Frame side left
Frame side right

【夏本番】現役高校生が学校生活で気になる汗のお悩みトーク! 皮膚科医が教える対策方法とは

C4fd41a13d01fe637523

脇汗が気になって授業に集中できない、手の汗でテスト用紙がふやけてしまった……。悩んでいたけれど、「自分だけかも」と思って、なかなか話せずにいた人もいるはず。 今回、高校3年生の3人に集まっていただき、座談会を実施。汗のお悩みあるあるや、普段のケアの方法など、本音でトークしていただきました! さらに記事後半では、皮膚科医の藤本智子先生に、汗の悩みを減らすために病院を受診するという選択肢があること、どのレベルであれば受診してよいか、どんな治療法があるか、保護者への相談の仕方などについてアドバイスをもらいました。

CONTENTS

学校生活の中で、どんなときに汗で悩む?

――皆さんの汗の悩みを聞かせてください。

私の学校は制服が2種類あるんです。本当は青いストライプ柄のかわいいほうを選びたいんですけど、脇の汗ジミが目立っちゃうから、夏はずっとポリエステル素材の目立たないほうばかり着ています。

僕は授業中の脇汗が悩みです。学校は6月中旬まで冷房がつかなくて……。汗が出ると気になって、先生の話が頭に入ってこなくなるんです。

私はおでこと鼻の汗が悩みです。前髪をセットしてもペタッとなっちゃうんですよね。

――汗の悩みを抱える10代男女を対象に行ったアンケート調査は、「シャツの汗ジミ」、「ノートが手汗で濡れる」「つり革につかまるのをためらう」といった悩みが挙がっています。※1

電車の話はすごくわかります! 汗をかいた手でポールを握ると、ぬるっとしちゃうのが気になります。

アンケートにないシチュエーションだと、カラオケかな。歌う前って意外と緊張して手汗をかくから、マイクを次の人に渡すときに申し訳なくなっちゃうんです。あとは、スマホを貸し借りするときも、画面が汗で濡れるのが気になります。

――「汗が理由で諦めたこと」を聞いた設問では、「着たかった服を諦めた」、「人と物理的な距離を置いた」といった回答が多く出ています。※1

私も本当はいろんな服を選びたいんですけど、脇汗のせいで素材やデザインの選択肢が限られてしまいます。

わかる! 特に汗ジミが目立つグレーは絶対に避けます。

体育のとき、周りのみんなよりも汗を多くかいている気がして、距離を取ってしまうことがあります。楽しいんだけど、どうしても汗が気になっちゃうんですよね。

\みんなの汗の悩みを知る!/

誰にも言えない汗のハナシ

(汗で病院あたりまえに委員会)
ワキ汗で悩む10代の患者さんの声

(ワキ汗治療ナビ)
みんなの手の汗あるある

(みんなの手の汗サイト)
みんなの脇汗リサーチ

(脇汗スッキリProject)

みんなの汗ケア方法は?

――汗のケアについてもお聞きします。普段どんなケアをしていますか?

極冷感タイプのボディシートですね。髪にはドライシャンプーを使っています。

私もボディシートを使っています。今もカバンに入れてるし、友だちにあげたりもします。

シートは必需品ですよね。汗をふいた後、ひんやりして涼しくなる!

僕はいつもタオルを2枚持ち歩いてます。1枚は飲み物とかこぼしたとき用で、もう1枚は汗を拭く用。共用するのはちょっと抵抗があるので分けています。

汗で悩んだとき、誰かに相談している? 病院に行くのはアリ?

――汗の悩みを誰かに相談しますか? 調査によると、汗の悩みがある10代のうち、「誰にも相談していない」と答えた割合は58%に上るようです。※1

相談って、どこからが相談になるのかな? 「このボディシートいいよ」くらいは友だちと話すけど、真剣な相談まではしないかも。

たしかに。相談すれば話を聞いてくれるとは思うけど、同じ汗のレベルじゃないと共感できないと思うし、そもそも汗を話題にすることはないですね。

僕も誰かに相談したことはないです。男子は特に「汗で悩んでいる」と話しづらいんじゃないかな。

――病院を受診することは考えたことがありますか?

