Frame side left
Frame side right

【2024年】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

D62615c6437f2b097371

CONTENTS

2024年のトレンドランキングは、ヒト部門・ウタ部門にて「Mrs. GREEN APPLE」が2冠を達成。アーティストの「こっちのけんと」は楽曲やダンスと合わせて、ヒト部門・コトバ部門・コト部門の3部門で上位ランクインとなりました。

コト部門では「焼きポンデ作り」や「氷タンフル作り」といった10代女子でも手軽に購入できて、真似しやすい簡単アレンジレシピが話題に。

モノ部門ではフードが上位にランクイン!この2~3年はコロナ禍の影響もあり、外出先で購入したものを皆で食べる、ということ自体が下火になっていましたが、2024年はサーティワン アイスクリームの「よくばりフェス」や丸亀製麺の「うどーなつ」など、手軽に皆で食べられるスイーツの人気が戻ってきた印象です。

計5部門のトレンドランキング最新版をお届け!さらに今回3部門でTOP3にランクインを果たした「こっちのけんと」さんからの受賞コメントも掲載しています。

■ヒト部門編

1位 『Mrs. GREEN APPLE』

現在、大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人で活動するアーティスト「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)がヒト部門1位に。2024年は5カ月連続でシングルをリリースするなど精力的な活動が続き、今回のランキングではヒト部門・ウタ部門の2冠を獲得。
10代女子へのインタビューでは『ミセスの曲はいつも話題になる!』という声も多く、まさに彼女たちの”青春バンド”としての地位を確立しているようだ。最近はバラエティ番組への出演など各メンバーがフォーカスされ、ますます人気を集めている。

2位 『こっちのけんと』

楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広い活動を行うマルチクリエイター「こっちのけんと」が2位にランクイン。2024年5月に「はいよろこんで」をリリースすると、キャッチーなメロディーとその音楽に合わせて踊る「ギリギリダンス」がTikTokで流行し、瞬く間に話題に。コト部門、ウタ部門でも3位を獲得し、10代女子のトレンドの中心となった。「緑のマルチアーティスト」をキャッチコピーとし、緑のメガネや髪色がアイコンとなっているのに加え、俳優・菅田将暉の弟としても注目を集めている。

ヒト部門2位『こっちのけんと』受賞コメント

なななんと…!?本当にありがとうございます。僕としても今年は結婚やら「はいよろこんで」リリースやら大きく人生が動いた年でございました。そんな自分のメモリアルな年にこのような嬉しいランキングにも載せていただき本当にありがとうございます。 来年もがんばります!!!

3位 『出口夏希』

2024年上半期ランキング7位から一気に3位へと急上昇。10代女子が今最も注目している女優のひとり。4月にフジテレビ系連続ドラマ「ブルーモーメント」のヒロインや、8月には映画「赤羽骨子のボディガード」のヒロインを務め、話題となった。
大人びた雰囲気の中に可愛らしさを兼ね揃えた彼女の魅力に今後も目が離せない。

4位 『IVE』

2021年デビューの6人組韓国ガールズグループ「IVE」がランクイン。10代女子の間では2024年に公開された「HEYA」という曲が振り付けとともにTikTokで流行ったようだ。
日本のバラエティ番組にも多数出演、さらに9月にはワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」のファイナル公演として、初の東京ドーム公演を開催。2日間で95,800人を動員する熱狂ぶりを見せた。

5位 『向井康二』

男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。フジテレビ系列のバラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」ではドッキリクリエイターとしてレギュラー出演を務め、同番組から誕生した自身が扮するヒーロー「マッサマン」が若年層から絶大な支持を受けている。
2024年は雑誌の表紙や「お台場冒険王2024」でメインキャラクターに就任するなど「マッサマン」としての活躍が広がり、10代女子の間でも定着しているようだ。

■コト部門編

1位 『焼きポンデ作り』

ミスタードーナツの定番商品「ポン・デ・リング」をフライパンで焼くアレンジレシピ「焼きポンデ作り」がコト部門1位に。焼くだけという簡単なアレンジなのに、新たなポン・デ・リングの味わいが楽しめるとSNSを中心に話題となった。
手軽に購入できて、自分たちでも試しやすいアレンジということもあり、10代女子の間でもSNS上で見て楽しむだけでなく、実際に試してみたという人も多かった。

2位 『氷タンフル作り』

韓国語でフルーツ飴を意味する「タンフル」が派生し、冷凍フルーツを氷水に入れるだけでアレンジになる「氷タンフル作り」が今年の夏SNSで話題となった。
TikTokでは失敗しない作り方やパリッとした食感を伝えるASMR動画が多数投稿され、新感覚でヘルシーなスイーツとして反響を呼んでいたようだ。

3位 『ギリギリダンス』

ヒト部門2位にランクインした「こっちのけんと」のシングル「はいよろこんで」のサビに合わせて踊る「ギリギリダンス」がコト部門としても3位にランクイン。
TikTokでは多くのインフルエンサーがダンス動画をアップし、本人も「ME:I」や「Da-iCE」「NiziU」など様々なアーティストと一緒に踊ったコラボ動画を投稿すると100万再生を超えるなど反響が大きく、10代女子の間では知らないという人がいないほど話題になっていた。

コト部門3位『ギリギリダンス』受賞コメント

本当にありがとうございます!ここ最近仕事でお会いした方や街中でお声がけしてくださった方が「うちの子供がよく歌って踊ってます!」と言ってくださっているのがとても嬉しいです。制作当初の歌詞は「Get it Get it done」だったので、カタカナ表記にして本当によかったなと思いました。これを機に少しずつ人生について考えるきっかけになっていただければ幸いです。ほんっっっっっっとうにありがとうございます!!!まだまだがんばります!!

