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TOEIC初心者がまずやること&勉強法【2025年度】活用すべき参考書と対策の手順

本ページはプロモーションが含まれています。

受験や就職活動・転職活動などで、英語力のスキルを確認するため重視されているTOEIC(Test Of English for International Communication)。

本記事では「TOEICのスコアが就活で必要なのに、思うように点数が伸びない」「高得点をとるためには、何をすればいいの」と悩む読者への解決策を解説しています。

【この記事を読んで目指せる状態】
  • TOEIC初心者が目指すべきスコアと取り組むべきことが分かる
  • TOEIC初心者が目標スコアを獲得するまでの目安勉強時間が分かり、学習計画を立てられる
  • TOEIC対策におすすめの教材を使って、迷わず正しい学習に取り組める

「どうせ高得点はとれない」

と悩んで時間を無駄にしないためにも、今すぐやるべきことをチェックして、手早く目標スコアを獲得しましょう。

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目次

TOEIC初心者必見!まず目指すべきは470点以上、理想は700点を目指そう

TOEIC初心者が目指したいスコアは以下の表の通りです。

【TOEICのレベルごとのスコア目安】

スクロールできます
レベルスコア英語を使ってできること英検で換算した場合の目安
初心者220~299程度日常会話で、
最低限のコミュニケーションができる
英検5級レベル
中級者470~730程度業務上のコミュニケーションができる英検準2級~2級レベル
上級者860~ネイティブスピーカーに近いか、
同じレベルで流暢に会話できる
英検1級レベル

かなり大まかな目安ではありますが、TOEIC初心者が最初に目指すべきスコアは、中学卒業レベルの英語力で狙える470点です。

ただし就職や転職で優位に立ちたいなら、700点以上のスコアが欲しいところ。まずは470~700点を取れるよう学習し、中級者から最終的には上級者レベルになれるよう、段階的にレベルアップを図りましょう。

TOEIC初心者が最初にやるべき7つのこと!700点以上を目指す勉強法とおすすめ教材

TOEIC初心者が中級者以上のスコア、ここでは特に700点を目指すためにやるべきことを、順に7つ紹介していきます。

1つずつ解説していくので、TOEIC初心者は参考にしてみてください。

TOEIC初心者はまず模試で実力チェック!自分の英語レベルを知ろう

TOEIC初心者は、まずは自分の英語レベルを把握するために模擬形式の問題集を解いて、点数を確認しましょう。

TOEIC対策では、最初に自分の現在地を把握した上で、実現可能な学習スケジュールを設定することが大切なためです。

点数を確認するのは、あくまで実力をチェックして自分に適した学習計画を立てることが目的なので、高得点を取る必要はありません。低いスコアでも落ち込まず、やるべきことを見極めることに徹するのが大切です。

以下の書籍やサイトを活用すれば、本番水準のTOEICの模試問題で実力チェックができます。

初めてTOEICの模擬問題を解くときは、予習せずいきなり問題を解いてみてください。自分のありのままのレベルを把握して、正しい学習計画を立てることにつながります。

また基礎固めに入る前に一度演習することは、早期に問題形式を知り、試験に慣れる上で役立ちますよ。

TOEIC初心者が現時点で目指せるスコアを確認しよう!実力に合わせた目標設定法

模擬問題で自分の実力を把握したら、次に目標スコアを設定していきましょう。

TOEIC初心者が目標スコアを設定するときは、いきなりハイスコアを目指すのではなく、「ギリギリ目指せそうな現実的なスコア」を意識してください。

TOEICは長期的に見て、徐々にスコアを上げていくのが一般的だからです。

先ほど紹介したようにTOEIC初心者の場合は、まず中級者のボリュームゾーンである470点以上を目安に、目標を設定してみてください。

ネットなどでよく見る「英語初心者でも3ヶ月で800点に到達!」といった情報は一旦無視しましょう。初心者がいきなり800点を目指しても、一向に点数が伸びず嫌気がさして、挫折する可能性が高いです。

現実的なスコアを設定して、200点、300点、400点……と着実に目標を達成していく方が、学習が楽しくなりモチベーションを維持しやすいですよ。

TOEIC初心者は3ヶ月後に挑戦!受験日から逆算した学習スケジュールの立て方

目標スコアを設定したら、次に受験日を決めて学習スケジュールを作成していきましょう。

TOEICの試験はほぼ毎月開催されており、2023年も1月と2月以外は毎月開催されています。

そのため、TOEIC初心者の場合は3ヶ月後の受験を目処に、試験当日から逆算して学習スケジュールを作成していきましょう。

試験に慣れるためにも、できれば毎月試験を受けるのが理想ですが、学習時間や試験を受ける費用を考慮すると3ヶ月に1回が妥当な回数です。

TOEIC初心者が学習スケジュールを作成するときは、以下の3つを意識してください。

  • 単語&文法対策
  • リスニング対策
  • リーディング対策

TOEICの試験対策は、上記の3つを対策していくのが一般的です。

具体的な勉強法・対策法は、次の見出しから解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC初心者は書籍やアプリで中学レベルの単語・文法を効率的に復習しよう

