのアイドルが出るから」(男性)
・「KAWAII LAB.のアイドルが出るところがポイント」(女性)
・「King & Princeが楽しみすぎるー!」(無回答)
・「キンプリ♡」(女性)
日本のアイドルグループも注目度では負けてはいません。きゃりーぱみゅぱみゅが所属するアソビシステムの新プロジェクト「KAWAII LAB.」出身の「FRUITS ZIPPER」や、3年ぶり6回目の出場となる「King & Prince」などの名前があがっています。
■いろいろなアーティストが見られて面白い!
・「好きなアーティストが出るから」(男性)
・「推しが出るから」(女性)
・「いろんな歌手が出て面白いから」(女性)
また、『紅白歌合戦』の醍醐味といえば、世代を超えたアーティストが一堂に会しパフォーマンスやコラボレーションを行うこと。好きなアーティストや推しが目的という人はもちろん、色々な歌手を見たいという需要も健在なようです。
注目しているアーティストとしてあがっていた名前は、女性歌い手である「Ado」、Z世代の若者から絶大な指示を集める「ちゃんみな」と彼女がプロデューサーを務めている7人組ガールズグループ「HANA」、3人組ポップロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」など。また、3年連続で司会を務める有吉弘行に対しても「有吉が好き♡」というコメントが寄せられていました。
■そのほか、習慣になっているという声も…
・「お正月と言えば紅白だから」(女性)
・「見るのが習慣となっており、面白いから」(男性)
大晦日の長寿番組として長く親しまれてきた『紅白歌合戦』。年末の風物詩という印象は未だ薄れていないようです。
リアルタイムで見ない派の理由は?
■期待していたアーティストが出場しない…
・「期待していたアーティストが出演しないから」(男性)
・「好きなアーティストが出ないから」(男性)
・「特に好きなアーティストがいない」(女性)
「リアルタイムで見ない派」の声として目立ったのは「期待していた(好きな)アーティストが出ない」でした。近年は、視聴者のニーズと番組側のずれが顕著になってきているのかもしれません。
■ほかに見たいものがある!
・「他にも興味があるものが沢山あるから」(女性)
・「他に見たいのがあるから」(女性)
・「別の用事があるから」(男性)
・「家のやることがあって、時間が無いから」(男性)
また、「ほかにみたいもの(やること)がある」というコメントも多くみられました。YouTubeやNetflixなどの配信サービス、ゲームなど、大晦日でも楽しめる娯楽がたくさんある現代は、「ながら見」需要もあまり高くはないようです。
■そもそもテレビが…
・「テレビが家にないから」(女性)
・「テレビをそもそも見ないから」(男性)
そもそも「テレビを所有していない」、「テレビを見ない」なんて声もちらほら。『紅白歌合戦』はインターネット配信でもリアルタイム視聴が可能ですが、周知が追いついていないのかもしれません。
『紅白歌合戦』をリアルタイムで見るかは、出場者が誰かということに大きく影響されていることが分かりました。ただし「テレビが家にない」という層も増えつつあり、テレビ媒体や出場者にどう興味をもってもらうのかが、今後の大きな課題になってくるのかもしれませんね。
文・OFFICE-SANGA
調査時期:2025年12月
アンケート:『マイナビティーンズ』調べ
集計対象数:高校生96人(WEB調査)