オンライン英会話の上達する使い方!初心者から上級者まで効果的な活用方法を解説

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この記事では、英語を上達させるための「オンライン英会話の使い方」を解説しています。

この記事を読んで目指せる状態
  • オンライン英会話で上達するための正しい使い方を把握できる
  • オンライン英会話のNGな受け方を理解して対策を取れる
  • レッスンがしんどくなってきた場合の対処法が分かる

また研究結果を踏まえて、効果的な使い方を根拠とともに理解できます。

「レッスンで確実に英語を話せるようになりたい」と考える人は、一読すれば、迷わず適切な学習を進められるはずです。

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目次

オンライン英会話の効果的な使い方・受け方を7つ紹介

オンライン英会話で効果を出すには、使い方にコツがあります。せっかくオンライン英会話を受講しても、ただ漠然と利用しているだけでは、英語を話せるようになりません。

レッスン料金の元を取るためにも、オンライン英会話の効果的な使い方(受け方)を7つ知り、実践して、英会話をマスターしましょう。

オンライン英会話の効果的な使い方7選
①短期目標からクリア!英会話を習う具体的な目的と期限を設定する
②定期的にオンライン英会話のレッスンを受けてアウトプットの機会を確保する
③オンライン英会話はやみくもに受けずレッスンを受ける前にしっかり準備する
④レッスン前の準備で質問事項を用意しておきレッスン中は積極的に質問する
⑤継続のコツ!レッスン後すぐの次回予約で学習を続ける
⑥英会話スキルの習得には「誰から習うか」も重要!相性のいい講師を見つける
⑦レッスン以外でも日常生活で英語に触れられる環境を作る

オンライン英会話の効果的な使い方①短期目標からクリア!英会話を習う具体的な目的と期限を設定する

オンライン英会話に限らず、何かに取り組む際は、目標設定が大切です。目的を達成するための目標は長期・短期と、それぞれ決めるとより達成しやすくなります。

オンライン英会話に取り組む目的が明確でなければ、そもそも目標を設定できません。夢を実現するためには、大きな目的を設定してから、その道のりを細分化して、短期的な目標を1つ1つ達成することが大切です。

たとえば「仕事をするのに困らないくらいの英語力を身に付けたい」を目的とします。

この場合、長期目標を「1年後に英語が必要な会議で意見を言える」、短期目標を「3カ月後には英語で自己紹介がスラスラできる」と設定します。

その後は、短期目標をさらに細分化しましょう。

例えば「3カ月後にスラスラと自己紹介できるよう、毎週1回必ずオンライン英会話レッスンを受けて、各回の先生に自己紹介する」と決めます。

初回で自己紹介用の教材を使う基礎レベルのレッスンを受け、以降のレッスンでは初回で学んだ内容を土台に、毎回自己紹介すればいいのです。
これを週1回、3カ月繰り返してスラスラ自己紹介ができるようになれば、短期目標が達成されますね。

このように、長期目標を達成できるよう、小さな短期目標を1つひとつクリアしていくことが大切です。

英語習得だけではなく自信やモチベーションアップになるため、目標は具体的且つ期間設定が明確であることが非常に重要。この一連の流れは、なりたい自分になるために必要不可欠な行動です。 

オンライン英会話の効果的な使い方②定期的にオンライン英会話のレッスンを受けてアウトプットの機会を確保する

英語を習得するうえで大切なポイントの1つに適度なアウトプットがあります。そのアウトプットの機会がオンライン英会話です。

いくら普段から自分なりに勉強していても、話す機会がなければ英語習得にはつながりません

しかし気が向いたときに1〜2時間など、たまにレッスンを受けてもあまり効果は得られないでしょう。肝要なのは定期的なアウトプットです。

たとえば1回15分など短い時間でもよいので、週に2〜3回程度レッスンを受けましょう。予習と復習はもちろん、日常的なインプットも大切です。

また、余裕があれば毎日行うのもよいですが、闇雲にレッスンを行うのでは意味がありません。1つひとつのレッスンに目標を持って取り組めば、さらに効果が期待できます

気が向いたときだけレッスンを受けたり、頻繁でもやっつけ仕事のようにレッスンをこなしたりしても意味がありません。英語習得のポイントでもある適度なアウトプットを行うために、定期的にオンライン英会話を活用しましょう。

