【ギモン】鏡にうつると左右反対に見えるのはなぜ？
鏡にうつる姿、ちゃんと見えてる？
【回答】「左右反対」ではなく「前後反転」してると理解しよう！
そもそも、鏡にうつるときは左右反対になってはいないんです。
鏡は光をまっすぐ反射する性質を持っています。光は直進する性質を持ち、鏡の前に立つと自分の体に当たった光がまっすぐ鏡にうつります。自分から見て左側のものを、左側にそのままうつしているのです。
でも、鏡の中の自分が左手を上げたように感じるのは、無意識に鏡に映っている方の自分の視点に立って左右の判断をしてしまうからです。
そのため、鏡にうつる姿というのは、実際とは前後が反転しているという考え方をすると納得しやすいです。
前後が反対になるという前提であれば、右手を上げたときに鏡でもこちらから見て右側の手が上がるのは何の不思議もありません。
右手を挙げて前後が反転しているだけなのに、視点の違いによって左右反対に感じるということですね。
左右反対に見える原因は「鏡は光を真っ直ぐ反射する性質がある」「鏡にうつる自分の視点に立って判断しているから」で、実際は左右反対ではなく「前後が反転してうつる」ということになります。光の性質については深く考えると難しい分野ですが、身近なものを例に例えると理解しやすくなります。これらの事象について興味が出てきた人は、将来は理科の世界に進んでみるのもいいかも！？
「東大毎日塾」代表
うちだ ゆうと 内田悠斗（うっちー）先生
学生時代は、塾に通わずに東京大学 理科一類に現役合格をした実績を持つ。東大生から毎日指導が受け放題というスタイルが注目されている。1000人以上の指導経験に裏打ちされた勉強法を発信したブログも人気。
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ファッションやメイクについて調べることが好きなのですが、試着室などで鏡の前に立った際、右利きなのに左利きに見えたり、右にあるはずの顔のホクロが左側にあったり、実際の見え方と違うのはどうしてなのでしょうか？
女子高校生