そういえば、病院で多汗症の受診を勧めるポスターは見たことがありますね。でも、汗を抑える治療って手術のイメージがあって、ハードルが高く感じてしまうんですよね。

手術だとお金がめっちゃかかりそう! 保険適用でもいくらかかるのか心配です。あと、「自分が行っていいのか」って思っちゃうんですよね。病院って、自分よりもっと汗で困っている人が行くものかなって。

2人の意見と同じです。ある有名人がライブ中の汗を抑えるために手術をしたって聞いたことがあって、汗の治療はハードルが高そうな印象があります。

――汗の悩みを抱える10代の89%は、汗で病院を受診していないというデータもあります。※1 皆さんと同じような感覚かもしれませんね。

そうですね。治療しないか、手術するか。選択肢がゼロか100しかないんじゃないかっていうイメージなんだと思います。

――実は、受診をしてすぐに手術というのは誤解で、まずは身体や費用面の負担が少ない治療からスタートすることが多いそうですよ。ある調査では皮膚科医の73%が「少しでも困っているなら受診してほしい」と答えているそうです。※2 皆さんはどう感じますか?

そんなに気軽に行っていいんですか?

知らなかったです! もっと手軽な治療法があるなら知りたいですね。

――もし、汗の悩みが減ったら、やってみたいことはありますか?

明るい色とか、いろんな素材の服を着てみたいです。

汗をかくのが嫌であまり髪を下ろさないようにしているんですが、やっぱり髪を下ろしたり、巻いたりしているほうがかわいいと思うので、もっと髪型のバリエーションを増やしたいです!

僕は汗ジミを気にせず、シャツ1枚で出かけたいです!電車に乗る時も、手汗のことを考えずにポールを握れるようになれたらうれしいです。

塗り薬などの治療法も! 汗に悩んだら気軽に病院で相談しよう

座談会では、病院での受診について「自分が行っていいのか」「手術はちょっと怖い」といった声がありました。実際の治療や、受診のハードルについて、皮膚科医の藤本智子先生に伺いました。

地域の皮膚科やかかりつけの小児科・内科に相談してみよう

10代の汗の悩みについて、藤本先生は「10代の汗の悩みが学業や人間関係にも影響することがある」と話します。

10代は、心と体が大人に向かう思春期。学業やイベント、友だちとの遊びや恋愛など、思い切り自分の日常生活に取り組みたい年代です。それなのに汗をかく不安や心配を抱えている状況が続くと、行動を制限したり、あきらめたり、人との関係に消極的になったりしてしまいます。

だからこそ藤本先生は、汗で困っているなら病院で相談してほしいと話します。

『そこまで重症じゃないし……』『気にしすぎかも』と悩まず、日常生活に影響が出ていたら、症状の重さにかかわらず気軽に受診してください。たとえば、ニキビや湿疹などで皮膚科に行ったとき、あわせて汗について相談してみるのもよいでしょう。かかりつけの小児科や内科の先生に聞いてみるのもよいと思います。病院では、まず多汗症の診断基準となっている6項目の質問に答えていただきます。多汗症と診断された場合、発汗部位に応じて身体や費用の負担が少ないものから治療法を検討します。

座談会では汗の治療というと手術のイメージが強いという話が出ましたが、いきなり手術をすることは少ないです。最初は「塗り薬」などの治療法からスタートします。

塗り薬は自宅で気軽に使える点が一番のメリット。市販の制汗剤よりも汗を抑える力が強く、多くの人にとって第一の選択肢になりえます。薬剤費の自己負担額は、3割負担の方で2週間あたり約1,000円~1,400円程度。自治体によっては、未成年は無料※3になったり、学校が治療費を一部負担※4してくれたりすることもあります。一度ご確認ください。

親や医師のサポートを受けて、汗の心配事を減らそう!