ネイティブキャンプのような、定額で毎日受け放題のレッスンを活用すれば、定期的に英語でアウトプットする機会を無理なく設けられますよ。

オンライン英会話の効果的な使い方③オンライン英会話はやみくもに受けずレッスンを受ける前にしっかり準備する

オンライン英会話をただむやみに受けているだけでは、効果が表れにくいでしょう。やみくもに受けて数をこなすよりは、受ける曜日を決めてレッスンを受ける前までに確実に準備をする方が有効です。

特に初心者は準備をせずにレッスンに挑むと、講師が言った内容に相槌を打つだけで終わってしまう場合も少なくありません。

またオンライン英会話は、通学型のレッスンより時間が短い傾向があります。事前準備によって、何を話すか決めておくことで、時間を有効に使うことがポイントです。

レッスンを受ける準備として、まず予習・復習は必須です。学習した内容の定着が期待できます。

また、レッスンで使いそうなフレーズや、困ったときのセリフなどを集めたカンペを用意しておくのもよいでしょう。話題がないときや言葉に詰まったときに便利ですよ。

レッスンを受ける準備をしていないと、レッスンがアウトプットの機会にならず、時間だけが過ぎる可能性があります。オンライン英会話を効果的に活用するために、事前準備を行い定期的なアウトプットにつなげましょう。

オンライン英会話の効果的な使い方④レッスン前の準備で質問事項を用意しておきレッスン中は積極的に質問する

講師が話すがままに進めるのではなく、レッスン中に質問するのも上達への近道です。質問をすれば、新しい語彙や表現方法を習得できます。

特に初心者は受け身なレッスンとなる場合が多いでしょう。しかし受け身のままでは、いつまでたっても英語で会話ができるようにはなりません。最初の1~2回は仕方がないかもしれませんが、慣れてきたら自分から話したり質問したりするのが効果的です。

質問と言っても、初心者のうちは難しいでしょう。事前準備の段階で、質問事項をそろえておくのがおすすめです。また咄嗟の質問にも対応できるような例文も役に立ちます。

講師からの一方的なレッスンではなく、こちらから質問すれば会話が成り立ちます。

受講生の質問の文法が間違っていても「私たち(ネイティブ)の場合は、こういう言い方をするよ」と講師が教えることで、会話になるのです。

質問すること自体が、英語を口に出す練習の一環であるため、どうしても質問が思いつかないときは「理解している内容」について改めて聞くのもおすすめです。

筆者はレッスン中にテキストを読んでいて、その場では理解している項目についても質問するようにしていました。理解しているはずの内容について、ネイティブとは違う感覚で理解していたことに気づけたこともあり、新たな学びがある点でもおすすめです。

質問は会話の第一歩で、そこから新しい学びが広がります。英語習得には非常に効果的と言えるでしょう。

オンライン英会話の効果的な使い方⑤継続のコツ!レッスン後すぐの次回予約で学習を続ける

レッスンが終わったタイミングで、次回のレッスンの予約をしましょう。日にちを決めておくのは、オンライン英会話を継続するコツの1つです。

人間は決まっていないものを決めるのに、なかなか腰が上がりません。しかし、もともと決まっているものに対しては、行動に移しやすくなるものです。

オンライン英会話の強みは、こちらの采配でいつでもどこでもスキマ時間にレッスンを受けられる点と言えます。言い換えれば、毎回自分で決めないと受講できません

「時間があるときにやる」

このような感覚では英語への情熱も冷めていき、いつの間にかやらなくなる可能性が高くなってしまいます。

予約をするタイミングを決めておき仕組化すれば、レッスンの予約を億劫と感じず受講できます

英語を習得するには、定期的なアウトプットが必要不可欠です。途中で自然消滅してしまわないよう、レッスンの日にちを決める流れをルーティン化して、オンライン英会話を継続しましょう。

オンライン英会話の効果的な使い方⑥英会話スキルの習得には「誰から習うか」も重要!相性のいい講師を見つける

ちまたには、たくさんのオンライン英会話のレッスンがあり、それぞれに特長を持っています。自分に合ったサービス選びも重要ですが、誰から習うかも大変重要なポイントです。

現代は顧客側で、気になるサービスについて色々と調べられます。
結果的に「どれを買うか」というよりも「誰から買うか」を重視し、吟味する顧客が増えてきました。それはオンライン英会話でも同じと言えます。

