- 英語初心者の社会人に役立つ英語の勉強法とポイントが分かる
- 忙しい社会人がスキマ時間を活用して英語を学習する方法、英語をマスターしていく流れがイメージできる
- 英語の勉強を始めたい社会人に役立つ学習ツールや教材を把握できる
転職やワーホリ、語学留学などの目標を見据えて、英語の勉強を始めたいと思っている社会人は少なくありません。
しかしいざ勉強を始めようと思っても、何から勉強すればいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。
そこで英語の勉強を始めたい社会人のために、何から取り組むべきか、学習のコツやおすすめの教材・ツールとともに解説していきます。
社会人初心者がゼロから始める英語の勉強法とポイント7選

社会人も学生同様、正しい学習方法で英語を勉強すれば、成果を出すことは可能です。
ここでは、社会人初心者がゼロから始める英語の勉強法とポイント7選を解説していきます。
- まずは英語を学ぶ目的をメモに書き出して明確にしていく
- 英語学習の目標を期間ごとに細かく分けて設定していく
- 英語学習のスケジュールを期間ごとに分けて設定していく
- いきなり挫折しないよう意識しながら英語に触れる機会を増やす
- 最初は肩慣らしとして中学レベルの復習から始めていく
- 中学レベルの復習に慣れたら高校レベルの英語を学習していく
- ワーホリや英語系の資格取得など目的に合った学習を始める
1つずつ解説していくので、これから英語学習を始めていく社会人は参考にしてみてください。
社会人の勉強法①まずは英語を学ぶ目的をメモに書き出して明確にしていく

社会人がゼロから英語学習を始める場合、まずは英語を学ぶ目的を明確にしていきましょう。
英語を学ぶ目的を明確にしないと、中途半端な学習が続いてしまい、途中で挫折する可能性が高くなるからです。
英語を学ぶ目的を決めていく際は、「語学留学に行く」など曖昧な目的ではなく、具体的な目的を設定していきましょう。
- 大手企業や外資系企業に就職したいからTOEICで800点以上取る
- ワーホリに参加したいから日常会話レベルの英語を習得していく
- 英語系の職種に転職したいから語学留学に参加して英語力を上げる
上記のように英語を学ぶ目的を明確にしていけば、途中で挫折する可能性も低くなります。
逆に、目的が抽象的でフワッとしていると学習に身が入らないため、ダラダラ勉強していくだけで、時間を無駄にしてしまいます。
これから英語学習を始めていく英語初心者は、英語を学ぶ目的を明確にしていくところから始めていきましょう。
社会人の勉強法②英語学習の目標を期間ごとに細かく分けて設定していく

英語学習の最終目標を決めたら、次に英語学習の目標を期間ごとに細かく分けて設定していきましょう。
目的同様、先に具体的な目標を決めることで、途中で挫折するのを防ぐことができます。
英語学習の目標を「TOEICで800点を取って、外資系企業に転職すること」と仮定した場合、目標の具体例は以下のようになります。
- 第1目標:3ヶ月後にTOEICで500点以上取る
- 第2目標:半年後にTOEICで700点以上取る
- 最終目標:1年後にTOEIC800点に到達し希望する企業に転職
上記の目標はあくまで一例であり、1ヶ月ごとなど、さらに細かく目標を設定していってもいいでしょう。目標を細かく設定すればするほど、次で紹介する英語学習のスケジュールも設定しやすくなります。
また、目標が明確であれば英語学習を継続して行えます。
例えば、
「英語力とビジネススキルを認められ、海外支店への異動を実現し、周囲から頼りにされて年収も上がった状態」
を目標にすれば、イキイキと働く自分の姿を想像するだけで嬉しくなり、それを現実にするため日々前向きに努力しやすいはずです。
まずは英語学習の最終目標を決め、次にゴール到着までに必要な短期目標を設定して、目標達成後の姿を思い描きながら学習を始めましょう。
社会人の勉強法③英語学習のスケジュールを期間ごとに分けて設定していく

英語学習の目標を決めたら、次に英語学習のスケジュールを期間ごとに分けて設定していきましょう。
最初に学習スケジュールを設定してしまえば、後はスケジュールに沿って勉強していくだけになります。
また、毎日「今日は何をやろうかな」と悩まなくなるため、スムーズに日々の学習を進めやすくなるはずです。
英語学習の目的をTOEICで「800点を取ること」と仮定した場合、学習スケジュールの具体例は以下のようになります。
- 学習内容:中学・高校レベルの英語の復習からスタート
- 大まかな学習スケジュール:最初の1ヶ月は中学1年生レベルの英語を復習
- 具体的な学習スケジュール:単語を毎日30個覚える/文法の問題集を5ページ解く
上記のような学習スケジュールを、先ほど説明した「学習目標」と照らし合わせて、細かく設定していくのがおすすめです。
特に、具体的な学習スケジュールを決めていくときは「理想のスケジュール」と「最低限やるべきスケジュール」を決めていきましょう。
「単語を毎日5個覚える/文法の問題集を1ページ解く」といったように、最低限やるべきスケジュールを設定しておけば、やる気が出ない日でも学習に取り組むことができます。
上記のように、モチベーションに頼らず学習を進めていけば「継続力」が向上していくため、最終目標まで突っ走ることが可能です。
英語学習のスケジュールを決めていくときは、確実に毎日取り組める内容を、できるだけ具体的に設定していきましょう。
社会人の勉強法④いきなり挫折しないよう意識しながら英語に触れる機会を増やす

