オンライン英会話を活用して、英語で話せるようになっている人は、レッスン外での予習復習を重視しています。
一方「時間がない」「面倒くさい」と復習を怠る人は、いつまでも英語が話せず、レッスン代を無駄にする可能性が高いです。
そこで今回は、ずぼらな人でも限られた時間内で復習し、オンライン英会話を有効活用する秘訣を解説します。
- 予習と復習でオンライン英会話を使い倒し、英語を習得するためのポイントが分かる
- オンライン英会話で上達するための復習ノートに書く内容が分かる
- 面倒な復習に、効率的に楽しく取り組む秘訣が分かる
オンライン英会話で予習復習が必須な5つの理由!効果的な学習法を徹底解説
オンライン英会話を受けるだけで、英語を話せるようになると思っている人がいます。しかしそれは間違いです。
効率よく学習を進めたい場合、オンライン英会話では予習復習が肝といえます。
ここではオンライン英会話で、予習復習が必要な理由を5つ紹介します。なぜ必要なのかを知るのが、上達への第一歩です。
オンライン英会話で英語力を伸ばすにはアウトプットだけじゃダメ!バランスを考える必要がある
オンライン英会話レッスンでたくさん英語を話すと、「英語でアウトプットした」という達成感を抱き、満足しやすいです。
しかし残念ながら、アウトプットだけでは英語は上達しません。
英語を習得するためには、インプットとアウトプットのバランスが大切なためです。
そもそもアウトプットに必要な知識のインプットをしっかり行っていなければ、正しいアウトプットができるはずはありません。
オンライン英会話がアウトプット学習である一方、レッスンの内容を頭に定着させる予習復習は、インプット学習に当てはまります。
オンライン英会話のレッスンを受けるだけでは、その場限りでしか学習内容を理解できていない可能性が高いです。予習復習をはじめとするインプットの学習もあわせて行うことで、初めて内容が定着します。
オンライン英会話のレッスンだけで「英語で話したからいいや」と学習を完結させるのではなく、インプットを意識して予習復習を行うことが、英会話上達のポイントです。
復習が大切な理由はレッスン中に分からなかった単語や文章が理解できる
復習はレッスンの不明点を確認する時間になり、単にレッスンを受けっぱなしにするよりも、内容の理解度が深まります。
オンライン英会話の講師のほとんどは、オールイングリッシュで説明します。
初心者のうちは、分からない単語や文章が出てくるのは当然です。レッスン中に英語で質問するのも難しく、そのままレッスンが終わってしまう場合もあるでしょう。
復習をすればレッスン中に分からなかった所を学び直せるため、レッスンへの理解がより深まっていきます。一方で復習をせずそのままにしてしまえば、学びにならず上達しません。
また予習を行えば、レッスン中に分からない所を減らせるでしょう。分からない所が少なければ、心に余裕が生まれ英語学習をより楽しく思えます。
復習することでレッスンで学んだ内容が記憶に定着しやすい&予習で英会話の練習に注力できる
復習をすれば、学んだ内容を記憶に定着させやすいです。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが唱えた「エビングハウスの忘却曲線」によると、人間は時間の経過とともに記憶が曖昧になっていき、情報を覚えた20分後にはその42%を忘れるとされています。
そのため復習は学習において非常に重要といえるでしょう。できなかった部分や分からなかった部分も、理解を深めれば、記憶の定着が可能です。復習によってできなかった部分や分からなかった部分が克服され、新しい知識の積み上げにも効果を発揮します。
また予習を行えば、より記憶が定着します。そのレッスンで学ぶ内容を事前に把握できるため、オンライン英会話の本来の目的であるアウトプットに注力できるでしょう。
筆者も受講したKimini英会話のように、予習・レッスン・復習がワンセットになったオンライン英会話だと、正しい学習の手順を自然にたどることが可能です。
定期的な実力チェックテストもあるため、しっかり内容が身に付いたか把握し、必要に応じて再度復習するなど適切な学習ができますよ。
復習によって英会話の上達に不可欠な「英語学習の継続」ができて学習を習慣化しやすくなる
英語を習得するためには、学習の継続が重要です。しかし英語学習に限らず、何事もコツコツ続けるのは簡単ではありません。特にモチベーションややる気が低下すると、やらなくなってしまう場合も少なくないでしょう。
