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今年も開催!高校生のダンス大会DCCにガクラボメンバーが潜入レポート!

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こんにちは!
ガクラボメンバーのゆいです!

今回は、「avex presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP 第12回全国高等学校ダンス部選手権」の決勝大会が開催されるということで、潜入レポートしてきました!熱い戦いをたっぷりとご紹介します。

DANCE CLUB CHAMPIONSHIPとは?

2013年に始まり、今年で12回目の開催となる高校ダンス部の全国大会です。大会ではダンス技術のみを競い合うのではなく、 「漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか?」という審査基準により、「技術力」「表現力」「独創性」を総合的に審査されます。

今回の決勝大会では、全国各地から勝ち上がった37チームが磨き上げたダンスを披露しました。

決勝大会が行われた東京ガーデンシアターには、ご家族やサポーターが一堂に集まり、緊張感が走ります。選手たちが登場する前のカウントダウンなどでは、ハリセンを叩いて応援していました。

会場の温度が上昇!ゲストによるスペシャルステージ

final stageを前にゲストによるスペシャルステージがあり、まず日本工学院ダンスパフォーマンス科の方々が息の合ったダンスを披露しました。続いてavex ROYALBRATSが、Dリーグでも披露した貴重なパフォーマンスで会場を圧倒!Rht.の皆さんもダンスを披露し、圧倒的なパフォーマンスに客席からも歓声が上がりました。

最後にDJ KOOさんのDJタイムがあり、選手たちがステージ上に集まると、盛り上がりは最高潮に達しました!

目黒日本大学高等学校(踊酔:ワルツ)

ワルツのような四分の三拍子の音楽に合わせて、堂々とした表情で踊っていました。

音楽のタイミングに合わせてぴたっと止まる振りがとてもかっこよく、客席からも歓声が起きていました。パンツスタイルの衣装を生かし、裾をキュッと上げる振りも印象に残りました!

関西学院高等部(唄鱗:セイレーン)

壮大な音楽に合わせて、セイレーンの潜む大きな波を表現している姿がとても綺麗でした。

リフトなど高い技術が必要な振りもある中で、足先やタイミングがぴったりと揃ったパフォーマンスがとても魅力的でした。大人数を生かしたダイナミックな構成も高く評価されていました!

日本大学明誠高等学校(天気:てんき)

雲に見立てた白い布を使ったパフォーマンスが印象的でした。布を被ったり、飛び越えたりと、他にはないアイデアが光っていました。布を雲のように空中に浮かび上がらせると、客席からは拍手が起こりました!

最後の空が晴れたような明るい表情もとても清々しかったです。

帝塚山学院高等学校(鼓舞:マウイ)

手足を伸ばすところが綺麗に揃っていて、迫力のある音楽にも合っていました。

アクロバットの要素がある振りでは、見ている人も息を呑むような緊張感のあるパフォーマンスが炸裂。高いジャンプやリフトなど、華やかな振りが次々に披露され一瞬も目が離せませんでした。

山村国際高等学校(紅舞:カルメン)

フラメンコの音楽に合わせて、女性らしい動きや腕の使い方をしながらも強さを魅せつけていました。

クライマックスが近づくと、スカートを赤い布に変え、より迫力を演出していました。人数が少ないながらも、選手の言葉通り会場を赤に染めるようなパフォーマンスでした。

武南高等学校(和勢:わっしょい)

ブレイキンを取り入れた他には真似できない振りと、チームが一体となって作り出す祭りのようなダンスで会場を盛り上げました。

合間の細かいステップもタイミングがぴったり揃っていて、バク宙やキレのあるソロを披露すると、大きな拍手が起こりました。

関西大倉高等学校(狂蟲:バグ)

虫のような細かい手足の使い方で、むずむずするような感覚を与えつつ、美しさがあり新感覚でした。奇妙さを感じる表情もとても印象的でした。

音楽はバグのように展開があまりないものでしたが、パフォーマンスだけで構成を作り上げた点が高く評価されていました。

武南高等学校(窮屈:じゆう)

序盤はゆっくりな音楽で始まり、音に振りをビシッとはめているのがかっこよかったです。

衣装を早替えすると一気に雰囲気が変わり、窮屈から自由へと解放されるというテーマを見事に表現していました。2人のソロから全員のクライマックスへと移る構成も魅力的でした。

樟蔭高等学校(祈念:とっこうのはな)

敬礼をしたり、舞台の端から端まで思い切り走って倒れたりする振りで、テーマを表現していました。最後に花を掲げる振りにはとても感動しました。

選手たちの今にも泣きそうな表情から、本気で特攻という悲劇と向き合い、感情を込めて踊っているのが伝わってきました。

山村国際高等学校(瞬輝:ネバーイナフ)

壮大な音楽と、バレエ要素があるダイナミックな振りが感動的で、ラストにぴったりでした。

まっすぐ伸びた手足や、生き生きとした表情がとても美しく、選手の「自分たちはまだまだいける」「これで満足せずもっと上を行く」という言葉をそのまま表現していました。

優勝に輝いたのは…

今大会の優勝は、武南高等学校(和勢:わっしょい)でした!決勝では唯一の80点越えを叩き出し、1位に輝きました。

元気あるパフォーマンスから一転して、表彰式では涙を流して喜んでいたのが印象的でした。

今回、取材をしてみて

選手の皆さんが、お互いに腰に手を回し、息を呑んで点数を見守ったり、良い点数が出たら抱き合って喜んだりする姿を見ていると、チームの固い絆が伝わってきて、胸がいっぱいになりました。この経験、そしてこの大舞台を共にした仲間は、選手の皆さん一人ひとりの一生の宝物になっていくのだろうなと感じました。同世代の青春と情熱が詰まったパフォーマンスに、たくさんの感動と活力をもらいました!ありがとうございました!

取材・文/ゆい(ガクラボメンバー)
編集/マイナビティーンズ編集部

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