高校生にとってはじめの一歩はとても重要なもの。この連載企画では高校生の憧れの人がどんな一歩を踏み出したことで、今の場所にいるのか。そんなはじめの一歩を、今回はAmazon MGMスタジオ製作、Prime Videoドラマシリーズ『人間標本』に出演された荒木飛羽さんと松本怜生さんにお聞きしました。
憧れの人の“はじめの一歩”を知ることで、今の自分にできる「はじめの一歩」を見つけてみませんか?
松本怜生、荒木飛羽のはじめの一歩

僕は高校3年生まで野球をしていて、野球で大怪我をして断念するという経験が人生の分岐点だなと。死ぬまでこれが分岐点になるなと思うくらいの出来事でした。
松本さん
荒木さんは以前、「はじめの一歩」の企画に出演いただいているので、今作でのはじめの一歩があれば教えてください。
なみさん
はじめの一歩と言っていいのか分からないですが、標本になることなんて今後一切ないじゃないですか。
荒木さん
ないね。
松本さん
それが大きな一歩ではあるのかなと思います。…楽しかった。
荒木さん
楽しかったでいいと思うよ(笑)。
松本さん
ペイントしたり…。
荒木さん
そのペイントを落とすために、みんなでお風呂入って。
松本さん
サウナ入って。
荒木さん
それから帰るのが楽しかったです。
松本さん
はじめの一歩を踏み出す上で、大事だったなと思うことや心構えはありますか?
まなさん
この一歩ですべてが決まると思わないこと。踏み出す勇気は必要だと思いますが、その一歩を踏み出したら決まっちゃうわけではなく、一歩を踏み出したから、二歩三歩、四歩と見えてくると思うので。そのための一歩だと思うと、勇気がみなぎってくると思います。
松本さん
一つ一つの作品に対して熱量を持って、自分が最大限できることを頑張る。監督をはじめ、周りの方々に対して120%、150%を出していくこと。自分だけではないので、そういうところは大事なのかなと思います。
荒木さん
これからはじめの一歩を踏み出そうとしている読者にエールをお願いします。
なみさん
高校生の一歩というのは、踏み出さなきゃいけないようなところも半分あるので難しいですが…。とりあえず一歩進んで、気楽に楽しんでみましょう。楽しむことが大事です。楽しめなかったら、そのときにまた考えましょう。
松本さん
自分はなんとなく人間なので。
荒木さん
分かる分かる、僕もそうだから。なんとかなるさ精神でね。
松本さん
なんとかなる!と信じて、とにかく頑張ると言いますか…頑張らなきゃいけないと背負わなくても、きっと結局は頑張っているので大丈夫だと思います。
荒木さん
思った以上に頑張らなくていいと思います。
松本さん
「現場では、細かな部分までずっと話し合っていた」

本作の出演が決まった際の心境を教えてください。
まなさん
他の4人(荒木さん、山中柔太朗さん、黒崎煌代さん、秋谷郁甫さん)は先に決まっていて、あと深沢蒼役だけが決まっていないというタイミングのオーディションに飛び入り参加と言いますか、延長して開かれたオーディションの役だったのかなと。本当は受けられるはずのなかった作品に、こういった境遇で受けることができたこと、受かって出演が決まったこと、運命的なものをこの作品には人一倍感じています。
松本さん
自分は湊かなえさんの作品が好きだったので、出演できることが一番嬉しくて。自分含め、みんなオーディションだと思うのですが、オーディションで一緒だった方々がほぼ受かっていたらしく…。「あれ!?」ってなりました(笑)。
荒木さん
松本さんの演じられた「深沢蒼(ふかざわ・あお)」、荒木さんの演じられた「白瀬透(しらせ・とおる)」はどのようなキャラクターですか?それぞれが感じた第一印象や魅力など教えてください。
なみさん
それぞれ個性はありますけど、ここ2人が一番似ているようなニュアンスの役ではあって。
松本さん
ちょっと静かな感じで。
荒木さん