英語を学ぶ目的や目標、学習スケジュールを設定していったら、次に英語に触れる機会を増やしていきましょう。
いきなり英語学習を始めてもいいのですが、思った以上に勉強が大変で、挫折してしまう社会人も少なくありません。
そのため、まずは英語そのものを好きになるために、気軽に楽しく英語に触れる機会を増やしてみてください。
前向きな気持ちで英語に慣れていくためには、以下のツールを活用するのがおすすめです。
- 英語圏のコメディ番組(YouTube)
- Netflixの洋画や海外ドラマ
- 英語学習アプリ(できればゲーム性があるもの)
上記のように、集中せずともリラックスして英語を楽しめるツールを駆使して、英語の楽しさに触れていきましょう。
特にNetflixは、英語音声&日本語字幕、日本語吹き替え&英語字幕、英語音声&英語字幕など、音声と字幕を幅広く組み合わせた学習が可能です。
日本語と英語を照らし合わせて、最終的には英語だけで動画を楽しめる状態を目指せるため、初心者が段階的に英語に慣れていけます。

もちろん、上記のツールに縛られる必要はなく、洋楽が好きなら毎日違うジャンルの洋楽を聞いていくのもいいでしょう。
「海外ドラマは早口で難しいから、バラード系の洋楽にしよう」
など、あくまでもレベルに合ったツールを選んでくださいね。
英語の楽しさを理解できれば、英語学習も捗っていきます。まずは自分にとって楽しいと思えるツールで、英語に触れる機会を増やしていきましょう。
社会人の勉強法⑤最初は肩慣らしとして中学校レベルの英語の復習から始めていく

学習の初期段階では、英語学習の肩慣らしとして中学校レベルの復習から始めていきましょう。
TOEICの公式問題集など、いきなり高度な学習から始めていくと、問題がまったく解けなくて嫌になってしまうはずです。
いきなり挫折しないためには、まずは簡単な中学校レベルの英語の復習から始めていくのがポイント。
中学校レベルの英語を復習していくのにおすすめの教材やツールは、以下の3つです。
- 書籍:DUO3.0(英単語)
- 書籍:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく(英文法)
- アプリ:早打ち英文法(初級)
まずは、DUO3.0を活用して中学レベルの英単語から復習していきましょう。
社会人だと、自分が思っている以上に英語学習のブランクがあるため、まずは英単語の暗記から始めて、徐々に感覚を取り戻していくのがおすすめです。
また、通勤途中などのスキマ時間で英語を学習するなら、スマホアプリの「早打ち英文法」が使えます。
ゲーム感覚で中学校レベルの英単語や英文法を復習できるため、社会人もスキマ時間に飽きずに継続可能です。
社会人の勉強法⑥中学校レベルの復習に慣れたら高校レベルの英語を学習していく

中学レベルの復習に慣れてきたら、次に高校レベルの英語を学習していきましょう。
英会話を習得するにしても、TOEICでハイスコアを取るにしても、高校レベルの英語力は必要になってくるからです。
特にTOEICで700点以上を目指す場合は、高校レベルの英語を網羅的に復習しておきましょう。
高校レベルの英語を復習していくのに、おすすめの教材やツールは以下です。
- 書籍:ターゲット1900(単語)
- 書籍:高校英文法をひとつひとつわかりやすく。(英文法)
- アプリ:早打ち英文法(一部高校レベル)
特に、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」はかなりおすすめです。
高校レベルの英文法が苦手な人や英語初心者向けの書籍となっているため、高校英語の基礎から応用まで、スムーズに理解できます。
受験勉強レベルまで完璧に学習していく必要はありませんが、高校レベルの英語を網羅的に学習しておけば、資格にせよ英会話にせよ、ある程度の結果を出せるでしょう。
社会人が英語を学習していくときは、中学英語の復習→高校英語の復習という順番で勉強してみてください。
社会人の勉強法⑦ワーホリや英語系の資格取得など目的に合った学習を始める

