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「忙しくてやりたいことができない」という高校生必見! タイムマネジメント術

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テスト勉強や受験対策に加えて、習い事やバイト、友達との遊びの約束など、高校生の日常にはやることがいっぱい……! でも、時間を管理する方法を覚えると、やりたいことも実現できるし、1日をとても効率的に過ごすことができます。そこで、忙しい中でも勉強や部活をこなし、自分のやりたいことも楽しむためのタイムマネジメント術をご紹介します。

CONTENTS

タイムマネジメントとは?

タイムマネジメントとは、時間という貴重な資産をどのように使うかを考え、効果的に管理する方法のことです。では、意識して時間の使い方を工夫するタイムマネジメントを行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

やりたいことが実現できる

みなさんは、「1万時間の法則」をご存じでしょうか? これは、ある分野でプロレベルに到達するためには、約1万時間の練習や学習が必要だという理論です。もし、いまやりたいことや目指すものがあるならば、高校生のうちにタイムマネジメントを身につけて、効率的に時間を使えば、夢の実現に必要な努力を継続でき、将来の成功に繋がるはずです。

時間管理をして毎日計画的に勉強したことで、英検1級に合格できました。時間管理を学んでよかったです!

高校2年生

ピアノの練習をしたいのに、なかなか毎日練習時間が取れませんでした。でも、タイムマネジメントできちんとスケジュールを組んだら、きちんと練習できるように! 念願のコンクールで入賞できました。

高校3年生

逆算思考が身につく

逆算思考とは、最終的な目標やゴールを先に設定し、そこから達成までの手順やアクションを逆算して計画を立てる思考法です。高校生のうちに逆算思考を身につけると、目標達成への道筋を具体的に描く力が養われます。

たとえば、受験勉強や部活動でなんらかの目標があるなら、それ対して、いつまでに何をすべきかを明確にし、計画的に取り組むことで、限られた時間で成果を出せるようになるはず。この思考が身に着けば、将来の仕事や人生でも大きな力となります。

勉強と部活を両立したいと思って、毎日スケジュールを立てるように。やりたいことを全て達成できたとき、自分に自信がつきました!

高校1年生

テスト前の計画を立てる癖がつき、毎回余裕を持って勉強できるようになりました。おかげで成績もアップ!

高校2年生

セルフマネジメントができるようになる

セルフマネジメントとは、目標達成や自己実現のために自分の感情、思考、行動を効果的にコントロールする能力のことです。時間を計画的に管理することで、いまやるべきことに集中し、効率的に目標に向かうことができます。自分の決めたスケジュールを守ることで、自己肯定感も上がり、人生に対してポジティブになれる効果もあります。

前はダラダラスマホを見る時間が多かったけれども、やりたいことの優先順位がつけられるようになって、毎日が楽しいです!

高校3年生

タイムマネジメントを身につけたおかげで、スケジュール通りに物事が進むようになって、イライラしなくなりました。

高校1年生

スケジュールの立て方のコツ

タイムマネジメントを行う上では、スケジュールをしっかり立てることが必要です。では、どうやったら実行できるスケジュールを立てられるのでしょうか?

1.「やるべきこと」を書き出す

まずは、今やるべきことをすべてリスト化し、視覚的に整理します。勉強、部活、家の手伝いなど、頭の中で考えるだけではなく、具体的に書き出すことで、優先順位をつけやすくなります。

2.「使える時間」を把握する

次に、自分が1日の中で自由に使える時間を確認します。学校や塾の時間以外の自由時間を正確に把握することで、現実的なスケジュールが組めます。忘れがちな、寝る時間や移動時間、食事時間などもきちんと計算しておきましょう。

3.やることを絞り込む

すべてのタスクをこなすのは難しい場合、優先順位をつけ、特に重要なタスクを選びましょう。無理に詰め込まず、現実的にこなせる範囲に絞るのがポイントです。

4.スケジュールに落とし込む

最後に、やることを具体的な時間に割り当て、1日のスケジュールに反映させます。これで、いつ何をすべきかが明確になり、効率的に行動できます。


タイムマネジメントを続ける上でのコツ

タイムマネジメントは、長く続ければ続けるほどに、高い効果を発揮します。ただ、続けていくにはいくつかのコツがあります。タイムマネジメントを上手に続けていくコツをご紹介します。