4位 『海のはじまり』

2024年7月期の月9ドラマがランクイン。2022年に話題となったドラマ「silent」チームが再集結した、目黒蓮主演の完全オリジナルストーリーとあって、放送開始前から話題となった。
さまざまな“親子の愛”をテーマとしており、視聴していた10代女子からは、『重い内容で現実世界でもありえるストーリーを簡単に扱わず、しっかり物語にして毎回釘付けでした』という声もあった。

5位 『西園寺さんは家事をしない』

2024年7月期ドラマで、明るくポジティブな西園寺さんを中心に「偽家族」という新たな関係からお互いを理解し、心を通わせていくハートフルラブコメディ。その爽快なストーリーに加え、子役の倉田瑛茉ちゃんが10代女子の間で話題に。
「~だよねぇ」という劇中の語尾や、ドラマオフショットのSNS動画では、父親役の松村北斗と本当の親子のように過ごす姿が可愛すぎるという声が多かった。

■モノ部門編

1位 『サーティワン アイスクリーム「よくばりフェス」』

サーティワン アイスクリームが2024年5月に開催した期間限定のキャンペーン。(※現在こちらのキャンペーンは終了しております。)
好みのアイスクリームを3つ選べる「トリプルポップ」の購入者を対象に、プラス100円(1コにつき)でスモールサイズよりやや小さいポップスクープサイズのフレーバーを最大7個まで追加でき、計10個のフレーバーを一度に購入できると話題になった。
インタビューでは『友達とカラオケで分けて食べた』『期間中に4回行った』など、10代女子の間でも盛り上がった様子が伺えた。

2位 『焼き芋 香ばしカラメル フラペチーノ』

スターバックス コーヒーから毎年人気の焼き芋フラペチーノが、今年はカラメルソースを合わせた秋の新作として登場。
インタビューでは『スターバックスの焼き芋フラペチーノは間違いない』『焼き芋が好きな子が多いから、毎年楽しみに待ってる人が結構いる』など、熱量の高いコメントがいくつも出た。
期間限定の商品にも関わらず、熱烈なファンを獲得しており、去年のフラペチーノとの違いも楽しみながら満喫しているようだ。

3位 『丸亀うどーなつ』

2024年6月から丸亀製麺の新商品として販売されているうどんから生まれたドーナツの「丸亀うどーなつ」がランクイン。発売当時は「きび糖味」と「やみつきカレー味」の2種類で、おやつとしても軽食としても人気だったようだ。
気軽に入れる丸亀製麺でフラッと寄って買って食べられる手軽さと、もちもちとした食感が美味しいと、10代女子からも好評だった。

4位 『グリークヨーグルト』

日本ではギリシャヨーグルトとして親しまれているヨーグルトのことで、韓国で流行り、その流れで日本でも流行している。韓国のグリークヨーグルトは日本で販売されているものよりもさらに水分が少なく、濃厚でもったりクリーミーな食感が特徴だ。
原宿竹下通りに韓国グリークヨーグルト専門店がオープンしたのを皮切りに、韓国のグリークヨーグルトブランドのフラッグシップストアが表参道にオープンするなど、人気が高まっている。

5位 『盛り耐性なしメイク』

「盛り耐性」とは華やかな装飾に耐性があるかどうかを指す言葉。濃いメイクや華やかなメイクではなく、素材を生かしたシンプルなメイクが似合いやすいタイプのことを「盛り耐性なし」と呼ぶ。
その「盛り耐性なし」のタイプに似合うメイク方法を10代女子は「盛り耐性なしメイク」と呼んでいるようだ。アイラインを薄め・短めにしたり、カラコンは小さめなものを選ぶなど、マネしやすいのが人気の理由のようだ。

■コトバ部門編

1位 『おい、笑える』

一般女性が偶然発した「おい、笑える」という感想を撮影した動画がSNSにアップされると、その言い回しや間の取り方が面白いと話題になった。
10代女子へのインタビューでは、『学校でなにか面白いことがあった時に「おい、笑える」と返す』といった声もあり、日常でも使うコトバとして流行ったようだ。

2位 『風呂キャンセル界隈』

文字通り、入浴・シャワーを浴びないということを意味する。面倒くさい、気力がないといったマインドから来ているコトバで、10代女子からは『友達との夜の電話で「もう遅くなったから風呂キャンセル界隈」などとふざけて話したりする』といった声もあった。
さらに派生してなにか面倒なものがあった時に「〇〇キャンセル界隈」などと表現し、幅が広がっているようだ。