英語学習の目的や学習スケジュールを決め、復習をある程度済ませたら、英語を学ぶ目的に合った学習を始めていきましょう。
人によって目的が異なるため、学習内容も異なりますが、一例をいくつか紹介していきます。
- TOEICでハイスコアを取る場合→TOEICの参考書や問題集を活用して学習する
- ワーホリに参加するために英会話を練習する場合→オンライン英会話を活用して学習する
上記のように英語を学ぶ目的によって学習内容はもちろん、必要な教材やサービス、ツールが異なってきます。
そのため、目的を達成するのに必要な学習内容を洗い出した上で、書籍の購入やサービスの登録を行っていきましょう。
これから英語学習を始める社会人は、ここまで紹介した一通りの流れを参考にしてみてください。
挫折が不安な人や挫折経験がある人は、独学で英語を習得するコツについて把握し、効果的な学習を実践しましょう。

英語が苦手&忙しい社会人が楽しみながら勉強するための方法・コツ

ここでは、英語が苦手&忙しい社会人が楽しみながら取り組める勉強方法を5つ紹介していきます。
- スマホアプリを活用してゲーム感覚で楽しく英語を学んでいく
- 大人用の英語ドリルを活用して基本的な英語を学んでいく
- Netflixのような動画配信サービスを活用して映画やドラマを楽しみながら英語を学んでいく
- 英語日記を活用して学んだ単語や文法をアウトプットしていく
- 英語の歌を聞きながらオーバーラッピングを活用して英語を学ぶ
時間がない社会人の場合、少しでも楽しみながら英語学習を続けていかないと途中で挫折してしまいます。
1つずつ解説していくので、これから英語学習を始める社会人は参考にしてみてください。
スマホアプリを活用してゲーム感覚で楽しく英語を学んでいく
英語が苦手かつ忙しい社会人は、スマホアプリを活用してゲーム感覚で楽しく英語を学んでいきましょう。
スマホアプリなら、通勤途中や就寝前などスキマ時間を活用して気軽に英語を学べるからです。
スマホアプリで英語を学ぶときは、以下のようにゲーム性のある英語学習アプリを活用してみてください。
- 英語物語(無料)→RPGゲーム×英語学習
- 英単語パズルNekotan(無料)→パズルゲーム×英単語学習
- 英語耳ゲー(無料)→音ゲー×リスニング学習
上記のアプリを活用すれば、スマホゲームを楽しむ感覚で英語を学習できます。
スマホアプリは学習のハードルが低いので、英語が苦手かつ忙しい社会人でも、気軽に継続できるのがメリットですよ。
大人用の英語ドリルを活用して基本的な英語を学んでいく
英語が苦手なため、英語の基礎から復習していきたい人は大人用の英語ドリルを活用していきましょう。
大人の英語ドリルは1日数分からできるため、時間がない社会人でも気軽に取り組めます。
また、クイズ形式のドリルや音声付きのドリルなど、ゲーム感覚で楽しめるドリルも多いので、飽きずに学習を継続できます。
おすすめの大人用英語ドリルは以下の3つです。
上記のドリルを含め、大人用の英語ドリルは中学レベルの英語を学んでいくため、英語初心者でも気軽に始められます。
いきなりTOEICなどの資格系の参考書や問題集から始めるのは大変なので、英語が苦手な社会人は英語ドリルから始めてみてください。
Netflixのような動画配信サービスを活用して映画やドラマを楽しみながら英語を学んでいく
動画配信サービスを活用すれば、好きな映画やドラマを楽しみながら、趣味の感覚で英語を学べます。
特に「Netflix」は、英語を楽しく学んでいきたい人におすすめのツールです。日本語音声×英語字幕機能を設定できるため、完全な初心者は日本語を聞きながら、字幕で英語表現を学ぶこともできます。
好きな海外ドラマや映画、バラエティショーなら、英語が苦手な人でも楽しく英語を学べるはずです。
また、Netflixのアプリをインストールすれば電車の中でも気軽にリスニングの勉強ができるので、活用してみてください。
ちなみに、海外ドラマを活用してリスニングを勉強するときは、以下のように日常会話がたくさん出てくる作品にしましょう。
- フレンズ
- グリー
- スーツ(ビジネス英語も学べる)
アクション系の作品は、非日常的な英語が飛び交うのであまりおすすめできません。
Netflixで英語学習をするときは、上記のような日常会話がたくさん出てくるコンテンツを選んでみてください。
英語日記を活用して学んだ単語や文法をアウトプットしていく
英語日記は、その日の出来事や自分の想いを英語で書いていく学習法です。「自力で英語の文章を書くなんてできない」と思うかもしれませんが、自由に英語の文章を書いていくだけなので、実は英語初心者も気軽に始めることができます。
英語日記のメリットは以下の3つです。
- 日々学んだことをアウトプットできる
- 英文を書く習慣を身につけられる
- 英語の表現力を磨ける
英語日記は日々学んだ知識を、実際に使える状態にするためのアウトプットとして実践していきます。
映画やドラマを見て覚えたフレーズや、街中で見かけた英文など、ふと気になった英語を活用して文章を書いていきましょう。
毎日続けていけば、英語のライティングやリーディングの習慣を身につけることができます。また、習慣化していけば英会話で必要な表現力も磨くことができます。
英語日記は自由に英文を書ける上、ペンとノートがあればすぐに始められるので、気軽に学びたい英語初心者におすすめの学習法です。
洋楽を聞きながらオーバーラッピングをしていく
オーバーラッピングとは、英文を見ながら、流れる英語の音声と同時に英文を読み上げていくリスニングのトレーニング方法です。
英語の音や意味を正確に把握して、聞き取れるだけでなく、自分でも再現できる状態を目指せるのがメリット。
実際に英文を読みながら、流れてくる英語の音声を聞いて発音していくだけなので、リスニングが苦手な英語初心者でも気軽に始められます。
本来は、英語の参考書や問題集に付いてくるCD音源の英文を活用してオーバーラッピングをしていくのですが、英語初心者にはややハードルが高いです。
そのため、まずは自分の好きな洋楽を聞きながらオーバーラッピングをしていきましょう。
例えば、音楽アプリの「Spotify」には歌詞を表示してくれる機能があるため、オーバーラッピングをするのに最適です。
好きな洋楽を聴きながら、歌詞を見て歌を口ずさむだけでもリスニングの勉強になります。
ただロックやラップなど、速いテンポの曲だと音声に付いていくのが大変なため、最初はバラードなどゆっくりした曲がおすすめです。
好きな洋楽なら、楽しくオーバーラッピングができるはずなので、ぜひ練習してみてください。
【研究論文で証明】社会人が英語の勉強で成果を出すために必要なことを専門家の意見から考察

