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「自分の考えを形にして伝えるという経験から感じられたことは大きい収穫だった」マイナビキャリア甲子園~グランプリ受賞者インタビュー~

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CONTENTS

今回は、第10回マイナビキャリア甲子園Creation部門で総合優勝した生命保険協会代表の「質疑応答独占」のおふたりにガクラボメンバーがインタビュー! マイナビキャリア甲子園のお話からお二人の普段の様子など、たっぷりとご紹介していきます。

マイナビキャリア甲子園とは

マイナビキャリア甲子園は株式会社マイナビが運営する高校生向けビッグプロジェクト。高校生がチームを組んで企業からのテーマに挑戦するビジネスアイデアコンテストです。
▼マイナビキャリア甲子園
https://careerkoshien.mynavi.jp/

『質疑応答独占』のまりかさん、りょういちろうさんにインタビュー!

まりかさん基本DATA

学年 高校3年生
趣味・特技 趣味:クイズと読書/特技:友達作り

りょういちろうさん基本DATA

学年 高校2年生
趣味・特技 表現を発信すること全般好きなので、文章書いたり、喋ったり、絵を描いたりしていることが多い

自分の考えを形にして伝えるという経験から感じられたことは大きい収穫だった

マイナビキャリア甲子園に応募したきっかけはなんですか?

みくさん

ネットで見つけて(応募するか)迷っていたんですけど、ガクラボメンバーとしての座談会に参加した際に「出てみたら」と後押しいただいて、別のビジネスコンテストの合宿で出会った彼を「一緒にやらない?」と誘って、話に乗ってくれたので応募しました。

まりかさん

話をもらったとき、もうすでにエントリー締め切りの3日前で、「このままいくとすごいスケジュールになるよね」って、当時ちょうど寮に住んでいて、その引越し前だったりテスト前だったりで「それ僕に言うんですか?」って(笑)。朝、連絡をもらって「午前中にいいアイデアを思いついたらやろう」って話になり、公園で散歩しながら考えていたらジャストアイデアが浮かんだので、これはやろうと思って、出ることにしました。翌日の夜とかに一番はじめの資料を3時間ぐらいで作りました。

りょういちろうさん

今回2人が挑戦した企業からのテーマ

テーマに対して2人が考えたアイデア

「精命保険」は肉体ではなく人格の死に掛ける保険です。
現代、コミュニティーに合わせて、キャラやアカウントなどの「人格」を多数使い分けながら生活している人は多く、信頼や自信・コミュニティの喪失による人格の「死」は家族の肉体的死のような大きな負の感情を招くでしょう。 予め自分で加入し、その際の立ち直りを支援する「加入者が遺族になる」保険です。

今回発表したアイデアはどのようにして思いつきましたか?

みくさん

人が自分の定義をどこに置くのかなど、分人に元々興味があって考えていました。有物論と有識論っていうのがあるんですけど、保険のテーマ「ITの発達による10年後、その先の社会を創造し、その社会において生命保険会社が提供すべき新しい価値を創造せよ。」を見ていたときにいつまで有物論なんだろう…と浮かんできて、この定義をパーソナライズできるといいよなと。学生団体でも似たようなことをやっていたので、その思考の延長線上でどうアイデアに込められるかみたいなのを考えた結果、最後の形に落ち着いたかなと思ってます。

りょういちろうさん

応募から決勝大会までで大変だった点工夫した点など教えてください。

みくさん

大変だった点ばかりで…彼の独創的な発想がすごいなと思って誘ったんですけど、独創的すぎて人に伝わらないことが多いんです。私も時間をかけてようやく納得できる感じで、それを10分のプレゼンに収めるのは難しくて、彼の出した世界観をいかに噛み砕いて具体的に伝えられるかをすごく話し合いました。意見が割れることがあって、実は前日の夜まで喧嘩していました(笑)。決まらないまま別々のプレゼンを作り、彼は学校があるから遅れるとのことで、私が勝手に自分のプレゼンを出しました。合流したあとで「私がプレゼンするから10分の質疑応答は任せた」と言って、最終的には形になりました(笑)。準決勝のときは、彼がインフルエンザになってしまって、2人でやってきていたし、彼のアイデアをすごく推していたので、プレッシャーを感じつつ、1人でプレゼンをして勝ち上がることができました。

まりかさん

お互い立て込んでいる時期にやっていたので、どの締め切りに対しても「5日前だ」って言いながらやりだしたり、夜に電話を繋ぎながら資料を作ったりという状態が続いていました。最後にもらったフィードバックで、「実現性低いよね」と言われて、そこを詰めないままお互いやっていたんだなと。最初は彼女が「フォローアップに徹するよ」と言っていたものの、お互いだんだんと自我を出してきて、最後の段階では根本的に何をやりたいかが違うよねという話になりました。彼女が勝負思考をどう人に伝えるか、どう順位をあげるかに意識がある一方で、僕はどうしたら自分のアイデアに納得を持てるか、自分が立っても恥ずかしくないプレゼンをどう作るかを意識していました。プレゼンの時に「あなたのプレゼンの前で立って喋りたくない」と言われて、自分のやりたいことがあるからこそ、難しかったのではないかなと思います。でも、どっちもかけてはいけないもので、納得しているかは別として、最後にある程度いいところまで落ち着いたと思っています。