全部達成できなくても落ち込まない

スケジュールを立てても、計画通りに達成できないこともあります。その時に落ち込まず、柔軟に対応できる姿勢が大切です。時間の管理は完璧さを追求するものではなく、限られた時間を効率的に使うための手段に過ぎません。未達成の部分は次の計画に取り込み、改善し、失敗を学びと捉え、前向きに進むことで、成長する力を養うことができます。

最初は予定が守れないと落ち込んでいたけれども、完璧を目指すより、毎日少しずつ改善することが大切だと気づいてから、気楽になりました。

高校1年生

周囲に「これをやる」と宣言しておく

自分の目標や計画を周囲に宣言することは、モチベーションを維持しやすくする効果があります。誰かに伝えることで、「きちんと達成しなければ」と責任感が生まれ、実行力が高まります。さらに、周囲からのサポートやアドバイスも受けやすくなり、自分だけで行うよりも効率的に物事を進めることができる効果もあります。

意志が弱くて、予定を立ててもいつも守れなかったけれども、友達とお互いの勉強スケジュールを共有するようにしたら、ゲーム感覚になって予定が守れるように!

高校2年生

「スケジュールを達成した後」に見える未来を考える

目標達成後の未来を想像することは、モチベーションを維持するための強力なツールです。スケジュールを達成した後に得られる結果や、その先にある理想の姿を具体的に思い描くことで、目の前の困難なタスクにもやる気を持って取り組むことができます。未来の自分がどのように変化しているかを想像することで、長期的な視野で計画を遂行する意志を強く持てます。

“将来は音楽で食べていきたい”と決めてから、ギターの練習をする時間を作るために時間管理を意識するように。夢の実現に近づいている気がして、毎日やる気がでます。

高校3年生


タイムマネジメントに役立つツール

タイムマネジメントは上手にツールを活用することで、よりスムーズにタスクを達成できるようになります。自分に合うツールを見つけて、快適なスケジュール管理を実践してみてくださいね。

スケジュール手帳

スケジュール手帳は、紙で視覚的に予定を管理できる点が魅力です。手書きすることで頭に残りやすく、予定の変更や追加も簡単にできます。デジタルに依存せず、いつでも見返せるため、予定の見逃しを防ぎます。また、過去の記録を振り返りながら自分の行動を分析できるというメリットもあります。おすすめは、1か月分と1週間分の両方が、一覧で見直せるページがあるタイプの手帳です。

手帳を使うようになってから、授業や部活、テスト勉強のスケジュールが一目でわかるので、とても快適! スマホ禁止の学校でも安心です。

高校2年生

手帳に予定を書き出すことで、優先順位を整理できるので、時間の使い方がうまくなりました。

高校1年生

スケジュール管理アプリ

スケジュール管理アプリは、スマートフォンやPCで簡単に予定を管理できる便利なツールです。特におすすめなのが、無料で使える上に全体を簡単に俯瞰できる「Googleカレンダー」。リマインダー機能で通知を受け取れるため、重要なタスクを忘れることがありません。常に携帯しているスマホで管理できる点も大きな利点です。

Googleカレンダーに予定を入力すると、リマインダーが通知されるので、テストや宿題などの重要な予定を忘れることがなくて助かる!

高校3年生

Googleカレンダーは、どこでもスマホで確認できるし、色分けで勉強と遊びを分けて管理できるので、とても使いやすいです。

高校1年生

キッチンタイマー

キッチンタイマー(またはタイマー機能付きの時計やストップウォッチ)は、タイムマネジメントに最適なツールです。特におすすめなのが、25分集中して作業し、その後、5分間の休憩を取る「ポモドーロ・テクニック」。短時間に集中して取り組むことで、集中力を持続させながら効率よくタスクをこなせます。キッチンタイマーを活用すれば、時間を可視化して集中と休憩のバランスをとることができます。

ストップウォッチを使うと、勉強時間を正確に管理できるので、どれだけ集中できたかがはっきりわかります!

高校1年生

ポモロードテクニックを使って、25分勉強+5分休憩のサイクルをタイマーで管理すると、効率よく学習できるので、集中力が上がりました。

高校2年生

まとめ

タイムマネジメントを身につけることは、高校生活の充実に直結する重要なスキルです。時間を計画的に使うことで、勉強と遊び、部活といった生活のバランスも保てるようになります。限られた時間を有効に使うことで、やりたいことをしっかりとこなし、達成感も得られるはず。無理なく毎日を過ごし、次の目標に向かって計画的に進むことで、未来の自分をより強くする手助けとなってくれますよ!

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