そもそもモチベーションに頼ってはいけません。どれだけモチベーションが高くても、それをずっと続けられる人はほとんどいないからです。
そのため英語を続けたい場合には、学習を習慣化する必要があります。オンライン英会話に復習を取り入れれば、それが英語学習の習慣化となるのです。
復習のタイミングは、オンライン英会話のレッスン直後がよいでしょう。通勤中や寝る前・休み時間など「○○は復習の時間」と決めるのも習慣化の秘訣です。予習も同じように行えば、より英語学習が習慣化されます。
モチベーションややる気に頼らずとも、英語学習を継続できる仕組みを作るのがポイントです。
予習は学んだ知識を会話中に実際に使うことでレッスンをアウトプットの場として活用できる
オンライン英会話では復習はもちろん予習も重要です。予習はレッスンの効果を高めてくれます。
内容を知らないままレッスンを受ければ、レッスン中に分からない所が出てきてレッスンが止まってしまうでしょう。一方で予習をしていれば、レッスンでやるべき内容が理解できたり事前に不明点が分かりレッスン中に質問できたりと、時間を有効に使えるからです。
また予習した部分の知識をレッスンで使えるため、レッスンをアウトプットの場として活用できます。
予習でインプットし、レッスンでアウトプットを行い、復習でまたインプットをする流れを繰り返せば、英語の定着にもつながるでしょう。
予習はレッスンの効果を上げられると共に、記憶の定着や習慣化にもつながる大切な学習方法といえます。
【ずぼら必見】オンライン英会話の復習方法!時間がなくてもできる
普段から仕事や家事などで忙しい人は、予習復習は「時間がなくてできない」「面倒くさい」と考えてしまいますよね。
ただ多くの人は、「面倒だけれど、英語は話せるようになりたい」と思っているのではないでしょうか。
では、予習は難しくても、せめてレッスンの内容を定着させるために、まずは復習だけでも取り組んでみてください。
ここではずぼらさんや努力嫌いさん・面倒くさがり屋さんのために、比較的手間のかからないオンライン英会話の復習方法を解説します。
5分でできる!スキマ時間にスマホから教材を見返してレッスンを振り返る
復習の基本は、教材を見返すことです。しかし教材を見返すためだけに、わざわざパソコンを立ち上げるのも、アクションが多くて手間に感じてしまうでしょう。
そこで活用できるのがスマホです。普段持ち歩いているスマホに、レッスンの教材をダウンロードしたり、アプリやブラウザから閲覧したりすれば、いつでもどこでも予習復習が可能です。
例えば通勤中の電車やバス・ランチ中・トイレの中・布団の中など、時間や場所にとらわれず学習できます。
特に復習の際は、チャットボックスを見返すことで、講師とのレッスン中のやり取りや学んだ内容を思い出せるためおすすめです。
1日の中でたった5分だけ、レッスンの教材を見直す時間に充てることは、難しくないはず。
復習のためだけにまとまった時間をとりたくない人には、このようなスマホを用いたスキマ時間での学習がおすすめです。
料理や洗濯など何か別の作業をしながら、録音しておいたレッスンを聞き返す
ずぼらさんでもそうではなくても、復習をするためにレッスンの録音はおすすめです。レッスン自体を振り返えられるのはもちろんですが、自分と講師の発音を比べられたり間違いに気付いたりできます。
ずぼらさんをはじめ、努力嫌いさんや面倒くさがりさんの場合、録音を聞く時間を改めて取るのも手間に感じるでしょう。そのため何かをしながら聞くだけでも効果があります。
例えば料理や洗濯・掃除などの家事をやっている間に、録音を聞いて、レッスンを振り返りましょう。
余裕のある人は、間違えた所や気になる所を書き留めると、視覚と聴覚を一緒に刺激することでさらに覚えやすくなる可能性があります。
書き留めた情報をもとに復習ノートを作り勉強すれば、短期記憶が長期記憶になって、内容が一時的ではなくしっかりと定着しますよ。
おやつの時間を復習に!自分の気分を上げられる時間や場所で復習をする
予習復習をしたくなくても、しなければ英語を習得できません。いくらやりたくないと思っても、やらなければいけないのです。
楽しく快適に復習したい人は、復習時に自分の気分が上がるようにする必要があります。
例えば自分のテンションが上がる環境での復習です。お気に入りのカフェでやるのもおすすめですし、美味しいコーヒーやケーキなどをお供に、おやつの時間を復習に充てるなら気分も上がります。