ここでは、社会人が英語を勉強するために必要なことを、専門家の研究論文の意見を基に詳しく考察していきます。
これから英語学習を始めていく社会人は、勉強の参考にしてみてください。
社会人が英語を学習する上で最も重要なのは目的・目標を設定すること
論文の概要を紹介
上記の論文はこれまで小学生〜大学生まで、様々な年代の学生に英語を教えてきた東京歯科大学の教授森田氏がまとめた英語学習に関するレポートです。
森田氏は受験というハードルや縛りがなく、自由に英語学習をできる環境にありながら、ほとんどの社会人は英語に関する学習をしていないと考察。
社会人が英語を勉強しない理由は、「社会人に関する英語学習法論がほとんどないから」と考察し、社会人に必要な学習法を考案していきました。
森田氏は、社会人が英語を始める上で最も重要なのは以下の3つだと語っています。
- 目的や目標はなるべく具体的に設定する
- 英語試験の受験に挑戦する
- 自分の好きな分野や専門的なことに英語を活用する
上記のように英語を学んで「どうなりたいか」という具体的な目的や目標がないと、学習を継続するのは難しいと推測しました。
そこで、森田氏は具体的な「目的・目標」を決めた上で、次の学習を行っていくのがおすすめと述べています。
社会人の英語学習のコツは習うより慣れろ精神で続けていくこと
森田氏曰く、社会人が英語を学習するときは「習うより慣れろ精神」で始めていくのが重要だそうです。
また、習うより慣れろを踏まえた上で以下の具体的な学習法を提示しています。
- 大人(社会人)が英語を勉強するには英文法を活用する
- 瞬間英作文(日本語の文章を瞬間的に英訳するトレーニング)に取り組む
- 日本語→簡単な日本語→英語への言い換えを習慣化する
- 専門分野や趣味に関する英語の語彙を増やす
- 国際語(世界共通の言語)として英語習得を目指す
特に、社会人が英語学習で最も重要視すべきなのは英文法だと主張しています。
なぜなら大人が英語を話すと仮定した際に、英文法が不自然で、なおかつ若者言葉で話していると、周りの人間から信用されないからです。
また、社会人は学生と違って忙しいため、できるだけ効率を意識して勉強していかなくてはなりません。
そのため森田氏は、社会人が英文法を学習する際は、以下を意識するのがおすすめと提案しています。
◇文法書は最初から最後まで全部読まなくてもよい。
◇忘れているところ,知りたい項目について読む。
◇例文は日常的に使えそうなものがよい。
◇文法書は自分と相性の良さそうなものを選ぶ。
引用:(森田, 2016, p.19)
上記の内容を意識して英語を学習していけば、効率よく正しい英文法を身につけることができるそうです。
忙しい社会人の場合、勉強が本業の学生のように1から10まで完璧に学習していくのは困難です。
そのため、ここで紹介した学習法を参考に「習うより慣れろ精神」で学習を始めていきましょう。
社会人が英語を勉強するメリットは多数!社会人にとっての重要性を解説

社会人が英語を勉強することで得られるメリットは、以下の3つです。
- 転職活動を考えたときにキャリアの選択肢が一気に広がる
- 海外出張や海外赴任を希望するときに説得材料として役立つ
- 海外旅行に行ったときに全力で観光を楽しむことができる
1つずつ解説していくので、英語を勉強しようか検討中の社会人は参考にしてみてください。
英語を勉強するメリット①転職活動を考えたときにキャリアの選択肢が一気に広がる

