社会人にとって身だしなみを整えるのはとても重要なこと。その際、見落としがちなのが時計などの小物類。
これらを総合的にコーディネートすることで、初めて相手に信用を与える身だしなみが整うのです。
そこで今回は、普段からスーツを着る機会の多い先輩社会人３名に、着こなしのコツや注意点を聞いてみました。

気をつけているスーツの着こなしポイントは？

参加者プロフィール / 手前から斉藤さん（人事）、大島さん（保険営業）、黒木さん（広告営業）

斉藤さんリクルーターという職種柄、学生さんの前に出る機会が多いので、清潔感はいつも意識しています。やはり、会社の代表として学生さんの前に出ている以上、「僕の印象＝会社の印象」になってしまうので、悪いイメージを持たれないよういつも注意しています。

大島さん僕は個人のお宅に訪問することが多いので、顔を覚えてもらえるかどうかが大事なんですね。だから、いつも青系で統一したコーディネートをして、訪問先のお客様に「青い人」と覚えてもらっています。

黒木さん僕は取引先企業の「企業カラー」や「ブランドカラー」をネクタイの色と合わせたりします。会話のきっかけが生まれるので商談に入りやすいんですよね。ただ、ちょっと派手な柄シャツを着て行ったら、先輩に釘を刺されたことがあります……。（笑）

斉藤さん数百社が集まるような合同説明会では、ヨレたジャケットを羽織っているような人が立っている企業ブースよりも、ビシっとした格好の社員が迎える企業ブースに学生さんが多く集まってくる印象があります。学生さんもしっかり大人のことを見ていますよね。

大島さんあと、小物のセレクトは気を抜きがちですが、実は結構大事だと思います。シャツやネクタイのコーディネートが決まっていても、手元から見える時計がカジュアル時計だとちぐはぐ感が出てしまいますね。

黒木さん社会人として時計は必須アイテムですね。スマホだと、時間を見ただけでも相手にはスマホをいじっているように見えたりしますからね。学生時代はカジュアルな時計を愛用していましたが、社会人になってからは「スーツに合うかどうか」を意識して選ぶようになりました。