目次
まずはここから! 換気扇の掃除に関する予備知識
そもそも換気扇を掃除した方がいい理由
また、フィルターに油汚れが付いたままだと、その汚れをエサにカビや雑菌が繁殖していくので、換気扇を回したときに雑菌がばらまかれて、食中毒を引き起こす可能性もあるのです。
換気扇が油汚れする原因
換気扇の掃除を始める前に! 事前準備を確認しよう
掃除箇所は最低2つで良い
ただし、料理をよくしている場合は内部に油煙がたまり、ファンが重くなり吸い込みが悪くなることがあります。必要に応じて内部の掃除は業者に頼むといいでしょう。
レンジフードカバー
レンジフードカバーとは、調理で出る煙やニオイを換気扇へと誘導している覆いのことです。一般的にはななめに設置されたブーツ型のものが多く、なかには浅いフラット型やスリム型というものもあります。
フィルター
ファンの手前に取り付けられています。油やホコリが直接ファンに届かないようにガードしている部分のことです。
ファン
ファンは、羽を回して空気を外へと追い出しています。大きな羽が特徴のプロペラファン、丸い形をしたシロッコファン、その中間のターボファンの3種類あります。
掃除に必要な道具
・アルカリ性洗剤
カバーを拭き、フィルターを洗うのに使います。重曹でも代用できます(250mlのお湯に大さじ1杯の重曹)。重曹よりアルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダを使うのもおすすめです。どちらも100均やホームセンターで購入できます。
・ゴム手袋
掃除の際に汚れが手に付かないよう、装着します。
・ドライバー
フィルターがネジで留められている場合に使用します。
・いらないスポンジ
フィルターの掃除に使用します。
・使い終わった歯ブラシ
フィルターの掃除に使用します。
・雑巾
レンジフードカバーの拭き上げに使用します。ティッシュやキッチンペーパーでも代用可能です。
・新聞紙
レンジフードカバーやフィルターを取り外す際に、コンロが油やホコリで汚れないよう、換気扇の下に引きます。
・ゴミ袋
汚れた道具をまとめて捨てられるよう、口を開けて準備しておくと便利です。
掃除をスムーズに進めるための準備
このとき、ガスコンロに火が付いて新聞紙に燃え移らないように注意してください。ロック機能があれば、コンロをロックしておきましょう。
いざ! 換気扇の掃除をやってみよう
フィルターを外す
ゴム手袋を付け、必要ならドライバーを使ってフィルターを外します。
フィルターを掃除する
アルカリ性洗剤を吹き付け、5分程度放置してからスポンジや歯ブラシで磨きます。ポイントは洗剤が浸透するまで5分程度置くことです。磨き終わったらすすぎ洗いをして、乾かします。乾いたら元の場所に取り付けましょう。
フィルターは細かな目があり、そこに油汚れが溜まります。ひどい場合は、お湯(50℃位)のお湯にアルカリ洗剤を入れて、10分位放置し、つけ置いてからこすりましょう。
レンジフードカバーを掃除する
フィルターを乾かしている間、レンジフードカバーの掃除をします。洗剤を付けた雑巾で、丁寧に拭き掃除をしましょう。頑固な油汚れはスポンジでこすると取れやすくなります。最後に水拭きをして掃除終了です。
レンジフードカバーの掃除は1年に1回、フィルターの掃除は1ヵ月に1回が目安です。
綺麗を保つために! 掃除後にできるお手入れ方法
気軽にできる日々のお手入れ
重曹水やアルカリ性洗剤でさっと拭くだけで取れる汚れもあります。日々お手入れすることで、頑固な油汚れを防ぎましょう。
お手入れを減らす便利アイテム
フィルターに貼って使うフィルターシートは、フィルターの汚れ防止につながります。100均やホームセンターでも売っているので、ぜひ手に入れてみてください。
レンジフードの掃除後に柔軟剤やリンスなどを塗っておくと、汚れをはじいてくれます。