英語を勉強していれば、転職活動を考えたときにキャリアの選択肢が一気に広がります。
理由は以下の2つです。
- 英語系の職種にジョブチェンジできる
- 英語系の資格をもっていれば就活のときに有利になる
当たり前ですが、ある程度英語を勉強していれば英語を活かせる職種に転職することが可能です。
英語系の職種というと通訳士のイメージが強いかもしれませんが、日本は観光産業に強いため、英語系の職種は豊富にあります。
例えば、空港内のグランドスタッフや旅行会社のツアープランナーなどは、英語を活かせる職種として人気があります。
また、英語の勉強をしてTOEICやIELTSなど英語の資格を取得すれば、就活の選考のときに有利になるでしょう。
例えば、楽天はTOEICのスコアを採用基準の1つにしていることで有名です。
TOEICスコアのみで選考結果を判断することはなく、選考結果につきましては総合的に判断させていただいております。ただし、ご入社までに800点を取得いただくことが必要です。
引用:楽天公式サイト
また、楽天以外にもTOEICを採用基準にしている大手企業は多いです。
英語を勉強すればキャリアの選択肢が一気に広がるため、「勉強を始めようかな」と検討中の社会人は第一歩を踏み出しましょう。
英語を勉強するメリット②海外出張や海外赴任を希望するときに説得材料として役立つ

英語を勉強していれば、海外出張や海外赴任を希望するときに説得材料として役立ちます。
特にTOEICやIELTSなど、英語関連の資格を取得していれば、海外出張や海外赴任の確率はさらに上がるでしょう。
英語系の資格を取得している=英語を使って仕事ができると思われるからです。
しかし、海外赴任できるのは同期の中でも上位数%のトップ層のみです。
そのため、自分から海外赴任を希望する場合は、上層部を納得させる説得材料が必要になってきます。
その説得材料として、英語系の資格はとても重要になります。
「英語を話せるから海外支店に行ってもきちんと働いてくれる」と評価してもらえるからです。
現在、海外に支店がある企業に勤めている人や、将来的に勤める予定がある人は、参考にしてみてください。
英語を勉強するメリット③海外旅行に行ったときに全力で観光を楽しむことができる

社会人が英語を勉強した場合、海外旅行に行ったときに全力で観光を楽しむことができます。
とはいっても、ネイティブレベルまで話せるようになる必要はありません。
中学校レベルの英語を復習するだけでも、全力で観光を楽しめるようになるからです。
実際に以下のような場面では、中学英語を勉強するだけでも、現地の人とコミュニケーションを取ることができます。
- 空港で入国審査を受けるとき
- 飲食店でメニューを頼むとき
- 海外のホテルにチェックインするとき
- 現地のレジャーを楽しむとき
- ショッピングで物を買うとき
逆に、英語をまったく勉強していない状況だと、上記のような場面でパニックになってしまい、気疲れする機会が増えてしまいます。
世界的にコロナが明けて旅行する人が増えているため、これからは海外旅行に行く機会が多くなるはずです。
海外旅行を検討中で、行くからには全力で楽しみたい人は、中学校レベルの英語からでいいので、英語の勉強を始めていきましょう。
社会人が英語の勉強に今すぐ使えるツール5選+中~上級者向けツール2選

ここでは、社会人が英語の勉強に今すぐ使えるツール5選+中~上級者向けツール2選を紹介していきます。
- 英語学習アプリ
- 中学レベルの英語書籍
- YouTubeやTEDなどの動画サイト
- 英会話スクール/英語コーチングスクール
- オンライン英会話の完全初心者コース
- 中級者向け:海外ニュースやラジオ
- 上級者向け:洋書や英字新聞・雑誌
まずは、初心者向けのツールから紹介していくので、これから英語学習を始める社会人は参考にしてみてください。
英語学習アプリは社会人がスキマ時間にゲーム感覚で勉強できる

英語学習アプリは、これから英語学習を始めていく社会人におすすめです。
通勤途中や昼休み休憩などのスキマ時間を活用して、ゲーム感覚で勉強できるからです。
また、最近はAIを使った英会話アプリやTOEIC専門のアプリなど、いろいろな種類のアプリがリリースされています。
そのため、自分の学習目的に合ったアプリがすぐ見つかるはずです。
英語学習アプリのメリット、デメリットについては次の見出しで解説しているので、参考にしてみてください。
【社会人が英語学習アプリを使うメリット】
英語学習アプリを使った学習のメリットは以下の3つです。
- 無料で英語を学べる
- ゲーム感覚で学べるから飽きない
- スキマ時間を活用して気軽に学べる
英語学習系のアプリは無料のものが多いため、アプリをダウンロードしたらすぐに学習を始めることができます。
また、最近はゲーム性を取り入れたアプリが多いので、飽きずに学習を継続できます。
通常の労働時間が8時間だとして、そこから残業や飲み会があると、仮に寝る前までに数時間余裕があっても疲れて勉強どころではありません。
さらに早朝のミーティングがある人はすぐに寝る必要があるなど、社会人は多くの予定に忙殺されることが多いです。
このままでは予定が埋まっているだけでなく、空いた時間も疲れて勉強どころではない日ばかりになってしまいます。
そこで5~10分程度のスキマ時間に、気分転換する感覚で楽しく取り組めるアプリなら、ストレスなく英語学習を進めやすいはず。
さらに、英語学習系のアプリはスマホさえあれば気軽に学習を始められるため、スキマ時間を活用して勉強していきたい社会人にぴったりのツールです。
これから英語学習を始める人は、参考にしてみてください。
【社会人が英語学習アプリを使うデメリット】
英語学習アプリを使った学習のデメリットは、情報量の少なさです。
特に無料のアプリは情報量が少ないため、書籍のように、網羅的に学習することが難しいです。
スタディサプリのように有料のアプリであれば、情報量も多く網羅的に学べますが、毎月経済的な負担を負う必要があります。
無料で気軽に学びたい人は、あくまで補助的なツールとして英語学習アプリを活用していくのがおすすめです。
中学レベルの英語書籍は英語の基礎を網羅して復習できる