また自分の好きなアイテムを使って復習を行うのもよいでしょう。例えばお気に入りのペンやノートは、その筆頭といえるアイテムです。パソコンやイヤホンなどを、好きなものにかえてテンションをあげるのも方法のひとつです。
「これを使っている自分かっこいい」と思い込めるもので、自分で自分の機嫌をとってあげましょう。
前回のレッスンの復習時間を取れないなら再度同じレッスンを受講しそれを復習とする
自分で復習を行うのが億劫な場合は、再度同じレッスンを受ける方法もあります。自分だけではどうも面倒くさく感じるけれど、講師と一緒ならがんばれる人にはよいかもしれません。
この方法はレッスンを受け放題など、レッスン回数を確保できる人におすすめです。週に2回のみなど制限がある人は、それをしっかりとアウトプットに使えるようにしましょう。
また初心者のうちはレッスンで、受け身になる傾向があります。講師が進行するがままにレッスンを受けていれば、同じレッスンを受けてもあまり復習にはならないかもしれません。
「今回は復習のために前回と同じレッスンを受けている」と講師に伝え、前回引っかかった部分を重点的にやりたいなど要望を伝えれば、よりよい復習になるでしょう。
英語仲間を作って、遊びの延長で仲間と一緒に復習する
面倒だと思ってしまいやすい復習ですが、どうせやらなければならないのならば、楽しく行いたいと考える人は多いでしょう。
そのような場合は、英語学習の仲間作りを行うのがおすすめです。面倒な復習も、仲間と集まった後、遊びの延長でなら楽しく行えるでしょう。
また仲間がいるメリットは、楽しめる点だけではありません。
「あの人よりも早く上手に話せるようになりたい」と闘争心に火がつき、切磋琢磨しながら学習ができます。また一緒に復習する時間を設けるわけですから、簡単にさぼったりドタキャンしたりできない心理が働くのも期待できる効果です。
家族・友人・恋人と、どのような相手かによっても得られる効果は変わってくるかもしれません。SNSでオンライン英会話仲間を作り、コミュニティで勉強会を開催するのもおすすめです。
いずれにせよ楽しく英語学習を進められ、面倒な気持ちは多少緩和されるでしょう。
【画像付き!】オンライン英会話の復習ノートの取り方を紹介
より効果的にオンライン英会話を受講するには、復習が非常に重要です。しかし具体的にどのように復習をすればよいのか分からない人も多いでしょう。そのような場合は、復習ノート作りがおすすめです。
復習ノートがおすすめの理由は、何と言っても自分専用にカスタマイズできること。
例えば、苦手な部分や講師から指摘された部分をまとめておけば、自分にとっての苦手を克服できるオリジナルテキストになります。
おすすめの作り方は、授業で初めて知った内容・うまく言えなかったフレーズ・講師からのフィードバックに分けてまとめること。
新たな知識と苦手分野を中心に学び直すことで、できることが増えていき、レッスン内容が定着するのです。
また習った内容から自分が使うときのための例文を書き、いざというときのためにストックしておくのも可能。自分に特化したノートを作成すれば、復習の効率が一気に上がります。
また自分が一生懸命作っただけで、そのノートに愛着が沸きモチベーションややる気のアップにもつながります。
色ペンやシールでデコレーションしてかわいくするもよし、シンプルに見やすくまとめるもよし、かっこよく筆記体で書くもよし。自分がノートを見た時に、ワクワクしたり分かりやすかったりするように作ってみてください。
もちろん予習をするときもノートを活用できます。次回のレッスンで学びたい内容や、伝えたいこと、使用予定の教材の内容をまとめておきましょう。
【研究論文で証明】オンライン英会話での予習方法&復習すると得られる効果
英語学習において予習と復習がとても重要なのは、周知の事実です。
しかし本当に予習と復習で効果が出るのかと、疑心暗鬼になっている人もいるでしょう。オンライン英会話のレッスンに、どう予習と復習を取り入れれば学習効果が期待できるか、研究論文から確認していきます。
予習復習が英語の授業の学修の質を保証:予習した内容は授業中に内容を理解
この論文は著者が受け持つクラスの生徒を対象とした「総合英語Ⅰ」の前期授業における実践です。25人からなるクラスで、主にリーディングを行いました。
授業の事前と事後の学修を明記するなどし、学士課程教育の実質化を目指した取り組みが行われています。これらの流れに沿ってこの研究が行われました。