3位 『ギリハッピー』

ヒップホップユニットのKOMOREBI(コモレビ)の曲である「GiriGiri」がTikTokの音源として流行した。サビのフレーズ「ギリ・ギリ・ギリハッピー」に合わせて踊る「ギリハピダンス」が10代女子の間で流行。
やがて「ギリハッピー」というコトバとして普段使いするフレーズへと派生したようだ。

4位 『しかのこのこのここしたんたん』

2024年7月期のテレビアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ「シカ色デイズ」のイントロ部分がTikTokの音源として流行。「しかのこのこのここしたんたん」というフレーズを繰り返しながら、踊るダンス動画は中毒性があり、Z世代の間ですぐさま話題に。
10代女子へのインタビューでは、ほとんどの人が呪文のようにこのフレーズを言えるほど浸透していた。

5位 『菊池風磨構文』

アイドルグループ「timelesz」の新メンバー募集に密着したオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」内で、参加者に指摘した菊池風磨の「~ようじゃ無理か。~はね、~しておかないと」のフレーズが「菊池風磨構文」として一大ブームに。
SNSでは何かを注意する時や自虐ネタなど構文を使った様々なパターンが投稿され、10代女子の間でも大きな話題となったようだ。

■ウタ部門編

1位 『「ライラック」Mrs. GREEN APPLE』

「ライラック」は5カ月連続シングルリリースの第一弾としてリリースされた楽曲で、瞬く間にTikTokで拡散され話題になった。別で行った10代女子へのインタビューでは、その場にいたほぼ全員が流行った曲として挙げており、彼女たちが皆で口ずさむ姿が印象的だった。
以前から10代に人気な「Mrs. GREEN APPLE」だが、今年は曲だけではなくヒト部門でも1位を獲得しており、アーティストにも注目が集まっている。

2位 『「Magnetic」ILLIT』

今最も若年層からの注目度が高いK-POPアーティストの1組である「ILLIT(アイリット)」のデビュー曲。2024年3月にリリースされた楽曲にも関わらず、根強く10代女子に人気の様子だ。
YouTubeの公式MVは1.5億回(2024年10月時点)を記録し、SpotifyではK-POPガールグループのデビュー曲史上、最速で累計再生数1億回を突破。K-POPになじみのない層も「一度は聞いたことがある」と言うほどの大ヒットとなった。

3位 『「はいよろこんで」こっちのけんと』

コト部門にランクインしている「ギリギリダンス」の音源として、10代女子の間で爆発的な人気を得た。一度聴いたら耳から離れなくなるメロディと、メッセージ性の強い歌詞も共感を呼び、YouTubeの公式MVビデオは1億回を突破(2024年10月時点)。
歌っている「こっちのけんと」自身もヒト部門でランクインするなど、曲・ダンス・アーティストの3拍子全てに注目が集まる、2024年を代表する1曲となった。

ウタ部門3位『はいよろこんで』受賞コメント

本当にありがとうございます。この楽曲は僕だけでなく共同作曲のGRPさんやMV制作のかねひさ和哉さんやこっちのけんとチームの皆様全員で愛情を込めて作った一曲なので、みんなでこの喜びを分かち合いたいと思います。僕の人生だけでなく色んな意味で、色んな人の人生も変わってきている一曲なので、今後も愛していきたいと考えています。 改めましてこの度はありがとうございました。まだまだがんばります!

4位 『「きゅるりんしてみて」きゅるりんってしてみて』

“女の子の「カワイイ・リアリズム」を追求する”をコンセプトに活動している日本の女性アイドルグループ、通称「きゅるして」の楽曲がランクイン。
『TikTokのおすすめに流れてきた』『推し関連のTikTok動画のBGMによく使われてた』など、やはりTikTokで知った子も多く、サビに合わせてテンポよく踊るダンスも流行ったようだ。

5位 『「I wonder」Da-iCE』

TBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の主題歌として起用され、そこからキャッチーなメロディーと歌詞とリンクした印象的な振り付けが話題となり、TikTokで総再生回数7億回越えの爆発的なヒットを記録した。
K-POPアイドルがこぞってダンスを投稿するなど、日本にとどまらず韓国でも人気となっていて、『TikTokでよく流れてきた』と言う10代女子も多かった。

※ランキングの詳細は、「マイナビティーンズラボ」で公開中!
https://cm-marketinglab.mynavi.jp/column/trendranking2024/

『マイナビティーンズラボ』とは?

「マイナビティーンズラボ」は、ティーン向けプロモーション事例やティーンの最新トレンド、7,000名以上のJKメンバーで自主調査したリサーチデータなど、ティーンのプロモーションをお考えの方に役立つ情報発信を行うサイトです。(https://cm-marketinglab.mynavi.jp/teenslab/
なお、10代女子へのトレンド調査・ランキング発表は2015年から行っており、今年で10年目です。

この記事をシェア!
  • Icon line
  • Icon x
  • 関連記事
    C7504f029580680c5927

    【2024年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!