学習スケジュールを作成したら、次に中学校レベルの単語と文法を復習していきましょう。

中学校レベルの基礎を身につけておかないと、TOEICのスコアは上がっていかないからです。

まずは以下の分かりやすい書籍やアプリを使って、中学校レベルの単語と文法を復習していきましょう。

いずれも英語が苦手な人に配慮された教材で、中学校レベルの基礎を一から復習できます。

特に、スタディサプリはTOEIC対策コースもあるので、ピンポイントで対策に取り組めておすすめですよ。すべて1,000〜2,000円程度で購入&利用できるので、お金をかけずに英語の復習を行っていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC初心者のためのリーディング対策!問題集を使って徹底的にスコアアップを狙おう

まずは中学校レベルの単語や文法を復習していき、ある程度復習が進んだら「TOEIC L&Rテストの問題集」で、実際に問題を解いていきます。初心者向けの教材から取り組んで、中学英語の知識を活用しながら読解に慣れていくことで、リーディング問題をスムーズに解けるようになるはずです。

英語初心者におすすめの書籍は、先ほども紹介した「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」です。

TOEIC初心者向けの書籍のため、TOEICの問題の傾向やテクニックが分かりやすく解説されています。また、別冊には模試問題がついているため、大体の問題を解けるようになったら、本番と同じ感覚で演習に挑戦することが可能です。

中学レベルの基礎が固まれば、初心者レベルを少し抜け出して、470点程度は獲得できるスキルが身に付いているはず。基礎をしっかり復習したら、読解力を高めてさらに高得点を目指すため、問題集を解いていく流れで対策していきましょう。

TOEIC初心者はオーバーラッピングやシャドーイングでリスニング対策をする

リーディング対策にある程度慣れてきたら、長文を読んで問題を解いていくリスニング対策を行っていきましょう。

TOEICにおいてリスニングの配点はかなり高いため、普段から文章の読み書きだけではなく、英語音声の聴き取りにも力を入れてみてください。

リスニング対策に有効な学習法は、以下の2つです。

  • オーバーラッピング→教材のスクリプトを読みながら、流れている英語音声と同時に発声する方法
  • シャドーイング→英語の音声を聞きながら、音声より1~2語遅れて復唱する方法

両方とも英文を聞いて、発音していくという流れは同じですが、特におすすめなのはシャドーイングです。

シャドーイングは1〜2語遅れて発音していくので、瞬時に英語が口から出てこない人も、気軽に始められます。初心者はオーバーラッピングの方が取り組みやすいと思いますが、ぜひ一度、簡単な英語音声を使ってシャドーイングに挑戦してみてください。

音と音のつながりや変化に慣れることができ、正しい文法も理解しやすくなりますよ。日々の作業をしながらでも、スキマ時間にシャドーイングでリスニング力向上や発音への理解を図っていきましょう。

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TOEIC初心者は最後に改めて模試問題を活用してTOEIC本番を想定した予行演習に取り組む

英語の復習やTOEICのリスニング&リーディング対策が進んだら、最後に模試問題を解いていきましょう。

学習がある程度進んだ段階で模試問題を解く理由は、以下の2つです。

  • 試験直前に自分の英語レベルを把握するため
  • 時間配分を身体で覚えるため

模試問題を解いて、現在の自分のレベルを把握し、時間配分をある程度決めておけば、試験本番でパニックになることはありません。

まずは「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」などの書籍やアプリを活用して、時間を計りながら、模試問題を解いてみてください。時間内で解けなかった場合も、どこに時間がかかったか把握して徐々にスピードを上げつつ、試験の流れに慣れていきましょう。

TOEIC初心者ができるだけ短期集中で中級スコア以上を目指すコツを解説

ここでは、TOEIC初心者ができるだけ短期集中で、中級スコア以上を目指すコツを5つ紹介していきます。

初心者の最終目標は700点が理想なので、ゴールに近づくことを想定しながらチェックしてみてください。

TOEIC初心者のスコアアップのコツ①目的達成のために取り組むべき内容を細分化して緻密な学習計画を立てる

TOEIC初心者が短期間で700点以上を狙いたいなら、まずは緻密な学習計画を立てていきましょう。具体的には、やるべきことを細分化して、1つひとつこなしていきます。

きちんと学習計画を立てる理由は以下の3つです。

  • 目標を達成するための最短経路を見つけるため
  • 毎日の学習を極力シンプルにするため
  • 学習を継続させていくため

最初に具体的な目標とテストの日程を決めてしまえば、後は効率よく目標を達成するための学習方法を決めるだけですよ。

緻密な学習計画の例は以下です。

  • 最終目標を設定し、そこに至るまでの目標を細分化する
  • 細分化した最初の目標を達成するために必要な教材をリサーチして購入する
  • 購入した教材をいつまでに終わらせるか決める
  • 1日の学習時間と頻度を決める
  • 実際に学習に取り組む
  • 完了したら次の目標を達成するため①~⑤を繰り返す

目標と達成のための計画を細分化してしまえば、毎日やるべき学習内容が決まるため、自然とコツコツ継続できるようになります。

短期間で700点以上を目指すなら、緻密な学習計画を立てて、効率よく学習していきましょう。

TOEIC初心者のスコアアップのコツ②自宅やカフェ、図書館など自分が最大限に集中できる環境を見つけて密度の濃い学習をする

緻密な学習計画を立てたら、次に自分が最大限集中できる環境を見つけていきましょう

TOEICの学習に限らず、試験で結果を出したいなら、いかに集中して効率よく学習していくかが重要になってきます。

特に、社会人の場合だと限られた時間の中で学習していく必要があるので、ダラダラ勉強するのはNGです。

もし自宅では集中できない場合、近所にあるカフェや図書館などが勉強しやすいかもしれません。まずは複数の場所で勉強してみて、自分が最大限集中できる環境を見つけていきましょう。