これから英語学習を始めていく場合、英語の基礎を復習するのに適している点で、中学レベルの英語書籍がとても役立ちます。
英会話力を習得するにせよ、TOEICでハイスコアを習得するにせよ、英語の基礎である中学英語をマスターすることは必須です。
そのため、短期間で網羅的に中学英語を習得していきたいなら、中学英語に特化した書籍での学習が最もおすすめできます。
これから英語を学習していく社会人は、中学レベルの英語の復習から始めていきましょう。
【社会人が英語を書籍で勉強するメリット】
中学レベルの英語書籍を使った学習のメリットは、コスパの良さです。
以下の書籍であれば、3,000円以下で中学英語の単語や文法を網羅的に学ぶことができます。
- 書籍:中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本 (税込1,320円)
- 書籍:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく(税込2,530円)
正直、中学英語レベルの復習なら書籍だけで十分です。
ただ、網羅的に学ぶなら単語に関する書籍と文法に関する書籍、計2冊を買うのがおすすめです。
これから英語学習を始めていく社会人は、参考にしてみてください。
【社会人が英語を書籍で勉強するデメリット】
中学レベルの英語書籍を使った学習のデメリットは、分からない部分があっても、誰にも聞けない点です。
もちろん、書籍内には問題に対する解説が記載されていますが、解説を読んでも理解できない場合もあるでしょう。
家庭教師のように、細かく解説してくれる人もいないため、書籍だけだと挫折してしまう人も少なくありません。
そのため、次で紹介するYouTubeなどの動画ツールを活用して、わからない部分の内容を補っていくのがおすすめです。
YouTubeやTEDなどの動画サイトは無料コンテンツが多くて便利

最近はYouTubeやTEDなどの動画サイトを活用して、英語学習を始める人が多いです。
動画サイトには、無料の英語学習コンテンツが豊富にそろっています。
特にYouTubeでは、キッズ向けや初心者向けから、中級者・上級者向けまで、様々なコンテンツが配信されています。
そのため、自分の学習目的にあったものをすぐに見つけることが可能です。
英語学習を検討中の人は、動画サイトもチェックしていきましょう。
【社会人が英語を動画サイトで勉強するメリット】
YouTubeやTEDなどの動画サイトを使った学習のメリットは以下の3つです。
- 無料で学べる
- コンテンツの数が豊富である
- 日本語字幕機能がある
基本的に、YouTubeやTEDなどの動画サイトは無料です。
特にYouTubeは無料にもかかわらず、様々な学習コンテンツが配信されているため、社会人でも気軽に英語を学ぶことができます。
また、YouTubeやTEDには日本語字幕の機能があるため、リスニングやスピーキング学習にも活用できます。
動画サイトは思っている以上に便利に感じることがあるので、ぜひ活用してみてください。
【社会人が英語を動画サイトで勉強するデメリット】
YouTubeやTEDなどの動画サイトを使った学習のデメリットは、正しい情報か判断しにくい点です。
特にYouTubeは誰でも動画をアップできるため、時には間違った情報を発信している人もいます。
英語のように学習系の動画だと、間違った認識で覚えてしまうと、今後の学習に悪い意味で影響していきます。
そのため、動画サイトを参考にするときは、発信者のプロフィールやコメント欄にある視聴者の指摘などを参考にしていきましょう。
基本的に、英語関連のスクールやサービスを展開しているYouTubeチャンネルであれば、安心して学べます。
動画サイトを使って英語を学んでいきたい人は、参考にしてみてください。
英会話スクール/英語コーチングスクールはモチベーション管理に役立つ