復習は、その日の授業の内容を、振り返りシートを用いてまとめ提出させるという内容です。板書されたものだけを写している学生が多いため、要点をまとめる習慣をつける意味で、振り返りシートを用いました。
予習では授業の最初に予習したものを回収し、授業中に返却し解説を行うスタイルをとっています。2週に渡るのではなく、その授業内で終われるようにし、対象が飽きないように工夫しました。
予習復習いずれも対象自身が、簡単且つ明確に評価できるような内容になっています。これらの評価を中心に予習復習の効果を検証していきます。
【効果の検証】予習復習の達成水準が期末試験の成績に影響すると確認できた
対象者からは予習と復習ともに、概ね肯定的に受け取られている傾向があります。この実践を学修に活用できるのも、その要因のひとつと考えられます。予習復習の達成水準と期末試験の成績にはある程度の関係が確認できたのも収穫のひとつです。
達成水準をあげるための働きかけは随時行いましたが、明確な形での結果とはなりませんでした。しかし毎回の授業の課題として行うように仕組み化すれば、自然に授業外で学修に取り組む機会が作れると証明されたのです。
今後の課題としては外発的に動機付けられた学修を、内発的に自律的な学修につなげられるような工夫が必要な点です。また復習時に書き留めたものを見返さないと答えたものに対して、どのように導けばよいか考える必要があります。
この研究からも分かるように予習復習を行えば、学修の質を確保できるのが理解できます。オンライン英会話をはじめとする英語学習も同じといえるでしょう。予習復習を行えば、レッスンの質が上がりより高い効果が期待できます。
内発的動機付けができれば学修の継続は容易でしょうが、なかなかそうはいきません。研究のように外発的動機付けであっても継続できる仕組み作りこそ、学修継続の鍵といえるでしょう。
復習を含む自己モニタリング学習で叶う成績の向上
近年学習意欲の低下が問題視されていることは、大学入試センターの調査でも明らかです。しかし、学習意欲の研究はほとんどなく、効果的な指導法の開発に至っていない現状があります。
著者らは過去に、学習指導法やWEBを利用した学習教材開発の研究を行ってきました。これらの研究結果を踏まえて、この研究を実施しています。これは英語学習で学習者自身の能力を把握しながら、学習を進める自己モニタリング学習の研究です。
多人数の講義科目を受講するふたつのクラスを、自己モニタリング学習を行うクラスと通常の講義のみを行うクラスに分け研究を行っています。いずれも前期と後期で学習方法を変化させたり、事前アンケートを実施したりしました。
前期・後期末のテストの結果や、半期ごとの結果・小テストの推移などの結果が出ています。なかでも後期学習の小テストの復習・実力・誤答・確認・理解の推移も求められ、復習を含む自己モニタリングの学習効果を示すのにつながっているのです。
【効果の検証】復習を含む自己モニタリング学習が学習意欲をもたらし得る
著者らが過去に行った研究や本論文の研究から、提案している復習を含む自己モニタリング学習は、学習者に学習意欲をもたらす方法として効果があると考えられます。
前期学習と後期学習の小テストの結果で効果を比べた場合、後期学習の値がより大きく、自己モニタリング学習の効果を認められたといえるでしょう。
また小テストの結果から分析しても、学習が進むにつれてばらつきはありますが、平均正当値が上がる結果となりました。学習が進むにつれて内容は難しくなりますが、成績の平均値が安定したのは、復習を含む自己モニタリング学習の成果です。
毎回の小テストは、自らの学習レベルを把握するのに効果がありました。それにより成績の向上につながったともいえるでしょう。その結果、必然的に学習意欲も向上します。また復習を含む自己モニタリングを行えば、小テストの正当率が上がった結果も確認ができました。
オンライン英語学習においても、同じように考えられます。毎回復習を行えば、内容が難しくなったとしても、成績を向上させながら学習を継続できるのです。復習をすれば、自分の学習レベルの把握にもつながります。
この論文から、復習を行えば効率よく英語学習を進められるといえるでしょう。
復習しやすいようオンライン英会話のレッスン中に意識したいこと
レッスン後に復習がしやすいようにするには、予習中とレッスン中に、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