集中できる環境が見つかれば、短時間でも密度の濃い学習に取り組めて、効率的に学習を継続しやすくなるはずです。

TOEIC初心者が短期間で700点以上を目指したいなら、英語にしっかり集中できる学習環境にもとことんこだわっていきましょう。

TOEIC初心者のスコアアップのコツ③とにかく単語学習に力を入れる!ボキャブラリーがなければ問題を解けない

TOEIC初心者が短期間で700点以上を目指す場合、まずはとにかく単語学習に力を入れていきましょう

リーディングにしてもリスニングにしても、頻出単語を暗記してボキャブラリーを増やさない限り、問題を解くスピードが上がらないからです。

TOEICはビジネス英単語が頻繁に出てくるため、まずは参考書を活用して、ビジネス英語を中心に単語をインプットしてみてください。

また、TOEICは試験のレベル自体はそこまで難しくなく、一般的にはセンター試験より少し難しいくらいと言われています。

そのため単語をひたすら覚えて問題を素早く解いていくという、一般入試の感覚を取り戻していけば、短期間で700点以上のスコアをとるのも不可能ではありません。

TOEIC初心者の具体的な対策として、まずは単語学習に力を入れていきましょう。

TOEIC初心者のスコアアップのコツ④公式問題集をひたすら解いてTOEICの出題形式に慣れる

頻出単語を暗記していったら、公式問題集についてくる模試問題をひたすら解いていきましょう

模試問題を何回も解いていけば、初心者もTOEICの試験形式に慣れていくため、本番でも落ち着いて問題を解けるようになります。

公式問題集に付いてくる模試問題を解くときは、以下を意識してください。

  • リーディング:必ず時間を測る
  • リスニング:復習に力を入れる

TOEICは問題数が多いので、リーディングのパートに関しては時間との勝負です。

素早く問題を解く癖をつけておけば、700点以上のハイスコアをとれる確率が上がっていくので、リーディングの問題を解くときは時間配分を意識してみてください。

また、リスニングに関してはシャドーイングを活用して、TOEICのリスニング問題のスピードに慣れていきましょう。

リスニングの具体的な対策は、次の見出しで解説しています。

TOEIC初心者のスコアアップのコツ⑤リスニングは常に2倍速で学習する【通常の試験用音声が遅く聞こえて余裕ができる!】

リスニング対策のコツは、常に2倍速で学習することです。

2倍速で音声を聞くことを「速聴」といい、常に速聴で聞いていると、脳が速いスピードの英語に慣れてきます

その結果、通常の速度の音声を聞いたときにゆっくりに感じ、「リスニング問題がまったく聞き取れない」という日本人特有の弱点を克服できるのです。

通常の試験用の音声が遅く感じられれば、心に余裕ができ、落ち着いて聞き取れるようになっていきますよ。

速聴の具体的なやり方は以下を参考にしてください。

  • 2倍速で聞く
  • 分からない部分を調べる
  • 1.5倍速で聞く
  • 1~3を繰り返していく
  • 最後に通常のスピードでテスト

コツは2倍速→1.5倍速と徐々にスピードを緩めていき、分からない部分があれば何度も聞き直して調べていくこと。

ある程度速聴に慣れていったら、最後に通常のスピードでテストしてみてください。どうしても2倍速では聞き取れない初心者は、逆のやり方で、1.5倍速に慣れることから始めても構いません。
音に追いつけるレベルの速度で聞き進め、徐々にスピードを速めて、2倍速に慣れてから上記のやり方を実践するといいでしょう。流れを繰り返すことで、短期間でリスニング力を向上させることができるはずです。

ただし完全な初心者には難しい学習法ですので、最初は何度か通常のスピードで聞き、慣れてから行いましょう。

TOEIC初心者が700点以上を取るためのパート別対策方法を紹介!コツを押さえて1問でも多く正解を

TOEICでは基本的な学習のポイントだけでなく、パートごとに正答するコツをつかむ必要があります。

時間配分を意識しながら、コツを押さえて解き進めることで、1問でも多く正答することを目指せます。

ここから、初心者も700点以上を獲得できるよう、7つのパート別に対策方法を見ていきましょう。

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パート1(リスニング):写真描写問題は最も得点しやすいためまずは徹底的に正解できるよう対策

TOEICの全パートの中でも、パート1は最も得点しやすいとされています。初心者はまず、パート1でより多くの問題に正解できるようになるのが、高得点獲得のポイントです。