相性がよいといっても、感じ方は人それぞれです。「話が盛り上がる」「表情が豊かで安心できる」「アドバイスが分かりやすい」など、重きを置くポイントは異なります。

しかし「自分のためになっている」「話していて楽しい」と思える人を選べば、オンライン英会話の時間が楽しくなり、無理なく継続して英語の習得を目指せるです。自分と相性のいい講師を選び続ければ、その講師の評価を高めるための応援にもなります。

初心者のうちは講師選びが難しいかもしれません。顧客の口コミや星マークなどで評価しているサービスもあるため、それらを活用しながら誰から習うかを意識するのが肝要です。

オンライン英会話の効果的な使い方⑦レッスン以外でも日常生活で英語に触れられる環境を作る

英語を習得するには、日常で英語に触れている必要があります。日常のなかでインプットして、レッスンでアウトプットをするイメージです。

人間は忘れる生き物です。また繰り返しが定着に結び付きます。そのためレッスンの時間帯だけ英語に触れていても、英語の上達にはあまり効果がありません

たとえば、聞く音楽を洋楽にしたり観る映画を洋画にしたりして、英語に触れられる環境にするのがおすすめです。スマートフォンやパソコンなどの設定を英語にするのもいいでしょう。

また、ほとんどの人がレッスン以外でアウトプットをする機会を持っていません。主なアウトプットの場はレッスンですが、独り言を英語にするなどしてその機会を増やすのも効果的です。

オンライン英会話のレッスンだけではなく、日常生活から英語漬けにしましょう。必然的にレッスンの効果も上がり、英語習得につながります。

オンライン英会話のレベルごとの効果的&上手な使い方を解説

効果的なオンライン英会話の使い方は、一人ひとりの英語力によっても異なります。全く英語を話せない人がフリートークは難しいでしょうし、流暢に英語を話せる人が挨拶程度のレッスンでは物足りません。

自分のレベルに合ったオンライン英会話のレッスンを受ければ、より効果を実感できます。ここでは初心者・中級者・上級者と3段階に分けて、それぞれのレベルに合ったオンライン英会話の使い方を解説します。 

英語初心者の上手なオンライン英会話の使い方:教材の順序通りに適切な流れでレッスンを受ける

「英語が全く話せず、英会話のレッスン自体が初めて」

上記のような、英語について右も左も分からない初心者の場合、まずは最初に選んだ教材の順序通りにレッスンをスタートするのがおすすめです。

前提として、今のレベルから無理なく目的を達成するためには、学びたいテーマの教材から自分のレベルに合ったものを選ぶことが大切です。

教材は受講者が理解しやすいよう、適切な順序に設計されているため、ページの順に学ぶことで必要な知識がスムーズな流れで身に付きます。正しい流れで一から学べば、初心者も無理なく英会話の基礎を身に付けられるでしょう。

オンラインレッスンは基本的に、画面上に教材が共有された状態で進むため、例文を見ながら発音すれば視覚的に内容が定着し、学びを深められます。

また慣れてきたら質問することで、テキストにはない表現を使ってアドリブでやり取りをしたり、新しい表現を教えてもらえたりする機会になり、英語力の向上をさらに図ることができますよ。

初心者はまず全てにおいて慣れることが肝要です。教材の順序通りに受講して、基礎を固めましょう。 

英語中級者のオンライン英会話の上手な使い方:スピーキングテストの対策をする

教材に飽きてきた場合、スピーキングテストの対策のためにオンライン英会話のレッスンを活用するのがおすすめです。

講師に自分が話している英語を聞いてもらって、フィードバックをもらえるため上達していきます。英語力を上げながら資格取得もできる中級者向けの使い方です。

フリートークの中で、スピーキングテストの対策を行う方法もあります。またスピーキングテストの対策メニューを用意しているオンライン英会話のサービスもあり、実際のテストに近い状態でレッスンを受けられるため、十分な対策を行えるのも魅力です。

中級者になればこのような一味違ったレッスンを受ければ、より英語力が浮上していきます。レッスン中の主導権はこちらが持ちましょう

英語上級者のオンライン英会話の上手な使い方:1つのテーマについて講師とフリートークをする

ある程度講師と会話ができるようになったら、その場でテーマを決めてフリートークをするのがおすすめです。

学校で習った英語と実際にネイティブが使っている英語の違いについて話し合うなど雑談できます。実際の疑問をネイティブの講師に確認できるため、知識を深めることも可能です。