僕が演じた蒼くんは名前の通り青色が好きで、美しいものが人より大好きな子です。美術においては、生まれ持った才能でいろいろな賞を取っていて、予備校にも通っていて、その上美少年という…正直、チートキャラみたいな(笑)。自信満々なタイプだけど静かで、僕の中では不思議な子と言いますか、本心は何を考えているか分からないというイメージが強いです。
松本さん

白瀬透も5人の中だと静かで、おとなしい子。2原色の色覚の目を持つ役なのですが、調べても(実際に自分の目を通してその世界が)見えるわけではなく、理解するのが難しかった印象です。
荒木さん
おふたりのどちらの役も画家として、宮沢りえさん演じる、世界的アーティストの一之瀬留美(いちのせ・るみ)の後継者候補として登場しますが、実際に絵を描く機会はありますか?美術への興味などももしあれば教えてください。
まなさん
実際に絵を描くというよりは、美術さんが用意してくださった絵に最後付け加える動作や芝居があったので、画材一式を制作の方からお借りしていました。全部ではないですが、絵に関しての知識をつけるべきだと思って、キャンパスに絵を描いてみたりもしました(笑)。
松本さん
え、自分で!?
荒木さん
(作中でも描かれる、蝶の一種である)レテノールモルフォを描いてみたけど、へたくそで(笑)。でも絵を描くことにちょっと慣れておこうと思って、見様見真似で触れておこうかなくらいのことはしました。
松本さん
白瀬透は水墨画が得意な人物なのですが、そもそも墨で絵を描くことがあまりないじゃないですか。
荒木さん
ないね。
松本さん
分からないまま、一からだったので、準備はしやすかったです。先生のお手本があって、そのお手本を見て“難しいな”とは思ったのですが、先生に教えてもらったら意外と…。
荒木さん
教えてもらったんだ!
松本さん
教えてもらいました!実際に書くのは、(松本さんと)同じように最後に付け加えるくらいだったのですが、色の濃さなどは難しかったです。
荒木さん

役を演じるにあって工夫したとこや難しかった点を教えてください。
なみさん
自分だけのシーンと自分と西島秀俊さんだけの芝居のときは、自分で用意したものを出せればいいので、あまり苦労することはなかった気がします。少年たち5人が集まったときはほとんどアドリブで、その塩梅と言いますか、5人の中でも喋る子と喋らない子がある程度分かれていたので、「この子が言うからここはいいよね」のような、現場ですり合わせをしていました。瞬発的に現場で工夫する芝居が多かったので、あまり決めきらずに、フラットな状態で現場に行くことが大事だったのかなと思います。
松本さん
少年たち皆で物を運ぶシーンがあったのですが、それぞれの個性がはっきりしているから、立ち位置など、自分で勝手に動いてしまうとキャラクターのイメージが変わってしまうところがあって。そういう細かな部分までずっと話し合っていた気がします。
荒木さん
深沢蒼や、(荒木さん演じる)白瀬透のような静かな組は、賑やかな組に全部任せていました(笑)。
松本さん
ちょこんと座って、にっこりしていることが多かったですね。
荒木さん
撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。
まなさん
良かったです!あの…ケータリング!
松本さん
ケータリングが美味しかった!
荒木さん
ケータリングが毎日豪華で、西島さんがクレープのキッチンカーの差し入れをしてくださって。差し入れ?どういうこと?ってびっくりしました(笑)。
松本さん
びっくりしたよね(笑)。都内から離れている山奥だったのですが…。
荒木さん
毎日美味しいものを食べられることが嬉しくて、「今日は何があるんだろう?」くらいのテンションのまま芝居に挑んでいました。そのほうがリラックスして演じられたし、プロデューサーさんも「これ食べなよ!」「筋肉つけなよ!」とコミュニケーションをとってくださって。食べる担当の子が多くて、仲良くやらせていただきました。
松本さん