1枚の写真に関する4つの説明が、それぞれ一度だけ放送されます。なお、どのパートも音声は一度しか流れないので、聞き逃さないようにしましょう。

説明文を読むことはできないため、集中して聞き取り、4つのうち最も的確に写真の様子を描写しているものを選ぶことが大切。

複雑な説明ではありませんが、“grass” “glass”のように似た音を使った引っ掛け問題が出題される可能性があります。

素直に解答し過ぎず、「なんだ、簡単だな」と感じても、「本当に合っているか?」という意識を同時に持って、確実に正解を選べるようにしましょう。

公式の問題集を使って何度も反復練習して、間違えた問題は解答・解説を参照し、次には正解できるようにしてみてください。

パート2(リスニング):何を問われているのか正確に捉える意識で対策に取り組むのがポイント

基本問題が出題されるパート1に対して、パート2は応用という位置づけです。それでもリスニングの全4パートの中では、比較的解きやすいパートでもあります。

パート1同様、優先的に対策して高得点を狙いましょう。

ポイントは疑問形の質問に慣れることです。2人のスピーカーが話しており、1人が話すと、もう1人が応答します。

応答として適切なものを選ぶのが特徴のため、最初に聞こえる話の内容を正確につかめるかどうかで正答できるかが決まります。

パート2のリスニング問題は、出題の形式上、最初の内容が疑問形になることが多いです。

「Who(誰)」なのか、「Whose(誰の)」なのかなど、疑問形で何を問われているのかしっかり押さえられるようにしましょう。

何を聞かれているのか押さえられないと、誤った回答を選んでしまいます。パート2の演習をするときは、実際に英会話でやり取りするときの緊張感を持ちつつ解いてみると、集中力が高まり正確な答えを導きやすいのでおすすめですよ。

パート3(リスニング):問題文の先読みが肝心!指示や設問の読み上げ時間を活用して問題文に目を通しておこう

パート3もパート2同様に会話問題ですが、2人だけでなく、3人目の人物が会話に加わるパターンもあります。

人数が増えるほど内容のボリュームが増して、聞き取りが難しくなるので、集中力を切らさないようにしましょう。

1つの会話につき3問の問題を解く必要があり、問題用紙には設問と4つの解答候補が印刷されています。先に設問を見て、内容を把握しておけば、どこを意識的に聞き取れば正答できるかつかめますよ。

どのパートにも言えることですが、最初に問題の形式やルールを説明する音声が流れるので、その間に可能な限り問題文に目を通しておきましょう

また会話の音声が流れた後に、印刷された問題文も読み上げられる時間があるので、その間に次の会話の設問に目を通すことができます。

図表が出題されることもあるので、併せて目を通し、何が問われるかおおよその見当を付けておきましょう。

速読のスキルが必要なパートです。何度も公式の問題集を解いて、先読みした直後に聞き取り、解答するというサイクルに慣れていってください。

パート4(リスニング):トークの音声を聞いてスクリプトをチェック!本番までに不明瞭な箇所をつぶしておく

パート4は1名のスピーカーが電話のメッセージや、イベントのアナウンスなどの1分程度のトークを展開します。

内容を聞いて、やはり1つにつき3問の問題に答えていくのが特徴です。

図表が出てくることが多いので、図表とトークの内容を整理して、正しい選択肢を見極めましょう。

リスニングパートで最も情報量が多く、苦手な人も多いと思います。とにかく、聞き取れない箇所があっても立ち止まらず、全体像を把握してみてください。

全体をしっかり把握できれば、各問題で正答できる可能性があります。一部が不明瞭でも、どの問題も空欄にせずに、必ず解答しましょう。

公式の問題集で問題文を聞いてみて、うまく聞き取れない箇所があったら、スクリプトを読みながら完璧に聞き取れるように練習します。

聞き取れなかった箇所にしるしをつければ、自分が苦手とする音声の特徴が分かるので、本番までに得意にしておきましょう。

パート5(リーディング):短文の穴埋め問題は中学レベルの文法をマスターすることから始める

パート5からはリーディング問題が始まります。

30問の短文穴埋め問題が出題され、受験者は文章の途中にあいた穴を埋めて、完全な文章を成立させていきます。

適切な前置詞を選んだり、一部の単語を埋めることで1つのフレーズを完成させたりするため、文法やイディオムの知識が不可欠です。

初心者はまず中学レベルの文法書を1冊やり込んで、時制や品詞の基礎知識を固めることから始めましょう。

リーディング問題の分量は、パートが上がるにつれて多くなり、どんどん制限時間内に解き切ることが難しくなります。

パート5は最も軽い労力で解けるため、なるべくサクサクと解き進めて、残りのパートに時間を費やすのがベストです。

分からない問題には悩まず、とりあえず後で見返すつもりで解答し、先へ進んでいきましょう。すばやく正答するためにも、とにかく基礎レベルの文法とイディオムの知識を、日頃からインプットしておいてください。

パート6(リーディング):速読のトレーニングを日々実践!逆説の接続詞の後に続く重要な意見に注意

パート6は16問の長文穴埋め問題です。
一部の文章が抜けているパラグラフを読み、4つの選択肢から、抜けている箇所を補うのに適した文章を選びます。

単語・文法・フレーズの知識はもちろん、これらを土台に速読していくスキルが求められるパートです。

つまり単語や文法のインプットがひと通り終わったら、速読のトレーニングをする必要があります。

毎日問題集でパート6の問題文を読み、制限時間を設けて、読み切るトレーニングを重ねてみてください。

リスニング同様、先に設問を読んでおけば、必要な箇所に意識を集中させながら読解できるためおすすめです。

また逆説の接続詞である“but”や“however”などが来たら、続く文章で前の内容を否定して、重要な意見を述べる可能性が高いです。

逆説の接続詞の後に続く文章がそのまま解答につながり得るため、注意を向けつつ解答しましょう。

パート7(リーディング):多読用教材や新聞で幅広いテーマの英文をすばやく理解しながら読む訓練を!

