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10月19日(土)、幕張メッセ9-11ホールで開催された「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」に出演した田中樹さん。大型ファッションイベントのMCに初挑戦だけでなく、ランウェイのトップバッターを飾り、会場を大いに沸かせました。
田中樹さんに囲みインタビュー!
「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」のゲストMCに決まった時の心境を教えてください。
バラエティ番組などではMC経験があると思いますが、今回のイベントでのMCとの違いなどありましたか?
どこまでちょけていいんだろう…となりました(笑)。オシャレでかっこいい方たちがランウェイを歩いているのをギリギリまで目視しているので、出て行くときに「どうも~!」と言っていいのか、などの難しさはありました。バラエティよりライブに近い感覚なので、リラックスはできてます!
田中さん
ゲストMCが決まったとき、メンバーからの反応はいかがでしたか?
どうなんですかね、決まったときもそのあとも会えていなくて。ただ、個人の仕事も決まったときにサラっと伝えていて…「いいじゃん、頑張って!」くらいのラフなやり取りはあったと思います。
田中さん
裏では何をして過ごしていますか?
ご飯を食べているか、携帯をいじっているか…普通に過ごしています。山里さんと話したり、過去に共演した方に挨拶したりはありますけど、基本一人で漫画を読んでいます。
田中さん
トップバッターでランウェイを歩かれましたが、いかがでしたか?
止まるところが遠かったです。スケジュールの関係でリハーサルはできなかったので、説明を丁寧にしていただいたり、映像でいろいろ教えていただいたりしたんですけど、(モニターが)上がって、パッと見たときに“遠くない!?”ってなりました(笑)。ちょっと緊張や心細さがあったからすごく大きく感じたのかな…と。歩いたらあっという間についたんですけど、出る直前と出た瞬間は緊張していました。
田中さん
©Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER
すごい歓声が上がっていたかと思うんですが…。
声聞こえてないです、緊張していたので(笑)。一発目のランウェイは無音で、そのあと全員で歩いているときは「じゅり!」って聞こえました。一人しかいないのかなと思うくらい無音でした。
田中さん
コンサートでの緊張とは違いましたか?
ランウェイを歩くことに慣れていないんだろうな…と。ブランドもANNA SUIさんで、モデルの方がたくさんいる中トップバッターとして、かっこ悪い下手なことしたら失礼になってしまう、というのもあったかなと思います。テンションや勢いで持っていけることではないので、そういうところが難しかったです。
田中さん
現時点、イベントの折り返しですが、ご自身のMCっぷりはいかがですか?
そこまで何もしてないです。山里さんと森香澄さんに進行いただいて、楽しみながら相槌打って、話振られたら答えて、という意外と身を委ねている感覚です(笑)。
田中さん
今回のランウェイやステージで注目していることなどありますか?
どの方、どのパートなどではないけど、本当のモデルさんってかっこいいな…と。ランウェイに出て、捌けてからフィナーレに向けて袖でスタンバイをしているとき、反対側からモデルさんが出てくるのを見て、「かっこいいな…」「プロの人はレベルが違うな」と思っていました。裏ではモデルさん同士、和気あいあいとしているけど、ステージに出て照明を浴びたら空気も変わるので、すごいなと思って見ていました。
田中さん
今回の出演を経て、今後もランウェイに出てみたいなという思いなどいかがですか?
お話しいただけたらですかね…。僕はモデルじゃなく、アイドルなので。プロとしてやられている方々のところにお邪魔させていただいていることになるので、声を大にして言うことでもないのかなと。お声がけいただいたら、断る理由はないかなと思います。
田中さん
同じ事務所の先輩後輩が多く出演されていますが、お話などされましたか?
関西ジュニアだけ挨拶に来てくれたけど…、まだみんな(会場に)入ってないんじゃないかな。
田中さん
ステージは見られますか?
