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公式世界大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ」初代チャンピオン&リアルレーサーとしても活躍するイゴール・大村・フラガ選手にガクラボメンバーがインタビュー!

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CONTENTS

※本記事は2023年9月に掲載したものを、サイトリニューアルに伴い移設したものです。
※記事の内容は掲載当時のもので、現在の取扱い状況とは異なる場合がございます。

こんにちは!
ガクラボメンバーのるりかです!

今回は、映画『グランツーリスモ』の公開を記念して、リアルとバーチャルの垣根にとらわれることなく、モータースポーツでの活躍を続けるレーシングドライバーのイゴール・大村・フラガ選手にインタビューしてきました!

イゴール選手についてご紹介します!

幼少期から「グランツーリスモ」シリーズに触れているイゴール選手! 2018年には『グランツーリスモSPORT』(PlayStation 4用ソフト)を使用した初の公式世界大会「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」ネイションズカップにおいて初代世界チャンピオンを獲得しています。リアルカーレースシーンでは、2017年に母国、ブラジルF3シリーズでチャンピオンを獲得するなどリアルレーサーとしても活躍している選手です!

早速、イゴール選手にインタビュー!

3歳の頃からレーシングカートキャリアをスタートされたそうですが、どんなことから始めましたか?

るりかさん

日本では3歳くらいから始められるキッズカートがあり、父にカート場に連れていってもらったのですが、幼かったこともあり親も不安で、『グランツ―リスモ3 』と「プレイステーション 2」を誕生日プレゼントでもらってゲームから始めています。ソフト「グランツ―リスモ」シリーズでは、アクセルは右、ブレーキは左など基本的なことを覚え、数ヵ月後にはカートのライセンスを取得し、週末はカート、平日は1日1時間「グランツーリスモ」をプレイするという生活をしていました。

イゴール選手

なぜPlayStation用ソフト「グランツーリスモ」をやろうと思ったのですか?

るりかさん

小さい頃から車が好きで、「グランツーリスモ」にも好きな車がたくさん収録してありました。(リアルカートに乗れる)18歳まで凄く長かったので、運転の感覚を掴むことができ、自分の好きな車で走ることができるという理由で始めました。平日は『グランツーリスモ7』(PlayStation 5/PlayStation 4用ソフト)をやる生活が今でも続いています。

イゴール選手

いつからレーシングドライバーを目指したのですか?

るりかさん

正直、よく覚えてないんです。父も僕自身も何かすると決めたことは一生懸命頑張るという性格で、大会が大きくなっていくうちに自分はこれを続けたいと思うようになりました。何かがきっかけで目指すようになったのではなく、やっていくうちにプロドライバーを目指すようになりました。

イゴール選手

これまでの人生で一番辛かったことはなんですか?

るりかさん

経済面が一番きついです。両親やブラジルの企業のサポートがあってできています。家族で日本に住みカートをやっていた2008年に、リーマンショックでカートをやり続けるお金がなくなってしまい、一度やめてしまいました。そこから復帰し、参戦したアメリカの大会では、1年に何億円ものお金がかかったので、少しでもお金を節約するため、父が僕のメカニックを務めています。また、1年間アメリカのレースに参加するため、車での移動や生活をしました。振り返ってみるとアメリカでの生活はメンタル的に一番きつかった反面、すごく楽しかった思い出でもあります。

イゴール選手

これまでの人生で、一番嬉しかったことはなんですか?

るりかさん

2020年、F1候補生が多く参加するニュージーランドの「Castrol Toyota Racing Series」で優勝したこと(※)と「グランツーリスモ」の公式世界大会「FIA グランツ―リスモ チャンピオンシップ 2018(FIA GTC 2018)」で優勝したことです。ニュージーランドの大会は、アメリカの辛い時期があったからこそレースに勝ち続けることだけでなく、チャンピオンシップでも優勝できたので嬉しかったです。また、「グランツーリスモ」の公式世界大会はたくさん努力して、タイムトライアルのトップ3に入れるようになり、努力が報われた瞬間でもあったので、違った嬉しさがありました。

イゴール選手

※この大会には現在F1で活躍中の角田裕毅選手も参加しており、イゴール選手は「Castrol Toyota Racing Series」初挑戦でF1チームの後ろ盾を持たないまま父と共に乗り込み、なみいるF1候補生を振り切って優勝した。

高校では何をしていましたか?