さまざまな種類の文章を読み解き、内容を正確に理解して、設問に解答するパート7。

店舗のチラシやイベントのポスターなど、幅広いシーンで使われる資料から、正しく情報を読み取っていきます。

日常生活やビジネスシーン、学校などで必要な、基礎的な読解力が求められるパートです。あらゆるシチュエーションで使われる幅広い英単語を覚えておく必要がありますが、学術論文や法的な文書などで使われる専門用語は登場しません。

複雑で難解な文書は出題されないため、高校のリーディングの教科書に掲載された例文を読み解ける人なら、高得点は狙えるはず。

もちろん速読のスキルは求められるため、やはり制限時間を設けて読むトレーニングを重ね、スピードを上げていくことが大切です。

またどのようなテーマの資料も読解できるよう、多読用教材や新聞などで、さまざまなテーマの英文を読むことに慣れましょう。

パート7は1つのテーマに対して、何種類もの文章が登場する、最も文章量が多い難所です。初心者が何のトレーニングもせずに解こうとすると、早々に諦めることになりかねません。

日頃から速読・多読の練習を重ね、公式問題集の問題もスムーズに解けるよう繰り返し読んでみてください。

ただし、ただ読むだけではなく、限られた時間内でしっかり内容を把握する理解力を鍛えることも重要です。

必ず公式問題集を解いた後は、解答・解説で日本語訳を見て、正確に意味が取れているか確認しましょう。

【研究論文で証明】TOEIC初心者に適した学習方法を解説

ゲーム型教育用ウェブサイトKahoot!を活用したTOEIC学習

論文タイトル:TOEIC学習におけるKahoot!の効果に関する考察

著者名:若杉莉末

発行年:2020年

発行元:東京電機大学総合文化研究

上記の論文は、外国語教育研究センターに所属する教育講師の若本莉末(りお)氏が、大学生を対象に行ったTOEIC学習の研究結果です。

若本氏はノルウェーで開発されたゲーム教育用ウェブサイト「Kahoot!」に着目し、ゲーム感覚でTOEIC対策をしてもらうことを考案。

TOEICの語彙学習やPart5の文法学習などTOEIC初心者が行う学習内容を、ゲームを通じて学んでもらい、英語学習の楽しさを理解してもらえるような授業プログラムを作成しました。

具体的な授業内容は以下の通りです。

教員は、Kahoot!のウェブサイトに登録し、 授業前に学習内容に関するクイズを作成する。授業 中、教員はパソコンを用いてそのクイズ問題をプロ ジェクターに映し出し、学生はスマートフォン等の 端末を用いてクイズに答える。教室内の全員が同時にゲームに参加し、リアルタイムでクイズの得点が反映されるため、クラス全体を集中させ、全員が息を統一して授業を進行することができるのである。

引用:若杉莉末『TOEIC学習におけるKahoot!の効果に関する考察』(東京電機大学総合文化研究, 2020)p.135

上記のように、スマホを活用したクイズゲーム形式で授業を進めていき、生徒たちの集中力が切れないようクラス全員に参加してもらう形で授業を実施しました。

研究結果

ゲーム教育用ウェブサイト「Kahoot!」を活用して、TOEIC学習を行った結果、多くの生徒がポジティブな反応を示しました。

実際、アンケート調査したところ、52名の学生の内40名が「Kahoot!はTOEIC学習に役に立った」と評価しています。

なぜ、ここまで多くの学生にKahoot!が好評だったのか、若本氏が以下のように分析しました。

大学生とはいえ、ゲームをやるとやはり競争心が 湧き出るようである。自分の名前がトップに入ってスクリーンに載ったときはとても嬉かったというようなコメントが多く見られた。また、一回であったが上位を取れて、とてもうれしくなり、もっと英語を学びたい、極めたいというやる気が起きたようであった。

引用:若杉莉末『TOEIC学習におけるKahoot!の効果に関する考察』(東京電機大学総合文化研究, 2020)p.137

上記のように、授業にゲーム性を取り入れることで英語学習へのモチベーションや継続力を向上させることは、可能であると推測できます。

ただし課題点も残されており、「ゲーム性を導入した英語のレッスンをどのくらい続ければTOEICのスコアは上がるのか」といったように、スコアの向上に直結する結果は出ていません。

しかし、TOEIC初心者の学習意欲を向上させるという意味では、ゲーム性を取り入れた授業は有効と言えます。

TOEIC高得点を目指しているものの「何から始めればいいか分からない」という初心者は、まずはオンラインアプリを活用し、ゲーム感覚で学習に取り組んでみてください。

TOEIC初心者の目標スコアごとに必要な勉強時間を把握してスケジュール作成を

ここからはTOEIC初心者向けに、スコアごとに必要な勉強時間の詳細を解説していきます。

一般的に時間を取りやすい大学生は2~3ヶ月前、忙しい社会人は最低3ヶ月前には対策を始めるのがおすすめです。ただし、必要な期間は目指すスコアと1日の勉強時間によって大きく異なります。

これから紹介する時間はあくまで目安ですが、400〜990点(満点)までに最低限必要な時間と言えるので、参考にしてみてください。TOEIC本番から逆算してスケジュールを立てましょう。

