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日頃お世話になった人への感謝を伝える日本独自の文化“年賀状"。奈良時代から続く「年始回り」を起源としたこの習慣は、明治時代に郵便制度が整い官製はがきが登場したことで急速に広まりました。しかし近年、年賀状の発行枚数はメールやSNSは普及によって、減少の一途をたどっているといいます。そこで今回は、「今年、年賀状を出すか」について高校生に聞いてみました。
Q.年賀状を出しますか?
出す……27人(28.1%)
出さない……69人(71.9%)
年賀状を出す予定があるか聞いたところ、約7割が「出さない」と回答。多くの人が、年始の挨拶を年賀状以外で済ませることが分かりました。「出す」と答えた人が送る相手と、「出さない」理由について、寄せられたコメントをご紹介します。
年賀状を出す相手は?
■友だちや親戚への挨拶のため
・「写真を載せた年賀状を、友達に出します。従兄弟や親戚にもだします。色んなイラストを描きます」(女性)
・「友達に挨拶」(女性)
・「クラスメイトにちょっとふざけた年賀状」(男性)
友だちやクラスメイト相手に、いろんなイラストを描いた年賀状、ちょっとふざけた年賀状を出したという声が寄せられました。年賀状を出す方も楽しみながら書いているのが素敵なところですね。
■目上の人へ日頃の感謝を伝えたい
・「お世話になった人」(女性)
・「親戚」(男性)
・「友達や祖母」(女性)
・「先生、先輩」(男性)
年賀状はお世話になった人、親戚、先生など、目上の人に日頃の感謝を伝える手段としてもぴったり。メールやSNSでは伝えにくいことも、上手く伝えられそうな気がします。
年賀状を出さない理由で多かったのは…
■もっと便利なツールがあるから
・「LINEなどで新年の挨拶ができるから」(男性)
・「LINEで完結するから」(女性)
・「年賀状じゃなくて、メールで気持ちを伝えるから」(男性)
「LINE」などのツールを使って新年の挨拶をするという人が多数を占めました。時代ごとに使われているコミュニケーションの方法は違うため、むしろこちらが現代のスタンダートと言えるのかも知れません。
■お金や時間がもったいない!
・「SNSで気軽に年始の挨拶ができるし、ハガキ代がもったいないから」(男性)
・「お金がかかる」(女性)
・「時間がないから」(女性)
いくら安いものでも値上げには敏感に反応してしまうというもの。実際、値上げ後に年賀状の発行部数が急激に減少したと言われています。また、忙しくて時間がない…というもの理由としてあるようです。
■出す習慣がそもそもない
・「出す習慣がない」(男性)
・「出す相手がいないから」(男性)
・「出すような相手が居ない、DMで十分」(女性)
もともとそうした習慣がない、という声も届いています。たしかに習慣化されていなければ、わざわざ出そうという気持ちにはならないかもしれません。逆にこうした人が出す習慣を持った時に、病みつきになることもあるかも…。
■みんなが出さなくなったから
・「最近は出さない風潮だから」(女性)
・「昔は出していたけど、今は今まで出していた人たちも出さなくなったから」(女性)
・「来たら返すが、そもそも来ないから」(男性)
「最近は出さない風潮だから」と、世の中の流れに乗っている声もあがっています。「今まで出していた相手からも年賀状が来なくなった」というコメントもあり、年賀状も変化が求められているのかもしれません。
「年賀状は昔からの伝統」と感じられるようになってきたということは、時代の変換期に差し掛かっているのかもしれません。無くなることを防ぎたい気持ちもありますが、新しい新年の挨拶の形が生まれるのも、また楽しみな気がしますね。
文・OFFICE-SANGA
調査時期:2025年12月
アンケート:『マイナビティーンズ』調べ
集計対象数:高校生96人(WEB調査)