玉森くんは歩いた後にトークセッションがあるので、見られると思います。ふぉ~ゆ~はどうだろう…、まぁいいんじゃないかな(笑)。
田中さん
今回着用された衣装のお気に入りポイントなど教えてください。ランウェイを歩く際の衣装とMCの時の両方お聞きできればと思います。
ランウェイのときは、普段着ない感じを意識して、ロング丈だったりファーがついていたり、スタイリッシュでも映えるけど、歩くときに服が揺れるほうが絵になるなと思って、チョイスしました。アウターは重くて、ステージで着るには暑かったけど、終わって見たら絵になっていたので、よかったです。
今着ているのは、ランウェイとの対比じゃないけど、スタイリッシュなほうを選びました。
田中さん
©Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER
個人的に気に入っているポイントはありますか?
…柄のシャツがあることによって綺麗すぎず、ちょっとラフな感じが出ていて自分らしくていいなと思います。
田中さん
今年の秋冬で注目しているファッションアイテムなどありますか?
今まで冬はダウンジャケットしか着ていなかったので、私服でコートを着てみたいなと思っていて。こういう機会がないと買わないなと思っているので、買ってみてもいいかなと。この間、取り置きしていた服を取りに行ったとき、「こういう秋冬ファッションありますよ」と紹介してもらった中にコートがあって、もしタイミングがあったら手に入れるのもいいなと思っています。
田中さん
まだあと2か月ちょっとありますが、田中さんにとって2024年はどんな年でしたか?
個人のお仕事が充実していた感覚はあります。グループではドームツアーがあって、いろんな経験をできたからこそ、個人もより充実していたのかなと。個人での活動がグループに繋がっていったら2025年のグループ仕事が大きくなるのかなと思える1年でした。
田中さん
夢を叶える秘訣は「やらなきゃいけないことを後回しにしないこと」
今回のゲストMCは田中さんにとって新しいチャレンジだと思いますが、新しいことへ一歩踏み出す際、大事にしていることなどありますか?
新しいことにチャレンジする前に、いろんなことをこなしておかないと、裸一貫でそのステージに挑むことになってしまうので、ゲームのようにレベルを上げて、強い仲間を増やして、強いアイテムをたくさんゲットしないといけない。チャレンジすると決まってから準備するのでは、僕は遅いと思っていて、常にチャレンジできるよう装備を整えています。
田中さん
常に準備されているとのことですが、具体的にどのようなことをされていますか?
やりたくないことばかりだけど、それを含めて全部やること。そうしたら、やりたい仕事のときに、きつい仕事や「なんのためにやっていたんだろう」って仕事が活きてくるんです。やりたくないことも真摯に向き合ってやっていると、例えば、そのとき一緒に仕事をしたスタッフさんが、チャレンジする場面で思わぬ味方になっているなんてこともあるので。
田中さん
今やりたい仕事はなにかありますか?
ないです。やりたいステージに向けて蓄えています。
田中さん
「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」には多くの学生が来場していますが、田中さんから夢を叶える秘訣を教えてください。
やらなきゃいけないことを後回しにしないこと。夢があるけど、その前に別の仕事をやってみたり、別のことをしてみたり、やらなきゃいけないことを後回しにするよりやりたいことを後回しにする。僕に限らず、みんな思ったより暇ではないし時間がないので、後回しにして、気付いたら「もう寿命じゃん」ってなりそうなので、まずやる。やり方が分からなくてもまずやるということが大事かなと思います。
田中さん
たなかじゅり 田中樹
1995年6月15日生まれ。千葉県出身。
アイドルとしてだけでなく、バラエティのMCや俳優としても活躍。主な出演作にドラマ『ブラック校則』(19)、ドラマ『単身花日』(23)、ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(24)などがある。現在公開中の映画『劇場版 ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』にも出演している。
取材・編集/マイナビティーンズ編集部
イェーイ!これです(笑)。
最初、ランウェイを歩くことは決まってなくて、ゲストMCとしてお声がけいただいて、そこから話が進むにつれてご提案いただいたんですけど。山里さんも森香澄さんもいるということで、緊張などはなく、安心してやらせていただきました。こういうイベントが初めてだったので、ワクワクもありました。
田中さん