TOEICで400~500点を狙う場合の勉強時間は225〜250時間

英語初心者がTOEICで400〜500点を狙う場合の勉強時間は、225〜250時間です。

社会人がTOEICで400〜500点を目指す場合は、週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば約2ヶ月で到達できます。

また、TOEICで400〜500点を目指すのに必要な学習は、以下の3つです。

  • 中学校レベルの内容を復習
  • リスニングはパート1・2を対策する
  • リーディングはパート5・6を対策する

400〜500点レベルであれば、まずは中学校レベルの英語を完璧に復習してください。

また、TOEICはテスト内容がリスニング(パート1〜4)とリーディング(パート5〜7)に分かれていますが、リスニングパート1・2とリーディングパート5・6は難易度が低く点数が取りやすいため、きちんと対策しておきましょう。

また、頻出単語はすべての土台となる要素です。TOEIC初心者はそもそも単語を知らず、リスニング問題で話されている内容や、リーディング問題に書かれた文章を理解できない可能性があるため、スキマ時間に単語帳で勉強を始めておいてください。

TOEICで500~600点を狙う場合の勉強時間は225〜250時間

英語初心者がTOEICで500〜600点を狙う場合の勉強時間は、225〜250時間です。

400〜500点のスコアを目指すとき同様、TOEICで500〜600点を目指す場合は週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば約2ヶ月で到達できます。(あくまで目安の数値)

また、TOEICで500〜600点を目指すのに必要な学習は以下の3つです。

  • 高校生レベルの英語を簡単に復習
  • 頻出単語を覚えていく
  • リスニング対策に力を入れていく

TOEICで500〜600点を目指す場合、まずは高校生レベルの英語を簡単に復習していきましょう。

また、単語帳を使って頻出単語や基本的な単語を覚えていくと、スコアが上がりやすくなります。

リスニング対策のために、YouTubeや英会話アプリなども活用して、ネイティブスピーカーが話す英語に慣れていきましょう。

TOEICで600~700点を狙う場合の勉強時間は225〜250時間

英語初心者がTOEICで600〜700点を狙う場合の勉強時間も、225〜250時間です。

ただし、上記の時間は順調にスコアを上げていった際の目安の数値です。400点以下の英語初心者がいきなり600点以上を目指す場合は、倍近くの勉強時間が必要であると言われています。

225〜250時間と仮定した場合は、週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば約2ヶ月で到達できます。

また、TOEICで600〜700点を目指すのに必要な学習は以下の3つです。

  • 高校生レベルの英語の復習を完璧にする
  • 頻出単語を徹底的に覚える
  • 単語は発音やアクセントまで完璧にする

TOEICで600〜700点を目指す場合、高校生レベルの英語は完璧にしておきましょう。

頻出単語を徹底的に覚えるのはもちろん、単語を覚える際は意味だけではなく、発音やアクセントまで完璧に覚えていけば、リスニング力が向上していきます。

TOEICで700~800点を狙う場合の勉強時間は225〜300時間

英語初心者がTOEICで700〜800点を狙う場合の勉強時間は、225〜300時間です。

ただし、上記の時間は順調にスコアを上げていった際の目安の数値であり、400点以下の英語初心者がいきなり700点以上を目指す場合は、700時間以上の勉強時間が必要であると言われています。

225〜300時間と仮定した場合は、週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば2ヶ月半~3ヶ月で到達できます。

また、TOEICで700〜800点を目指すのに必要な学習は以下の3つです。

  • TOEICの予想問題集を解いてリーディング対策
  • シャドーイングを活用してリスニング対策
  • 頻出単語を徹底的に覚える

TOEICで700〜800点を目指すレベルまでくれば、中学校〜高校レベルの基礎は身についているはずです。

そのため、予想問題集やシャドーイングなどを活用して、本格的にTOEIC対策に取り組んでいきましょう。

また、単語のボキャブラリーが増えるとリーディングの問題を解くスピードが上がるので、引き続き頻出単語の暗記は続けていくことが大切です。

TOEICで800~900点を狙う場合の勉強時間は250〜350時間

英語初心者がTOEICで800〜900点を狙う場合の勉強時間は、250〜350時間です。

ただし、上記の時間は順調にスコアを上げていった際の目安の数値であり、400点以下の英語初心者がいきなり800点以上を目指す場合は、725時間以上の勉強時間が必要であると言われています。

250〜350時間と仮定した場合は、週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば約3ヶ月で到達できます。

また、TOEICで800〜900点を目指すのに必要な学習は以下の3つです。

  • リーディング対策のため本番を意識して問題を解いていく
  • シャドーイングでリスニング対策を徹底する
  • 苦手分野を克服していく

TOEICで800〜900点を目指すレベルまでくれば、TOEICの試験自体に慣れている段階のため、本番を想定した時間配分で学習を進めてみてください。

リーディングの問題集を解くときはスピードにこだわり、リスニングの問題を解くときは問題を一回で聞き取れるようになるまで、何度も繰り返していきましょう。

TOEICで990点満点を狙う場合の勉強時間は325時間

英語初心者が満点990点を狙う場合の勉強時間は、325時間です。週に25時間(平日3時間+週末10時間と仮定)勉強すれば約3ヶ月強で到達できます。

またTOEICで満点を目指すのに必要な学習は、先ほど紹介した「800〜900点を目指す」学習内容と同じです。

ただし、上記は順調にスコアを上げていった場合の、目安の数値と学習内容であり、400点以下の英語初心者がいきなり800点以上を目指す場合は、基礎固めから始める必要があります。もっと時間がかかり、日々の学習もハードに感じられることは間違いないので、挫折しないよう無理のない目標から始めることが大切です。