上級者が実際どのようにオンライン英会話を利用しているのか確認するには、AtsueigoというYouTubeチャンネルを見るのがおすすめです。英語上級者のAtsuさんが、実際にオンライン英会話を利用している様子をYouTubeで配信しています。

実際の映像から質問の投げ方や、会話の主導権を握るコツがつかめます。その他にも英語習得の勉強法なども配信されているため、より高いレベルの英語表現を使いこなしたい上級者は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

Atsueigo

オンライン英会話で効果が出ない・上達しない人のNG行動!避けるべき使い方5選

長期間オンライン英会話を受けているのに、なかなか英語が上達しない人もいるでしょう。ある程度の期間、オンライン英会話に取り組んでいるにもかかわらず、なかなか思ったような成果が出ない場合、間違った使い方をしているかもしれません。

そこで、無意識のうちにやってしまいがちな、オンライン英会話のNGな使い方を5つ紹介します。自分の行動とすり合わせてみてください。 

自分のレベルや目的に合っていないレッスンを受ける

オンライン英会話を受ける際、自分のレベルや目的に合ったレッスン内容なのか確認しましょう。

自分は初心者で日常生活で使える英語を習得したいのに、中級者でビジネスシーンに特化したレッスンを受けていたらどうでしょう。効果を実感しにくく、意欲の低下につながりかねません。

オンライン英会話のサービスはさまざまです。初心者向け・ビジネスマン向けなどなどサービスによって特化している部分が異なります。オンライン英会話のサービスを選ぶ前に、特化している要素は何なのか確認するのが肝要です。

自分のレベルや目的に合ったレッスンを受ければ、効率的に英語を習得でき英会話への意欲も維持・向上できます。 

「英語で話すのが恥ずかしい」と腰が引けた受け身な状態でレッスンを受ける

英語を話せるようになりたいと考えオンライン英会話のレッスンを始めたのに、いざレッスンを受けると腰が引けてしまうのはよくある話です。

しかし受け身な状態では発言回数が減って、「英語を話す・話せるようになる」という目標を達成できません。

英語を話せるようになりたいのならば、失敗を恐れず堂々と話しましょう

「英語っぽく話すのが恥ずかしい」

「間違っているかもしれないのに普通に話せない」

このような考えは今すぐ捨ててください。

英語習得にはアウトプットが必要不可欠のため、怖がって話せないのでは上達する見込みはありません

間違えていたとしても、講師に怒られたり笑われたりしないため安心してください。オンライン英会話の多くがマンツーマンのレッスンで、人目を気にする必要はありません。

ネイティブを相手に英語を話せて、何度間違えても構わないという貴重な機会を有効に使うためにも、ネイティブになったつもりで堂々と話しましょう

レッスンに頼りすぎてレッスン以外で英語に触れない

オンライン英会話のレッスンを週に2〜3回受けているからといって、それ以外の時間に英語に触れていなければ上達するわけがありません

レッスンを受けているから話せるようになるのではないのです。普段から触れている英語と、適度なアウトプットによって初めて上達します

そのためレッスン以外の時間も英語に触れるのが必要不可欠と言えます。先述した通り、聞く音楽やスマートフォンの表示などを英語にしたり、独り言を英語で言ってみたりするのが効果的です。レッスンだけに頼らず、自分でも日頃から英語に触れる環境作りが必要と言えます。

しばらくすると、英語の上達を実感できるでしょう。実感ができればもっと英語を習得したいと考え、意欲が上がるよいサイクルが生まれます。

講師に対して怒鳴ったりセクハラ発言をしたりする

レッスンは講師とのマンツーマンの環境下で行われます。人間同士のやりとりになるため、ときには腹立たしく感じる場合もあるでしょう。

しかし、そこで講師に対して怒鳴ってはいけません。たとえ講師側が悪くても怒鳴ればこちらが悪者になってしまう場合もあるためです。何か不快に思う場面があれば、退席するなど一旦その場を離れ、カスタマーセンターなど然るべきルートを使って意見を伝えましょう