るりかさん

高校の授業中は寝ていました(笑)。僕は興味があることには熱くなって頑張るのですが、興味がないことに対して熱をいれることができません。そのギャップが激しいです。でも、高校はちゃんと卒業し、今は自分がやりたいことを思いっきり追いかけています。

イゴール選手

高校卒業後は何をされていましたか?

るりかさん

ソフト「グランツーリスモ」シリーズをずっと練習して、世界でトップ200からトップ10に入る事を目指していました。また、実際のレースも参加できる時に参加するようにしていました。高校卒業後はより熱が入った気がします。

イゴール選手

イゴール選手の一番のストレス解消方法を教えてください。

るりかさん

僕の性格上、ストレスを解消するために始めたものに奥までハマってしまい、逆にそれがストレスになってしまうことがあるんです。ですが、疲れていてしんどい時とかにちょっとどこかで休憩して飲むコーヒーがすごく美味しくて、リラックスできます! あと音楽も聴きます。

イゴール選手

「グランツーリスモ」の公式世界大会で優勝した時のお気持ちを教えてください。

るりかさん

驚きが強かったです。本当にチャンピオンになったのか自分でもわからなくて。「グランツーリスモ」シリーズの公式世界大会は1年間かけて何戦も闘う上に最後の「FIA GTC ワールドファイナル」は4レースのポイント制だったので、最後の最後まで結果がわからないんですよ。1レース目が1位、2レース目が4位、3レース目が10位、4レース目が1位という結果でしたが、「グランツーリスモ」の公式世界大会はレベルが高く差も僅差なので、他の人の順位で結果が決まります。4レースが自分自身の中でも一番いい走りができたのでそれだけでも嬉しかったのですが、結果を聞いて、「え!そうなの!」となりました(笑)。

イゴール選手

映画『グランツーリスモ』の見どころを教えてください。

るりかさん

たくさんありますが、ヤン選手の場合はゲームユーザーの中からリアルレーサーを発掘・育成する「GTアカデミー」の卒業生で、既にリアルレーサーで当時活躍していた人達からみるとただのゲーマーに見えたと思います。そんな中で“僕たちeモータースポーツレーサーもできる!”と証明するのは難しかったと思います。レースだけでなく、レースの周りで起こることも映画の見どころです。

イゴール選手

全国の高校生にメッセージをお願いします。

るりかさん

自分の好きなことを見つけてそれを思いっきりすることが大切です。僕も色々な人に「レーサーになるのは難しい」と言われてきました。でも大きい夢に向かって一生懸命頑張ることでたくさんの経験を得ることができると思います。自分の好きなことをするのは怖いかも知れませんが、無駄にはならないので一生懸命頑張ってください!

イゴール選手

イゴール選手、インタビューにご協力くださり、本当にありがとうございました! これからも応援しています!

るりかさん

インタビュー前にシリーズ最新作『グランツーリスモ7』を体験してきました!

初めてやるゲームでできるか不安でしたが、簡単設定にしてもらい早速体験スタート! 足元にあるアクセルをぎゅっと踏みながらコースを走っていきます。曲がるポイントでスピードを落とさないと曲がり切れないところが難しいです…。振動を感じたり、ハンドルがしっかり重かったり、本当に車に乗っているみたいでした! 初心者でも、設定でドライブアシストを入れぶつからない様にも出来るのでとても楽しく走ることができました。練習をしてからまた体験してみたいです。

今回、取材をしてみて

イゴール選手にお話を伺うときはとても優しく目を見てお話ししてくださいました。周りに難しいと言われても夢を諦めなかった姿がとてもかっこよかったです! そしてレーサーは私が思っていた以上のお金がかかることが驚きでした。いくつもの壁を乗り越えて、ゲームでもリアルでも夢を叶えていて夢を叶えることの素晴らしさを教えてくださいました。私も周りの意見に惑わされ過ぎず、大きな夢をみて少しでも理想の自分に近づきたいです。

取材・文/るりか(ガクラボメンバー)
取材協力・質問案作成/せいいちろう(高校生ライター)
編集/マイナビティーンズ編集部

●ソフト「グランツーリスモ」公式サイト
https://www.gran-turismo.com/j...
・上記公式サイト内、実際の「GTアカデミー」紹介ページ
https://www.gran-turismo.com/jp/academy/
・シリーズ最新作『グランツーリスモ7』(PS5/PS4用ソフト)
https://www.gran-turismo.com/j...

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