満点を目指す場合は1つのミスも許されないため、演習では本番の試験を想定して、完璧に解答できるまで何度も模試問題を解いていきましょう

模試問題での演習を反復すれば、時間配分をうまく意識するスキルが身に付き、本番でも落ち着いて対処できるようになります。

TOEIC初心者が書籍を使って高得点を狙うためのポイント&おすすめ参考書

TOEIC初心者が書籍を使って高得点を狙う場合は、以下の3種類の書籍を用意しましょう。

TOEIC初心者が高得点を狙うための書籍
  • 中学〜高校レベルの英語を復習できる本
  • TOEICの頻出単語がまとめられている本
  • 公式問題集

書籍を使ってTOEIC高得点を狙うなら、英語の基礎をおさらい→頻出単語をひたすら暗記→公式問題集を解きまくるという流れがおすすめです。

特に公式問題集を解くときは以下の2つを意識してみてください。

  • 本番同様の時間配分を設定する
  • 模試問題を何度も解く

TOEICはとにかく問題数が多いので、高得点を狙うなら時間配分を気にして素早く問題を解く力が必要になってきます。

そのため、リスニング・リーディング共に、公式問題集と模試問題を何度も解いていき、TOEICの試験形式に慣れていきましょう。

TOEICの試験形式に慣れていけば、本番でも落ち着いて問題を解くことができるようになるので、高得点をとれる確率がグッと上がります。

さらに教材を効果的に活用し、より高得点を狙いたい人は以下の「TOEIC初心者におすすめの書籍」を参考にしてみてください。

結局TOEICで高得点をとったら、どんなメリットがあるのか解説

TOEICで高得点をとることで得られるメリットには、以下の5つがあります。

TOEICで高得点をとることで得られるメリット
  • 一流企業やホワイト企業に就職できる可能性が上がる
  • 社内での評価が上がり昇進や昇給に繋がる
  • 海外移住のハードルが下がる
  • 英語圏の情報も集められるようになる
  • 高得点をとることで免除される資格や試験がある

高得点をとって得られるメリットを知れば、学習のモチベーションも上がるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

一流企業やホワイト企業に就職できる可能性が上がる

TOEICで高得点をとることで、一流企業やホワイト企業に就職できる可能性がグッと上がります

実際以下のように、TOEIC600点以上を採用基準の1つにしている企業は多いです。

  • 日産自動車(600点以上)
  • ANA(600点程度)
  • amazon(700点以上)
  • 楽天(入社までに800点以上)
  • 帝国ホテル(点数非公表だがスコアを参考に採用)

もちろん、上記の採用基準を満たしているからといって必ず内定をもらえる訳ではありません。

しかし、TOEICで高得点をとれば、上記のような人気の高い一流企業に就職・転職できる可能性は上がります。

また、部署によっては英語を活かすこともできるので、将来的に英語を使う仕事に就きたい人は、最低でも600点以上は狙えるよう学習していきましょう。

ハイスコア獲得者に100万円を支払う制度も!?社内での評価が上がり昇進や昇給に繋がる

TOEICで高得点をとった人を昇進・昇給させる企業は多いです。

実際、TOEICの運営元IIBCによる「英語活用実態調査」の2019年調べによると、調査対象になった企業の3割以上が「昇進・昇格の基準にTOEICの点数を活用している」と答えています。

例えば、楽天やユニクロ、アサヒビールのように、社内で英語を使う機会が多い企業では、TOEICのスコアがあれば昇進に有利です。

ソフトバンクはTOEIC900点の獲得者に、100万円もの報酬を支払う制度を設けて、話題になったことがありました。
参考:日本経済新聞「ソフトバンク、TOEIC900点で100万円 社員に報奨金

日本企業の場合、「仕事のスキルが高い+TOEICのスコアが高い」人材は、希少性が高いと認識されます。したがって、仕事で成果を出すことは大前提ですが、普段から英語の勉強に取り組みTOEICで高得点をとることで、昇進・昇給しやすくなるのです。

少なくとも社内公用語を英語にしている企業や、英語を頻繁に使う企業への就職・転職を考えている人は、TOEICで700点以上は取れる実力をつけておきましょう。

TOEICで英語の基礎力を築きスピーキング力も鍛えれば海外移住のハードルが下がる

TOEICで高得点をとれば英語が話せるようになる訳ではありませんが、高い英語力が身につくので、海外移住に役立ってきます。

TOEICで高得点をとっていれば英語を話すことに抵抗感がなくなるため、ネイティブスピーカーとも気軽に会話できるからです。

海外移住の最大の関門は、「語学力」です。

出張や転職、ワーホリ、究極的には海外移住を実現しようと思っても、語学力が大きな障害になり、断念する人は少なくありません。

しかし、TOEICで高得点をとる実力があれば、ネイティブスピーカー並みの文法力やリスニング力が身についているため、あとはスピーキングを強化するだけです。

TOEICのハイスコア獲得者は、会話に必要な語彙や文法の基礎が固まっています。
知識を活用しつつ話す習慣ができれば、英語で表現するコツがすぐにつかめるはずです。1回25分のオンライン英会話を活用するだけでも、日常会話レベルの英語を話せるようになるでしょう。