また、セクハラ発言などはもってのほかです。ほとんどの講師が生徒の英語力アップのために、尽力してくれています。相手が嫌な思いをする発言は慎みましょう。

相手との距離を縮めようと冗談で言う場合もあるかもしれませんが、相手の立場にたった発言が肝要です。

別の作業をしている最中や飲酒中にレッスンを受ける

オンライン英会話はいつでもどこでもスキマ時間を利用して、レッスンを受けられるのがメリットの1つです。しかし、何か他のことをやりながら受けるのは違います

せっかく講師とマンツーマンで話ができる機会です。真剣に取り組み、自分の成長につなげましょう。

さらに飲酒中のレッスンは、まず身にならない可能性があります。また常識的に考えれば、避けるのが賢明です。

このように他のことをやりながらレッスンを受けていれば、レッスンに集中できず、上達は見込めません。それだけではなく、講師に対しても大変失礼です。レッスンは集中できる環境で受講しましょう

オンライン英会話のしんどさを解消する方法!効果が出ない原因と対策

英語を話せるようになりたいと思ってオンライン英会話をはじめても、続けているうちにしんどくなってしまうときもあるでしょう。

辛い気持ちが英語を遠ざけ、英語学習が中断したり英語自体が嫌いになったりする場合も少なくありません。

ここではオンライン英会話をしんどく思う原因とその対処法を解説します。  

やりたくて始めたオンライン英会話が、いつの間にか義務になっている

やり始めたばかりの頃は、やる気に満ち溢れているためオンライン英会話の時間を待ち遠しく思うときもあったでしょう。

しかし、オンライン英会話に限らず、ものごとに対してモチベーションをずっと保つのは困難です。

モチベーションが低下しているのに、利用料を払っているのだからやらなくてはいけないと、義務感を感じる場合も少なくないでしょう。

その義務感が苦痛となってオンライン英会話がしんどく感じてしまうのです。 

オンライン英会話をやる目的を再確認する

著しいモチベーションの低下が起こる場合は、大抵オンライン英会話をやっている目的を見失っているときです。

なぜ自分はオンライン英会話をやろうと思ったのか、改めて考えてみましょう。本来の目的を思い出して、モチベーションが上がる可能性があります

それでもしんどさが変わらなければ、その原因を探し排除しましょう。そのままにしておくと、英語自体を続けられなくなるかもしれません。 

オンライン英会話でアウトプットしているにもかかわらず効果を実感できない

オンライン英会話をしんどいと感じる原因の1つに、効果を実感できない場合が挙げられます。英会話に限らず、何かを始めたとき軌道に乗るまでが一番苦しいときです。

日常的に英語に触れながら、オンラインレッスンでアウトプットしているにも関わらず、思った通りの振る舞いができないと、英語自体がしんどくなるでしょう。

別の英語学習に切り替えて英語に触れる

オンライン英会話の頻度を減らしたり休会したりして、一旦オンライン英会話から離れるのも手段の1つです。

オンライン英会話から離れても、日常的に英語には触れていられるようにしましょう。オンライン英会話から別の英語教材に切り替えるなどの工夫も大切です。

たとえば、英会話アプリで練習したり、通学型の英会話教室や英会話カフェに行ったりなどして、別の形でアウトプットの機会を増やしましょう

せっかくお金を支払っているのに自分に合った講師から英会話レッスンを受けられない

「この人なんだか嫌な感じだな」

「いけ好かない雰囲気だな」

人間は相性が悪いと感じる人と、一緒の時間を共に過ごすのを苦痛に感じます。それはオンラインであっても同様です。

これがオンライン英会話であれば、わざわざ自分のお金を払って、相性の悪い人からレッスンを受けることになります。自分と相性のよい講師に巡り合わなければ、この状態がずっと続くため、しんどくなっていくでしょう。

お気に入りの講師を何人か決めておく

オンライン英会話を始めて最初のうちは、自分に合う講師を見つけるのに苦労するかもしれません。そもそも自分と相性がよい講師とは、どのような人なのかも分からない場合も多いのです。

レッスンを重ねるうちに複数の講師と関わるため、それをつかめるようになっていきます。お気に入りの講師を見つけたり、レビューや評価を確認したりして、何人か目星をつけておきましょう。

