【乗る】“ride” と “take” の違いを徹底解説!【例文付き】

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例:英語で「今日は電車に乗って買い物に行きました」と言いたい。
この場合は “ride” と “take” どちらが適切でしょうか?

本記事を読めば、2つの違いを明確に理解でき、今後迷うことがなくなります!

以下より「乗る」を意味する “ride” と “take” の用法・ニュアンスの違いを、細かく解説していきますね。

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目次

結論:ride「またがって乗る」 take「利用する」という違いがある

“ride” はバイクや自転車などに「またがって乗る」のに対し、 “take” は電車やバスなどの「交通機関を利用する・乗車する」というイメージを含む表現です。

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乗るものイメージ例文
rideバイク・自転車など
またがる乗り物
またがって
乗る
He likes to ride motorcycles.
(彼はバイクに乗るのが好きだ。)
take電車・バス・タクシー
飛行機・船 など
(公共交通機関など)
利用するI usually take the train to work.
(私はいつも電車で通勤しています。)

「電車に乗って買い物に行った」場合は公共交通機関を「利用している」=“take” が適切!

例文「今日は電車に乗って買い物に行きました」を考えてみましょう。

バスや電車などの公共交通機関を「利用する」ときは “take” が適切と言えます。例文は過去の出来事なので、“take” の過去形“took” を使いましょう。

▼正しい英文:I took the train to go shopping today.

それぞれ例文を挙げながら、さらに詳しく解説していきます。

“ride” はバイクや自転車など「またがって乗る」という意味の英語表現

“ride” は「またがって乗る」という意味です。自転車やバイクなど、人が両足を開いて乗る乗り物を表現するときに使います。

▼例文

I love to ride my bike in the park.
(公園で自転車に乗るのが好きです。)

During the trip, they had the experience of riding horses.
(その旅行では、彼らは馬に乗る体験ができました。)

The children want to ride the carousel at the fair.
(子供たちは遊園地のメリーゴーランドに乗りたがっています。)

上記の例文のように、自転車やバイク以外にも、馬やメリーゴーランドなど「またがる乗り物」に “ride” を使うことができます

ただし実は… … 

“ride” は「またがって乗る」という本来の意味だけでなく、他の乗り物についても使われることがあります。

特にアメリカ英語で、例えば車や電車など、直接的にまたがってはいないけれども、乗り物に乗る行為を指す場合にも使用されるケースが存在するのです。

▼例文

I ride the train to work every day.
(私は毎日、電車で通勤しています。)

They rode in a taxi to the station.
(彼らはタクシーで駅まで行きました。)

このように、アメリカ英語では、広い意味で「乗り物に乗る」という行為を表現する際に、“ride” が使われることがあります。

少し混乱してしまいますが、以下のように押さえておきましょう。

“ride”の基本の意味は「またがって乗る」   ⇒ 自転車・バイク・馬など

アメリカでの実際の会話ではより広く使われることも     ⇒ 電車・車などにも利用可(※)

※ この使用方法は、主にアメリカ英語です。イギリス英語では、公共交通機関などに “ride” は使用されず“take” を使うことが一般的です。

“take” は移動手段としてバス・地下鉄・飛行機などを「利用する」という意味の英語表現

“take” はさまざまな意味を持つ基本動詞ですが、「何かに乗る」という意味で使用されることもあります

バス・電車・地下鉄など、公共交通機関を移動手段として「利用する」イメージを持つのが“take”特徴です。

▼例文

Let’s take a taxi to the airport.
(空港までタクシーで行こう。)

She takes the bus to school every day.
(彼女は毎日バスで学校に通っています。)

We’re taking a flight to Paris next week.
(私たちは来週、パリ行きの飛行機に乗ります。)

We took a cruise for our vacation.
(私たちは休暇にクルーズに乗りました。)

“take” は公共交通機関のほかにも、飛行機や船などを「利用する」場合も含めて、幅広く使うことができます。

その他の「乗る」を意味する英語表現 “catch” “board”など

“ride” や “take” 以外にも「乗る」を意味する表現は存在します。例文とともにチェックしていきましょう。

catch

“catch” は、一般的に「(タクシーなどを)捕まえて乗る」という文脈で使用され、他の乗り物に便乗する(一緒に乗る)ときにも使います。

▼例文

Can I catch a ride with you to the airport?
(君の車に空港まで一緒に乗せてもらえるかな?)

board

“board” は「乗車する」や「搭乗する」という意味で、主に飛行機・船・電車など、大型の乗り物に乗るときに使用されます。比較的硬めの表現で、日常会話で使うことは少なく、空港の案内やアナウンスなどでよく目にするのが特徴です。

▼例文

Passengers, please be advised that it’s time to board Flight 456 to Paris. 
(ご搭乗のお客様、パリ行き456便の搭乗が始まります。)

また「~の上に」を意味する前置詞“on” と一緒に“on board”と言えば、各乗り物に応じて「機内で」「車内で」という、乗車中のシチュエーションを表現できますよ。

get in / get on 

“get in” と“get on” は「乗る」を意味する句動詞です。

句動詞はよりカジュアルな響きで、ネイティブの日常会話でよく使われます。

“get in” は、比較的小さな乗り物(車やタクシー)に乗るときに使います。「閉じられた空間に入る」ようなイメージで、出るときの表現は “get out of” です。

▼例文

Let’s get in the car before it starts raining.
(雨が降り始める前に、車に乗りましょう。)

“get on” は、公共交通機関(電車・バス・地下鉄)や、乗り物全般に乗るときに幅広く使うことができます。なお出るときは “get off” です。

▼例文
We need to get on the train to reach the city center.
(市内中心部に行くために、電車に乗らなければなりません。)

hop on

“hop on” はget in / get on より、さらにカジュアルで軽い感じの印象がある句動詞です。「軽快に乗り込む」といったイメージがあります。

▼例文
Just hop on the bus, we’ll find a seat together.
(とりあえずバスに乗って、一緒に席を見つけよう。)

「降りる」=leave

乗り物から「降りる」状態は、“get in” “get off” 以外にも、“leave” で表現できます。

▼例文
I left the car and walked to his house.
(私は車を降りて彼の家に徒歩で向かった。)

“leave” はある場所を「去る」「離れる」という意味だけでなく、後ろに乗り物が続く場合は、降車することを表すのです。

違いまとめ:“ride”またがって乗る!takeは公共交通機関を利用する!

最後に “ride” と “take” の違いをまとめると、以下の通りです。

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乗るものイメージポイント
rideバイク・自転車など
またがる乗り物
またがって
乗る
アメリカ英語では
電車・車などに
“ride” を使うことも。
take電車・バス・タクシー
飛行機・船 など
(公共交通機関など)
移動手段として
利用する
特定の交通機関を
使って移動する
というニュアンス。

その他の「乗る」を意味する表現

catch  (タクシーなどを)
捕まえて乗る、便乗する
board(飛行機・船などに)
搭乗する、乗車する
get in(比較的小さな乗り物に)
乗る、乗り込む
get on(広く乗り物全般に)
乗る
hop on(車などに)
軽く乗り込む

いかがでしたでしょうか? 一言で「乗る」と言っても、さまざまな表現があり紛らわしいですが、ポイントをおさえてマスターしましょう!

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