一方で、保護者のほうが受診に消極的なケースが多いとの調査結果も出ています。親世代では汗が多いのは疾患という認識が今よりさらに低く、汗で病院に行く発想が出にくいのが原因です。その場合、まずはしっかりと話し合うことを藤本先生はおすすめしています。

まずは、汗が多いことで困っていることを打ち明けてみましょう。親御さんはきっとサポートしてくれると思います。そのうえで来院されたら、親御さんにもしっかり説明させていただき、治療に専念できる環境を全力でサポートします。

汗をかくことは悪いことではなく、熱中症を防ぐためにも大切な体の機能です。しかし、多すぎる汗は生活の質を下げ、物理的にも心理的にも負担を強いられることがあります。大事なのは汗とうまく付き合うことだと藤本先生は言います。

多すぎる汗のせいで自分の力を発揮できないと感じるなら、一度病院で相談してみてください。治療で汗をゼロにはできませんが、少しでも減って心配事から解放されたら、本当はやりたかったことや、なりたかった自分のための一歩を踏み出せることにつながる可能性があります。

汗の悩みは、一人で抱え込まず相談を

せっかくの高校生活、汗で悩んで思いっきり楽しめなかったら、もったいないですよね。少しでも悩みを抱えている方は、気軽に皮膚科で相談してみてはいかがでしょうか。

科研製薬株式会社、久光製薬株式会社、マルホ株式会社の3社は、2026年4月22日、汗の悩みを社会全体で理解し、向き合うことを目指したプロジェクト「汗で病院あたりまえに委員会」を発足しました。

汗で病院あたりまえに委員会

特設サイト

一般社団法人日本臨床皮膚科医会の後援や、NPO法人多汗症サポートグループの協力のもと、汗の悩みをあたりまえに語れる・相談できる環境をつくり、汗の悩みに向き合いやすい社会を目指して活動に取り組んでいます。

気になる方は、ぜひWEBサイトをチェックしてみてください。

汗で病院あたりまえに委員会

特設サイト
ワキ汗の情報・サポートサイト

脇汗治療ナビ
手汗のお悩み解決情報サイト

みんなの手の汗サイト
学生の「脇汗」事情をピックアップ

脇汗スッキリProject

※1【調査概要】
調査1      汗に関する意識実態調査
調査対象    日本全国の15歳~59歳男女9,459名
        汗の悩みがある人:4,767名
        汗の悩みがない人:4,692名
調査方法    インターネット調査
調査機関    株式会社エクスクリエ、株式会社メディリード(調査委託)
調査期間    2026年2月

※2【調査概要】
調査2      多汗症に対する皮膚科医師の意識調査
調査対象    多汗症の診療経験のある皮膚科医師200名
調査方法    インターネット調査
調査機関    株式会社エクスクリエ、株式会社メディリード(調査委託)
調査期間    2026年2月
※数値はすべて小数点以下を四捨五入しています。

※3 子ども医療費助成制度、義務教育就学児医療費など
※4 学生健康保険互助組合(学生健保)など

提供:汗で病院あたりまえに委員会

この記事の画像一覧
  • Ae2ae4384fd3f7ebf336
  • 9fb697f8c04616aeec87
  • 82939739698e5fb29922
  • 64197af2f8ca672b664d
  • 0a2e50f9c7fa6558777d
  • 9ca5fea34b189218e12c
  • 1d06e99f88b4928d3c6d
  • 45bb96ceae708edc1aed
  • 87f97b9b6eb3c8b311d9
  • 0829a3c0dc579be05168
  • B983bcb9eef483e9d8a5
  • E7cd19fd2ff1b63bc465
  • 014e102e0fd6151c28c4
この記事をシェア!
  • Icon line
  • Icon x