オンライン英会話で効果を発揮!英語が上達する使い方を研究論文から考察

英語を習得するにあたってさまざまな研究が行われています。ここではオンライン英会話で英語が上達する使い方を考察した研究論文を紹介します。

ぜひ英語習得の参考にしてみてください。

論文①オンライン英会話はスピーキング能力と相関するのか

論文タイトル:オンライン英会話はスピーキング能力と相関するのか

著者名:江口真理子

発行年:2019年10月

発行元:鳥取県立大学

最初に紹介するのは、オンライン英会話がスピーキング能力の向上に効果があるかどうか調査した研究です。オンライン英会話並びにスピーキングテストの客観テストを用い、オンライン英会話の受講回数とスピーキングテストのスコアの相関関係を検証しました。

島根県立大学の1から4年生の合計48名が研究に参加し、3つの企業のオンライン英会話のサービスを用いてグループに分かれて実施しています。

その後オンライン英会話の教育効果を明らかにするために、2種類の分析を実施しました。1つは参加者全員のデータを使った、オンライン英会話とスピーキングスコアの関係の分析です。2つめはグループ毎にそれを分析しています。

これらの分析結果から、オンライン英会話はスピーキング能力と相関するのか検証を行いました。 

研究結果

この研究でオンライン英会話がスピーキング能力と相関するかどうかは、さらに調査が必要と結論付けています。

実際の検証では、それぞれのグループには特徴がありました。第1は1カ月間にわたり毎日レッスンを受けられるグループです。

第2は10回分のレッスンの日時があらかじめ決まっており、生徒が同じ教室に集まりそれぞれのパソコンで受講します。管理者は生徒の学習状況を確認できません。

第3は第2と同様、生徒が同じ教室に集まりそれぞれのパソコンで一斉に受講するものです。しかし、日程の変更が可能だったり管理者が生徒の学習状況を確認できたりする点が異なります。

このようにグループ分けを行っても、検証データには法則性などが見られませんでした。オンライン英会話以外の影響を受けているのも要因の1つだと推察されます。

日本人のスピーキングスコアは最下位です。グローバル化に伴い英語が必須になりつつあるため、周りの発言を気にせず1対1で行うオンライン英会話は、教育効果を高める可能性が高いと期待されています。

外部要因・受講回数など問題があったため、より精度の高い調査を行いサンプルを増やしていくとしています。 

論文②オンライン英会話学習によるスピーキング不安と意識の変容

論文タイトル:オンライン英会話学習によるスピーキング不安と意識の変容

著者名:小林翔

発行年:2020年10月

発行元:茨城大学

これはオンライン英会話を通して、スピーキング不安と自己肯定感に注目した研究です。さまざまな調査で、生徒や学生は英語習得に興味を持っているのが分かっています。

実践的な英会話機会の必要性も強く感じているようです。

しかし教師はスピーキング指導を敬遠する場合があります。それは生徒からの英語での発話における不安の大きさを懸念しているからです。

そのため、なかなか英会話をする機会を得られない現状があります。

そこで注目したのがオンライン英会話です。オンライン英会話では、できるだけ不安の少ない状況で話す機会が得られます。その状況下で成功体験や自己効力感の向上が期待されているのです。

目標言語の接触時間が長くなればスピーキングに対する不安や意識が変容するのか、オンライン英会話を通して調査しました。 

研究結果

この研究ではオンライン英会話を通して、スピーキングに対する不安の軽減が実証されました。またどのように不安が軽減し自己効力感が高まったかなどのプロセスにも注目しています。

全8回・毎回25分・1対1のオンライン英会話を行いました。スピーキングに対する不安を軽減するためには、短時間で少ない回数であっても英語で話す機会が重要です。

それにより自己効力感の向上が示されました。英語を即興で話す不安は練習量が足りていないのが要因であるとしています。

このような機会が少ないとされている教育現場にとって、オンライン英会話は教育効果の向上の鍵になると言えます。講師からの適切なフィードバックや、誉め言葉による成功体験の積み重ねが、より不安軽減につながります

日本のように日頃から英語を使う機会が得にくい環境で、オンライン英会話の使用は非常に画期的です。このような機会を日常に取り入れれば、学習効果が飛躍的に向上するでしょう。 

論文③オンライン英語学習プログラムの成果と課題

論文タイトル:学習プログラムの成果と課題

著者名:畠山均

発行年:2016年10月

発行元:純心人文大学

これはオンライン英会話が英会話学習の意欲向上にどのように影響を与えているか検証し、その成果と課題を考察した研究です。この研究を行った理由は3つあります。

まずオンライン英会話を通して英会話に慣れ、楽しく感じて英会話に対する心理的抵抗を軽減させる目的です。また話す・聞くを中心とする英語でのコミュニケーション能力の向上、そしてネイティブ講師との交流を通し、国際的な広がりを実感する目的もあります。