TOEICで高得点をとって得することはあっても、損することはありません。将来的に海外移住を検討しているものの、英会話に自信がない人は、まずはTOEICで高得点を目指しながら、単語やフレーズを自然に口に出せるよう覚えていくのがおすすめです。

リーディング力が向上すれば英文を参照して英語圏の情報も集められるようになる

TOEICで高得点をとると、英文を読むリーディング力が向上するため、英語圏の情報も集められるようになります。

特に、TOEICはビジネス英語に特化した試験のため、英語圏の経済誌やビジネス誌から最先端の情報を入手することができるようになります。

そのためIT系や金融系など、職種によってはTOEICで培ったリーディング力が、情報収集の際に大いに役立つはずです。

また、TOEICで高得点をとれるレベルのリーディング力があれば、興味のある地域(英語圏)の情報をダイレクトに入手できるため、留学やワーホリの情報を集める際にも役立ちます。

英語圏の情報を集められるようになるだけでも、キャリア形成の幅は一気に広がります

これからTOEIC対策を始める人やビギナー学習者は、情報収集力の向上も、モチベーションの源にしてみてください。

TOEICで高得点をとることで難関資格の試験で英語科目が免除されて他科目の勉強に注力できる

実はTOEICの高得点をとることで、以下の通り免除される資格や試験があります

  • 通訳案内士試験:TOEIC L&Rテストで900点以上
  • 教員採用試験:およそ730点〜900点以上で試験の免除(都道府県によって基準が異なる)

通訳案内士試験は、外国人に付き添い観光案内をするという、英語力をフルに活用する仕事です。

合格するには英語以外にも、地理や歴史などの知識が問われる筆記試験や、実技試験を突破する必要があります。TOEICで900点以上を取っていれば、英語の試験対策をする必要がないため、他の科目の勉強に集中できるのが魅力です。

要するにTOEICで高得点をとれば、英語力を活かせる仕事の資格がおまけで付いてくるというメリットがあるのです。

難関資格試験の科目は英語だけではありません。TOEICでハイスコアをとっておけば、英語の対策に時間を割く必要がなくなり、他の科目の勉強に注力して合格を目指せるのは大きなメリットです。

TOEIC初心者のための学習アドバイスをQ&A形式で紹介

中学・高校生はTOEICのビジネス用語になじみがない……どう勉強すべき?

そもそも学生に限らず社会人も、最初は誰もがビジネス用語に馴染みがありません。そのため、社会人と同じように自分に合った問題集や単語帳を活用して、リーディングとリスニングの対策を行っていきましょう。

最初は、ビジネスシーンではどのようなやり取りが自然なのか分からず、解答しにくいかもしれませんが、問題を解いていくうちに慣れてきます。

TOEICの勉強で身に付くスキルは実際の英会話で役に立つの?

実践的なビジネス英会話や、日常英会話にも役立つ力が身に付きます。TOEICの学習で習得できるスキルは、英文を聞き取るリスニング力と、英文を正しく読むリーディング力です。どちらも英会話で相手の話を正確に聞き取り、話の意図をつかむのに役立ちます。またTOEICの頻出単語やフレーズを覚えれば、自分が話す時にも使える表現が広がるはずです。

TOEIC初心者が使えて、できれば無料の学習アプリが知りたい

TOEIC初心者に役立つ無料の学習アプリは以下の3つです。

→TOEICを運営するIIBCが提供しているアプリ。頻出単語をクイズ形式で解いていく。

→リスニングとリーディングの問題が800問以上収録されている。全問題解説付き。

→収録問題数は2,300問以上。英単語問題が豊富。

TOEIC学習をこれから始める方は、参考にしてみてください。

公式問題集で何度演習してもスコアが伸びない……どうすればいい?

原因によって対処法が異なりますが、基礎が疎かになっているなら、まずは中学校〜高校レベルの英語を完璧にしていきましょう。ボキャブラリーが少ない可能性もあるので、頻出単語をたくさん暗記してみてください。
リスニングで点数が伸びないなら、シャドーイングのような学習方法を実践して、音を正確に聞き取れるように訓練することが大切。まずは原因を特定して、それに合った解決策を選びましょう。

独学よりスクールで対策する方が早くハイスコアを獲得できる?

独学では点数が伸びない人や、短期間でハイスコアを獲得するテクニックを習得したい人は、スクールで対策することをおすすめします。

スクールはTOEICの教材や学習ノウハウが揃っており、効率的なスコアアップのためのスキルを鍛えやすいからです。

英語が全くできない初心者がTOEICでハイスコアを目指すコツは?

まずは中学校〜高校レベルの英語をマスターすることがポイントです。中高レベルの単語帳を1冊だけ、完璧にやり込むのがコツ。TOEIC公式問題集のリーディングとリスニングの問題を解いていくのは、基礎が身についた後です。まずは基本の単語と文法をマスターしてから、時間配分を意識して問題演習を繰り返すことで、本番で高得点をとる力が身に付いてきます。

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