俳優というお仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
なみさん
自分が憧れてきた、見てきた先輩たちは、お芝居の面だけではなく、プライベートでも周りを見て動ける方々だったので、小さいことでも気づいて動くことを大切にしています。
荒木さん
思いやりを一番大事にしています。現場のスタッフさんに対してもそうですけど、芝居中も思いやりを持って、自分勝手に芝居をやるのではなく、会話があってこそのお芝居だと思っているので。相手にリスペクトと思いやりを持つということはずっと大切にしたいなと思っています。
松本さん
今後演じてみたい役や出てみたいジャンルの作品があれば教えてください。
まなさん
いろいろなことやりたいですけど、スポーツ系ですかね…。
荒木さん
好きなスポーツある?
松本さん
サッカー系出たい、野球とか。
荒木さん
すごいな(笑)。どちらもできるの?
松本さん
できないけど楽しそうだなと(笑)。あと、標本にする側とか…?
荒木さん
同じこと言おうと思った(笑)。被害者と言いますか、命を狙われる役が多くなってきたなと思っているので、1回くらい反対側も演じてみたいなと。アンニュイで悪そうな、悪くなくてもいいですけど、そんな役に挑戦できたらいいなと思います。
松本さん

インタビュー動画もYouTubeチャンネルで配信中!
まつもとれお 松本怜生
2000年4月27日生まれ。愛媛県出身。2022年にドラマ『パパとムスメの7日間』で連続ドラマ初レギュラー出演。主な出演作はドラマ『あきない世傳 金と銀』シリーズ(24、25)、連続テレビ小説『おむすび』(24)、『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(25)など。『シンデレラ クロゼット』(25)では地上波ドラマ初主演を果たし、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』に石田三成役で出演が決定している。
ヘアメイク:中原 ありさ
スタイリスト:松田 泰典
衣装:レイヤードニット A NOVEL DAY/JOYEUX、スラックス SOL/JOYEUX
あらきとわ 荒木飛羽
2005年9月28日生まれ。茨城県出身。2014年、ドラマ『死神くん』でデビュー。子役時代には数々のイケメン俳優の幼少期を演じ話題となり、ドラマ『あなたの番です』(19)で狂気的な少年・ 榎本総一役で注目を集めた。主な出演作は、大河ドラマ『西郷どん』(18)、ドラマ『おとなりコンプレックス』(25)、映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』(21)、『あのコはだぁれ?』(24)などがある。
ヘアメイク:反田 やよい
スタイリスト:関野 聡美(Creative GUILD)
衣装:meagratia、Oyire_、SHINGOKUZUNO
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松本怜生、荒木飛羽「その先に進むための一歩だと思うと、勇気がみなぎってくる」 #はじめの一歩
『人間標本』は12月19日(金)より、Prime Videoにて世界配信開始
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— マイナビティーンズ (@mynavi_teens) December 18, 2025
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『人間標本』
盛夏の山中で発見された六人の美少年の遺体—自首したのは有名大学教授で蝶研究の権威・榊史朗だった。幼少期から蝶の標本作りを通し、「美を永遠に留める」執念に取り憑かれた男は、最愛の息子までも標本に変えてしまう。蝶に魅せられた史朗は、なぜ事件を起こしたのか。その狂気の犯行の真相は、複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく……。
話数: 全5話 ※一挙配信
出演: 西島秀俊 市川染五郎
伊東蒼
荒木飛羽 山中柔太朗 黒崎煌代 松本怜生 秋谷郁甫
宮沢りえ
原作: 湊かなえ 「人間標本」(角川文庫/KADOKAWA)
監督:廣木隆一
美術監修・アートディレクター:清川あさみ
製作:Amazon MGMスタジオ
©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.
取材/なみ、まな(ガクラボメンバー)
編集/マイナビティーンズ編集部
撮影/三橋優美子
これまでを振り返って、今の自分につながるはじめの一歩だったなと思う出来事やきっかけはありますか?
なみさん