これらのために、1対1のオンライン英会話のレッスンを提供している株式会社レアジョブと提携し、学生たちに英語のアウトプット環境の提供を行いました。

学生へのアンケート調査やレッスン受講時間・英語検定試験のスコアとの関連から、オンライン英会話の効果を検証しています。 

研究結果

オンライン英会話は、学生の英語学習における意欲の向上に貢献しているという検証結果となりました。しかしどの程度の影響があったか正確に測るのは不可能です。

またこの研究から、オンライン英会話をより効果的に利用するための課題を3つ挙げます。

まずは受講率を上げるための工夫です。レッスンを受けなければ始まりません。時間が経つごとに、熱心な生徒とそうではない生徒の二極化が顕著になります。

不熱心な生徒に対して、学習意欲を向上させるには、それなりの工夫が必要でしょう。

またアンケートからは学習意欲は向上したとの結果が出ましたが、他の方法でも検証し客観性を高める必要があります。

さらにオンライン英会話のみが、どの程度英語力の向上に貢献したか測るのは不可能です。しかし、外部テストの結果などから間接的に効果を測るのは、ある程度可能なため検証が必要でしょう。

このような結果からスコアの平均点の伸びは、オンライン英会話を含む英語教育全体の成果と言えます。そのためオンライン英会話以外のシャドーイングなども、効果があると言えるでしょう。 

オンライン英会話の正しい使い方ができていない?半年以上続けているのに英語を話せない場合の対処法を紹介

英語を習得するためには、やはり日常的な環境設定が非常に重要です。

選択するメニューにもよりますが、オンライン英会話は毎日好きな時間にネイティブの講師と1対1で長時間の会話ができます。さらに通学型と比べて安価です。オンライン英会話はアウトプットの場として、非常に画期的な英語習得ツールと言えるでしょう。

インプットがしっかりできていなければ、アウトプットの場であるオンライン英会話で話せません。英語が上達しないと悩んでいる場合、インプットとアウトプットを日常的に行えているかどうか、環境設定の見直しがおすすめです。

「オンライン英会話って全然効果がない」

これをオンライン英会話のせいだと思っている人もいるでしょう。しかし実は、あなたのオンライン英会話の使い方が間違っているだけかもしれません。

あなたは日ごろから英語に触れ、インプットできる環境に身を置いているか、今一度確認しましょう。

オンライン英会話で英語を話せるようになりたい人からよくある質問

「オンライン英会話を使って英語を習得したい」

そう考えている人が共通して思う疑問があります。疑問を解消して、オンライン英会話に取り組みましょう。

Q:オンライン英会話でだらだら話すのはNG?

英語を使ってだらだらと話をするのは、上級者のテクニックです。上級者になると、だらだら話すフリートークが英語を習慣化させます。

一方で初心者では、まず英語を話せません。だらだら話そうとしても、脈絡のない会話となってしまいます。話す内容を事前に決めておくなど、自分のレベルに合わせた活用方法で学習を進めましょう。 

Q:オンライン英会話で初心者がフリートークをするコツは?

ありません。そもそもフリートークは初心者には不向きです。なぜなら、簡単な会話程度ができる中級者以上でないとフリートークは難しいからです。初心者の場合は、まず基礎を固められる英語教材を使ってレッスンを受けましょう

Q:レッスンは1回60分は受けるべき?15分程度じゃダメ?

オンライン英会話のレッスンは、1回25分を基本としている場合が多くなっています。15分では短いと感じるかもしれませんが、英語習得において大切なのは定期的な継続です。1週間に1回2時間レッスンを受けるより、1日15分毎日受けた方が習得できます

Q:同じ先生から学ぶメリット、違う先生から学ぶメリットをそれぞれ知りたい。

同じ講師からのレッスンは、自分を知ってもらえるため回を重ねるごとに深い話ができるようになっていくでしょう。また関係を築けばより適切なフィードバックがもらえます

違う先生とのレッスンのメリットは、多様な英語を身に付けられるところです。ボキャブラリーやアクセントの学びにもつながります。

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