ある程度、英語学習に慣れてきた社会人におすすめなのが、英会話スクールと英語コーチングスクールです。
特に、独学で行き詰ってしまった人など、プロの力に頼りたくなった人にはおすすめします。
例えば、英会話スクールに通えば、英会話の基礎から応用まで、みっちり学ぶことが可能です。
また、英語コーチングスクールに通えば英語学習のスケジュール作成はもちろん、日々の学習管理やモチベーション管理まで行ってくれます。
次の見出しで、英会話スクールと英語コーチングスクールのメリット、デメリットを紹介しているので参考にしてみてください。
【社会人が英語をスクールで勉強するメリット】
英会話スクールと英語コーチングスクールを使った学習のメリットは、以下の2つです。
- モチベーションの管理が楽になる
- 疑問点を相談してすぐに解決できる
独学だと1人で黙々と勉強していくだけなので、日々の努力の成果が見えづらく、モチベーションを保つのが難しいといったデメリットがあります。
しかし、英会話スクールや英語コーチングスクールを活用すれば、カリキュラムごとに成長具合を確認でき、講師からのフィードバックもあるので、自分の成長を実感することができます。
また、英会話スクールや英語コーチングスクールに通えば、独学では理解できなかった部分もすぐに聞くことができるため、途中で躓くこともありません。
【社会人が英語をスクールで勉強するデメリット】
英会話スクールと英語コーチングスクールを使った学習のデメリットは、費用がかかる点です。
以下のように、お世辞にも安いとは言えない授業料がかかってくるため、万人向けのサービスではありません。
- 英会話スクールの一例(ECC外語学院):税込22,000円(1回あたり)
- 英語コーチングスクールの一例(ライザップイングリッシュ):税込437,800円(16回コース)
上記の金額はレッスン料のみであり、サービスによっては別途入会費や教材費がかかってきます。
入会後に「効果が出なかった」と感じれば、特にコーチングでは私立大学院の学費の半期分相当ともいえる大金を無駄にすることになります。
英会話スクールと英語コーチングスクールを検討する際は、
「本当に元を取れそうか」
「最悪、効果が出なかったとしても、金銭面の痛手を最小限に抑えられるか」
という観点を忘れないようにしましょう。
オンライン英会話の完全初心者コースは英会話の基礎を身につけるのに最適

ある程度、英語学習に慣れてきたらオンライン英会話の完全初心者コースを受講してみるのもおすすめです。
英語を学ぶ目的が「ワーホリや留学などに行き、英語で話せるようになること」なら、特に活用できます。
ただ、英語のみを使う普通の英会話レッスンからいきなり始めるのはハードルが高すぎるため、まずは「完全初心者コース」から受講していきましょう。
完全初心者コースは、英語初心者でも受講できる基礎レッスンや、日本人講師が行うレッスンが一般的なため、英語が得意ではなくてもレッスンを楽しめます。
オンライン英会話を検討中の方は、参考にしてみてください。
【社会人がオンライン英会話で勉強するメリット】
オンライン英会話を使った学習のメリットは、好きな時間に好きな場所で自由にレッスンできる点です。
例えば、大手オンライン英会話の「ネイティブキャンプ」は、365日24時間いつでも好きなときに受講できます。
そのため、会社終わりや週末の空いた時間など、好きなタイミングで英会話を練習することができます。
また、パソコン1台と通信環境が整っていれば、どこでも自由に受講できるため場所を選びません。
このように、オンライン英会話はスキマ時間を活用して英語を学習できるため、社会人におすすめです。
【社会人がオンライン英会話で勉強するデメリット】
オンライン英会話を使った学習のデメリットは、講師との相性が悪いとモチベーションが下がってしまう点です。
オンライン英会話の講師は基本的に外国人で、さらに人種も様々です。
そのため、文化や言葉の違いでうまく会話が続かなかったり、沈黙ができたりなど、気まずい場面もあります。
このように相性が悪い講師に当たってしまうと、英語学習がつらくなり、途中で挫折する可能性が高いです。
多くのオンライン英会話では、公式サイトから講師の評価やキャンセル率などをチェックできます。あらかじめ講師の評判を確認して、ミスマッチを防ぎ、快適に話せる相手を見つけましょう。
中級者向け:海外ニュースやラジオはネイティブが使うリアルな英語を学べる

