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※本記事は2023年5月に掲載したものを、サイトリニューアルに伴い移設したものです。
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【超残念男子】を演じた井上瑞稀さん&【オカン系女子】を演じた久間田琳加さんにインタビュー!
オファーを受けた時の感想
井上瑞稀(以下・井上):まさかまさかでしたね。ジュニアの時からこんな貴重な経験をさせて貰えるなんて驚きでした。台本読んでみてすごく面白くて、面白いからこそプレッシャーはすごく感じました。
久間田琳加(以下・久間田):とにかく嬉しかったです。私自身少女漫画が好きなので、漫画原作の映画化に携われるのが本当に嬉しくて夢みたいな気持ちです。
完成した作品を見ての感想
井上:最初試写を観させてもらった時に恥ずかしくなっちゃって(笑)大スクリーンに映っている自分を観ていられなかったです。でもお話はすごく面白かったです。すごくポップでポジティブな内容なので、フラットに気軽な気持ちで皆さんにも観てもらえるんじゃないかなと思います。
久間田:ちゃんと演じられたかな?という思いが強くて観終わるまで不安でソワソワしていました。大スクリーンに自分が映っているという経験もあまりないので、どう見えるんだろうというワクワクも同時にありましたね。
演じられたキャラクターの印象は?
久間田:ハルにだけ素直になれないところや、すごくピュアなところがすごく好きで、応援したくなるキャラクターだなと思いました。観てくださる方にも応援して貰えるような演じ方をさせて頂きました。
井上:ハル自体が愛されキャラで、人間的にも愛くるしさをすごく感じていたので、どう可愛らしさを表現しようかというのは全体を通して意識していたかなと思います。細かい部分だと声のトーンとか歩き方も自分なりにキャラを解釈して表現しました。
共演する前のお互いの印象は?
井上:共演前にバラエティーで一回だけお会いしたことはあったんですけど、2・3時間のロケでその時は全然話さなかったので今回ほぼ初絡みではあるんですけど、僕と同い年というのが凄く大きかったかなと思っていて、凄く人見知りなんですけどその壁を崩すのに普段より全然時間はかからなかったですね。
久間田:本当に同い年でよかったなと思います。流行ったものとかも一緒で、何を話しても通ずるので凄く安心できました。
井上:本番の収録に入る前にリハーサルの時間をかなり設けてくださったんですけど、お互い人見知りなので全然話さなかったんですよね。僕がリハーサルの時に一杯一杯でコミュニケーションをとるまで気が回らなかったんですけど、その中で少しずつ会話したり、ただ話すだけの時間を作ったりして打ち解けていきました。
共演者4人での思い出エピソードは?
井上:収録中ずっと楽しかったです。ずっと話していました。僕と久間田さんの大事なシーンの演じ方でちょっと詰まってしまった時があり、その時に萩原さんと浅川さんに相談したんですけど、親身に話を聞いてくれてアドバイスもしてくれました。2人の存在は凄く大きかったです。
久間田:最初は井上さんと2人でハルと楓の距離を縮めようとしていたんですけど、萩原さんと浅川さんが合流してからもっと空気感ができたというか。私と井上さんだけでは補えなかった部分が埋められたような気がして凄くありがたかったです。
HiHi Jetsのメンバーには観てもらいたいですか?
井上:嫌だって言っても観にきますよあの人達(笑)すごく面白いので観て欲しい気持ちはありますけど一緒に観たら茶々入れてきそうで嫌ですね。なので一人一人バラバラに観に行って欲しいです。
いのうえみずき 井上瑞稀
2000年10月31日生まれ、神奈川県出身。HiHi Jetsではグループリーダーを務める。主な出演作は、テレビドラマの主演として「DIVE!!」(21)、「全力!クリーナーズ」(22)、「トモダチゲームR4」(22)、映画では「弱虫ペダル」(20)など。2023年3月〜4月、舞台単独初主演のミュージカル「ルーザーヴィル」に出演した。
くまだりんか 久間田琳加
2001年2月23日生まれ、東京都出身。「non-no」専属モデルを務める。主な出演作は、テレビドラマの主演作に「マリーミー!」(20)、「青春シンデレラ」(22)、「ブラザー・トラップ」(23)、映画の主演作に「ヌヌコの聖★戦〜HARAJYUKU STORY〜」(18)、Netflix「君に届け」、WOWOW「ながたんと青と-いち日の料理帖-」など。
映画『おとななじみ』
青山 春(通称”ハル”)と加賀屋 楓は、4歳の時から隣に住む “おさななじみ” 。お互い一人暮らしを始めた24歳の二人は、結局今も同じアパートの隣の部屋に住んでいる。楓はハルを想い続けているが、肝心のハルは楓の気持ちに全く気付く様子はない。だらしないハルに、楓はつい世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっていた。進展しない関係に業を煮やした楓は、おさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルを諦める事を宣言。しかし、決意したものの、ズルズルとハルを諦めきれない楓に、伊織は大人の男として優しく接し、実は楓のことが小学生の頃から好きだったと告げる。 急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。鈍感ながらも、自分の本心に気付き始めたハルだったが、楓に対して素直になることができず、美桜に心の内を相談する。実は、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに頑なに守り続けなければならないと思っていてーー
原作:「おとななじみ」中原アヤ(集英社マーガレットコミックス刊)