まず大切なのは、録音や録画機能があれば活用すること。復習のときにとても役に立ちます。またレッスン後に講師から詳細なフィードバックをもらうのも効果的です。レッスンの最初に講師に伝えておけば、講師もそのつもりでレッスンに挑んでくれます。
レッスン中に分からなかった所や、講師に指摘された所をメモしておくのも大切です。ここで大切なのは読める字で書くこと。何を書いてあるか分からないでは復習ができません。復習ノートを作成するにあたっては、読めなければ作るのも不可能です。
また汚い字だけではなく、無理してきれいな筆記体でメモを取ろうとするのはやめましょう。慣れていない場合はまったく読み返せなかったり、書くのに必死でレッスンに付いていけなくなったりしてしまいます。
さらに予習の段階で生じた疑問点は、レッスン中に質問できるようまとめておき、実際に回答を聞いた後は復習に役立てましょう。
オンライン英会話を予習復習しないで受けたらダメ?受けっぱなしで効果はあるのか
オンライン英会話を受けているのに、思ったような成果が出ず悩んでいる方も多いでしょう。それは復習を行っていないために、伸び悩んでいる可能性があります。
そうはいっても予習復習をする時間が取れなかったり、そもそもオンライン英会話以外の英語学習はやりたくなかったりする人もいるでしょう。もちろん予習復習などの自習を行わず、レッスンだけを受けるのも可能です。
この場合は予習復習をしなくてもよいため、気楽でいられるメリットがあります。普段アウトプットが極端に少ない場合、英語を話すのに慣れる点では、質より量を重視するため効果があるかもしれません。
しかし英語を習得する点においては、それだけでは不十分です。ネイティブ並みに話せるようになりたいのであれば、量だけではなく質もしっかり重視しましょう。予習復習をしなければ、いつかレッスンについていけなくなります。
1日5分ずつなど少ない時間からでも、取り組まないよりはいいので、予習復習に取り組む習慣をつけることをおすすめします。
復習が楽にできるオンライン英会話サービスの活用がおすすめ
復習が必要不可欠なオンライン英会話ですが、自主的に予習復習をやろうと思ってもなかなか思うようにできない場合もあります。前述したような復習ノート作りや手軽にできる復習方法も、長続きしない人もいるでしょう。
しかしオンライン英会話のサービスのなかには、復習が手軽にできる機能が搭載されたものもあります。例えば予習復習に特化したコンテンツを用意しているサービスもあり、各レッスンの動画を配信していたり、テキストなど見返せるものを用意していたりするのです。
例えばレアジョブ英会話では、レッスンのフィードバックや習ったフレーズがまとめられた「レッスンレポート」を活用できます。
レッスン中の教材や自分が録音した音声、講師とのやり取りが記録されたチャットボックスなどとあわせて使用すれば、より記憶が鮮明によみがえり、復習の効果が高くなるでしょう。
そのほかにはアプリから予習復習ができたり、誰でも使える自習コンテンツがあったりと、各サービスによってさまざまな角度から気軽に復習できるようにしています。また復習をしないと、先のレッスンに進めないとしているサービスもあるほどです。
自主的に復習が難しい場合は、試してみてもよいかもしれません。
オンライン英会話の予習復習方法が気になる人からよくある質問と回答
オンライン英会話の予習復習方法について気になる人から、よくある質問とその回答を集めました。
Q:オンライン英会話でうまく話せず落ち込んで、復習どころじゃない…対処法は?
話せないのは当然です。オンライン英会話を行っている人のほとんどは、英語を話せるようになりたくて受講しています。話せないからといって、復習をしないのは悪循環です。予習復習をしていないと、いつまでも話せるようになりません。
Q:レッスン中はフリートークに夢中でメモを取らなかった。どうやって復習する?
レッスン中、会話に夢中になってしまうのはよくある話です。初心者のうちは、メモを取るのにも一苦労の場合もあります。そのようなときは録音や録画機能を使うのがおすすめです。あとからゆっくりメモをとり、ノート作りにも役立ちます。
Q:結局オンライン英会話では予習と復習のどちらが重要?
英語習得には、どちらも重要です。予習をすれば、レッスンを効果的に受けられます。復習をすれば、レッスンの振り返りが行えます。各々で役割は異なりますが、いずれも記憶の定着につながるものです。