ここからは、英語中級者におすすめの学習ツールを紹介していきます。
まず1つ目は海外ニュースやラジオです。
海外ニュースやラジオは、基本的に日本語字幕や音声ガイドがないので、自分のリスニング力やリーディング力を頼りに理解するしかありません。
そのため、英語の基礎を習得しているのであれば、リスニング力やリーディング力を向上させるのに最適なツールと言えます。
ただし海外ニュースやラジオは専門用語が多く飛び交い、複雑な政治経済の問題を扱う場合もあります。
中級レベルの英語力がある人でも、専門外のニュースとなると、内容を理解しにくい可能性が高いです。
そのため、ある程度内容を把握してからニュースに触れましょう。
まずはニュースを視聴できるアプリやサイトを使って、気になるテーマのものをピックアップ。
教材として選んだニュースの内容を、先に和訳モードで確認して、内容を理解してから視聴するのがおすすめですよ。
【社会人がニュースやラジオで英語を勉強するメリット】
海外ニュースやラジオを使った学習のメリットは、以下のようにネイティブスピーカー特有の発音や話し方を学べる点です。
- ニュース番組:正しいビジネス英語や丁寧な言い回しを学べる
- ラジオ:日常生活で使われがちな単語やジョークを学べる
海外ニュースやラジオは、現地の人に向けて情報を発信しているため、ネイティブが使う英単語や言い回しがたくさん出てきます。
ワーホリや語学留学、海外移住などを検討中の人は、教科書に載っている英語よりも現地の人が使う生の英語を学びたいはずです。
そのため、英語学習の目的が海外移住の場合は、海外ニュースやラジオを活用して、ネイティブスピーカーが使うリアルな英語を学んでいきましょう。
【社会人がニュースやラジオで英語を勉強するデメリット】
海外ニュースやラジオを使った学習のデメリットは、日本語字幕や音声ガイドがない点です。
英語の基礎をある程度勉強していても、いきなり海外ニュースやラジオで英語を学ぶのはハードルが高いです。
そのため、まずはNHKのニュース番組を活用しましょう。
NHKニュースは音声切り替えボタンで英語の音声に変更できるので、日本語字幕を見ながら、リスニングの勉強ができます。
また、時間と場所を問わず、ラジオでの英語学習に使える無料アプリ「NHKゴガクアプリ」もおすすめです。番組『ニュースで学ぶ「現代英語」』の放送前週の金曜日から、翌週放送分の英文スクリプトが掲載されているため、文字を確認しながら生きた英語を学べますよ。
上級者向け:洋書や英字新聞・雑誌は英文の読解力を鍛えるのに役立つ

英語上級者におすすめの学習ツールは洋書や英字新聞・雑誌です。
洋書や英字新聞・雑誌には、動画ツールのように日本語字幕や音声ガイドがありません。
自分の単語力や文法能力などリーディング力をフル活用して文章を読む必要がある分、継続していけばリーディング力が向上していくはずです。
英語能力に自信のある人は積極的に挑戦していきましょう。
【社会人が洋書や新聞で英語を勉強するメリット】
洋書や英字新聞・雑誌を使った学習のメリットは、英語の長文がスラスラ読めるようになる点です。
英語の長文をスラスラ読めるようになると、TOEICの長文問題が解けるようになるため、TOEICでハイスコアを取れる確率がグッと上がります。
また、普段から英語の文章を読む癖をつけておけば、仕事で英語の資料を扱うことになっても、落ち着いて対処できるようになります。
英語の長文をスラスラ読めるようになると、英語系の資格取得や転職活動、日々の業務に役立ってくるため、社会人にとってはメリットしかありません。
より英語スキルを向上させたい人は、参考にしてみてください。
【社会人が洋書や新聞で英語を勉強するデメリット】
洋書や英字新聞・雑誌を使った学習のデメリットは、学習の難易度が高い点です。
動画ツールのように日本語字幕や音声ガイドがないため、わからない部分は逐一インターネットを活用して調べなくてはいけません。
しかし、今の時代は以下のように、英語の文章を的確に翻訳してくれる高性能のアプリがたくさんあります。
上記のアプリを活用すれば、英字の写真を撮影するだけでアプリが画像を読み込み自動翻訳してくれます。
洋書や英字新聞・雑誌を使って英語学習をしていきたい人は、参考にしてみてください。
英語の勉強に取り組む社会人学習者からよくある質問と回答

Q:英語をペラペラ話せるようになるには、どれくらいの勉強時間と年数が必要?
大手オンライン英会話「QQ English」によると、英語が話せるようになるまでにかかる時間は3,000時間が目安とされています。しかし明治大学の研究によると、大卒の日本人の平均的な英語学習時間は1,120時間だそうです。そのため、日本の社会人が英語をペラペラ話せるようになるために確保すべき勉強時間は、約2,000時間と推測できます。年数に関しては、週に25時間(平日3時間+週末10時間)学習すると仮定した場合、約2年かかります。
Q:そもそも英語が大嫌い…得意になるためにも英語を好きになる方法はある?
まずは英語に触れる機会を増やしましょう。例えば、洋画や海外ドラマ、洋楽など自分が楽しめるコンテンツがおすすめです。動画配信系や音楽配信系のサブスクを活用すれば、映画や音楽を気軽に楽しめるので、参考にしてみてください。
Q:なんとなく英語を話せるようになりたいけど目標がない…無理なく実現できそうなおすすめの目標はある?
英会話なら「海外旅行で英語を使って買い物する」、TOEICの資格系なら「まずは300点を目指す」など、きつい努力をしなくても達成できそうな、簡単な目標を設定していきましょう。簡単な目標を達成できれば、新たな目標が生まれてきます。このように簡単な目標達成→新たな目標を設定というサイクルが回り出せば、英語を話す力が上がっていくのです。