りょういちろうさん

マイナビキャリア甲子園を通して気づいたことや得たことなどあれば教えてください。

みくさん

自分でやりたいタイプなので、お互い自己主張が強い中で協力しなくてはいけない状況というのは今まであまりなかったんです。経験してこなかったような対立や困難、目指すところや意見が違う人との折り合いの付け方、対話の仕方や進め方は身をもって今回経験することができて良かったかなと思っています。

まりかさん

“作って伝える”ということに対して歩を進められたなと思います。マイナビキャリア甲子園の動画が出たあと、学校の文化祭で保護者の方から「出ていましたよね」って言われたり、友達からも連絡をもらったり、伝播性があると感じました。それは、マイナビキャリア甲子園の発表というフォーマットに自分の話を落としたからであり、自分の考えをどう形にするかということを繰り返した結果だと思っています。自分の中で他者性を見極めて、どう伝達を深めていけるか、人に伝えようとする姿勢は必要だったなと。自分としてモヤモヤするところはあれど、形にしてそれを人に伝えるという経験から感じられたことは大きい収穫だったなと思います。

りょういちろうさん


本番の様子

マイナビキャリア甲子園での経験を今後どのように活かしていきたいですか?

みくさん

具体的につきたい職業は決まってないんですけど、どの道に行くにせよ、自分で考えて形にするというところまで持っていくのはどの職業でも大切な事だと思っていて。そこで行動力に欠ける人も多いと思うので、今回達成できたことを忘れずに、自分の思い描いたことを進めていける躍動力に繋げられたらなと思っています。

まりかさん

マイナビキャリア甲子園という大会の特徴として、標本をいろんなところから集めるというところが面白いなと思いました。普段自分のいるコミュニティでやっているプロジェクトが、偏った考え方の人たちを集めたものだと思うからこそ、自分がどういうポジションにいるかというのを個人的に見失いがちで。マイナビキャリア甲子園を通して、「詰めていくところを怠りがちだな」とか「イメージを透過するのは自分の得意なことだな」と思う一方、それがビジネスになるという段階で、一人ではできないことが多いなと客観的にみられたのは大きかったです。なので、今後自分が何をしていけばいいかっていうのを考えた時にすごく有益だなと思いました。

りょういちろうさん

将来やりたいと思ったことをすぐ実行できるような人になりたい

普段はどんな高校生ですか?

みくさん

普段は毎日学校に行って、友達とくだらない話をしたり、勉強したり…普通の高校生です。

まりかさん

僕はあまり馴染めた印象はなく、普段から学校が終わったらすぐ大学生の友達に会いに行くなどしています。自由気ままに過ごしたり作ったりしています。

りょういちろうさん

現在、チャレンジしていることはありますか?

みくさん

今は大学受験を頑張っています。それが落ち着くまではやりたいことをほとんど封印して、大学受験を頑張っていこうかなと。その後は企業系やビジコンに類似したもの含め、関連することに対してもっと勉強していけたらなと漠然に思っています。

まりかさん

今、思ったことや経験を形象化した自主刊行の雑誌みたいなものを出していて、友達に配ったり、ノートに貼り付けたりというようなことをやっています。それこそマイナビキャリア甲子園で思ったのは、勝ち負けにあまり興味がなくて、“自分の文脈の中でどう美しくいられるのか”ということに興味があると気づきました。なので、しばらくは内から発したものを周りに伝達して、そこでどういう融合が起きるかを観察できるとおもしろいのかなと思っています。大学受験どうしようかな...と頭のどこかにはあるんですけど、自分のやるべきことを今の段階で明確にできてきたというのはちょっと嬉しいです。

りょういちろうさん

将来目指しているものはありますか?

みくさん

今やりたいことをやりたいと思ったままに行動してきているので、目指しているものは具体的に決まっていないけど、将来やりたいと思ったことをすぐ実行できるような人になりたくて、そうなるために頑張っていきたいなって思っています。

まりかさん

僕もスタンスとしては似ていて、自分で作ったものや発信したものなどで自分のコミュニティを作りたいなというのを意識しています。そのためになるべく自分の感情だったり文脈だったりを表現して、形に落とし込めるようになっていくといいなと思っています。今は自分の中に蓄積している感情とそれを表現する表現力をためておきたいです。

りょういちろうさん

「まぁ、頑張れたよね」って思えるアイデアを出してほしい

これからマイナビキャリア甲子園に挑戦する方へ向けてメッセージをお願いします。

みくさん

恐れずになんでもやってほしいし、チーム制なので、自分の意見と食い違うことはあると思いますが、その争いから避けようとしないで、納得に近い状態に持っていけるまで悔いのないように話し合って、自分たちが「まぁ、頑張れたよね」って思えるアイデアを出してほしいなと思います。

まりかさん

僕もマイナビキャリア甲子園出た時にそうだったんですけど、アイデアについて何回か話して、なるべく自分の思いが投影できるようなものを作っていけるといいのかなと思います。それで満足して自分の言葉でアイデアを語れるんじゃないかなと思うので、マルクスの労働に疎外されているような状況にならないよう、なるべく手に着いたアイデアを作ってもらえるといいと思います。

りょういちろうさん

ふたりの決勝大会での様子はこちらから

プレゼン映像は1:34:42~ご覧いただけます。

取材・文/みく(ガクラボメンバー)
編集/マイナビティーンズ編集部

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