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英語リスニングの勉強法は?聞き取れない人が上達するコツを解説【効果的な対策・英会話に役立つ教材も紹介】

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【この記事を読んで目指せる状態】
  • 英語の音声が聞き取れない原因を排除し、リスニング上達を目指せる
  • リスニングのコツをつかみ、TOEICや大学受験に役立てて、夢の実現に近づける
  • リスニングを得意にするための教材やアプリを知り、活用できる

英語を勉強する人であれば、誰しもぶつかるリスニングの壁。

「リーディングやライティングは順調に上達したのに、リスニング力の向上には時間がかかる」

「ネイティブの英語がどうしても聞き取れるようにならない……」

「文字を読みながらなら分かる文章も、音声だけになると理解できない」

という人も多いでしょう。

このような人は、リスニングの勉強法が分からず、そもそも何をすべきか迷っている状況である可能性が高いです。

今回の記事では、英語リスニングの勉強法と上達のコツを、聞き取れない原因・解決策とともに見ていきましょう。TOEIC対策や受験勉強などでリスニングに苦戦している人は、今すぐ正しい勉強の方法をチェックしてみてください。

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目次

英語のリスニング力が上がらないNG勉強法&聞き取れない理由7選

まずは、リスニング力を向上させるために勉強しているにもかかわらず、英語の聞き取りに苦戦する理由を紹介していきます。

日本人が英語の聞き取りに苦戦する理由
  • 英語の語彙力が不足したままリスニングに取り組んでいる
  • 単語の発音を知らないため音を聞き流してしまう
  • 英語のスピードに慣れていない
  • 発音の変化を知らない
  • 日本語に訳していて間に合わない
  • 表現のバリエーションを知らない
  • 日本語にない音が混在している

上記には、リスニングが苦手な人がやりがちなNG勉強法も含まれており、今すぐ改善していかなければなりません。

間違ったやり方を正すためのポイントを含め、以下で詳しく解説していきます。

英語の語彙力が不足したままリスニングに取り組んでいる

リスニングが上達しない背景には、語彙力不足があります。英語でコミュニケーションを図るうえでは、音を聞き取り、瞬時に意味を理解する必要があります。

当然のことですが、全く知らない単語は何度聞いても意味が理解できないうえに、聞き取りすら困難です。スムーズに聞き取るためには、即座に単語の意味がわかる状態にしておく必要があります。

そのためリスニング力の向上には、音を正しく認識し意味が理解できる単語の数を増やすことが重要なのです。

リスニング初心者で語彙力の不足を感じている場合、まずは中学レベルの英単語を習得し語彙力を鍛えなければ、聞き取れたとしても意味を理解できません。

なるべく多くのボキャブラリーを習得してからトレーニングに励むことで、リスニング力向上が期待できます。

単語の発音を知らないため、意味を知っている単語でも音を聞き流してしまう

前述した語彙力不足に付随して、単語の発音を知らないこともリスニングができない原因です。単語の意味を理解していても、発音を知らなければ、実際に知っているはずの単語が発音されたときに聞き流してしまいます。

ネイティブが話す英語には、スクリプトと実際の発音に差が生じます

例えば「apple」という簡単な英語でも、実際に聞こえてくる単語の音は「アポー」と聞こえるはず。
そのため、頭の中で「apple」とアポーを紐付けていないと、appleの文字を見た時には認識できても、耳で「アポー」と聞いても認識できないという現象が生じるのです。

また、アクセントの位置によって意味が変わる単語もあります。例えば、「content」という単語においては、アクセントが前方に来ると「中身・内容物」という意味を持ちます。しかし、アクセントが後方に来ると、「満足している」という意味になります。

リスニングができるようになるためには、単語を知っていることと意味を理解しているというのは前提。加えて、単語の発音を理解しているかが重要になるのです。

ネイティブが話す英語のスピードに慣れておらずいつまでも聞き取れない

リスニングの学習中には誰しも感じたことがあるかもしれませんが、ネイティブの英語は非常にスピード感があります。

例えばオンライン英会話の日本人講師の、ハッキリとした速度の遅い英語に慣れていると、同じ英語でも全く別の言語のように聞こえる場合があるでしょう。

ゆっくりした英語であれば聞き取りが可能という状態から抜け出そうとしなければ、いつまで経っても実際のネイティブ間で交わされている英語に慣れることはできません。

単純にリスニングするだけではなくて、自身でも発音したり、段階的に音声教材の速度を上げたりして、あらゆるスピードに順応する必要があります。

単語の音は理解していても、連結した場合に生じる発音の変化を知らないため聞き取れない

英語は、1音のみの発音と、文中で使用するときの発音とでは変化が生じます

例えば「good」と「time」は、それぞれ単独で発音すると「グッド」と「タイム」という発音になることを知っている人は多いでしょう。

しかし、「good time」と連結された場合には、「グッタイム」とdの音が消えてしまいます。音が変化する上にスピードも速いため、簡単な文章でさえ聞き取りの際には苦戦してしまうのです。

このように、文中で単語の音が変化することに慣れていないと、リスニングは上達には時間がかかってしまいます。

聞き取りの最中に少しでもつまずいてしまったら、あっという間に意味がわからなくなってしまいます。
そのため英語を勉強する際には、単語の意味やアクセント位置を覚えるだけでなく、文例を利用したリスニングなども取り入れて発音の変化に慣れておくのが良いでしょう。

単語を1つずつ日本語に訳していて制限時間内に聞き取れない

スムーズなリスニングができるようになるためには、単語を1つずつ日本語訳していては間に合いません。

ネイティブ英語のスピーキングは非常にスピード感があるため、一音ずつ理解していてはとても間に合わないのです。

スクリプトを訳す際には、後ろから意味を繋げて一文の日本語訳を完成させます。しかし、リスニングの際には、前から聞こえてきた単語を、瞬時に把握し理解していく必要があるのです。

通常は、単語が聞こえてきた際に、日本語訳を理解して、それからイメージ図と結びつける人が多いかもしれません。しかしスピード感のあるリスニング音声を正確に聞き取るためには、単語の聞き取りと同時に、音とイメージ図を結びつける必要があります。

そのため、英語を英語のまま理解する英語脳を鍛えるトレーニングを日頃から行っておくことが重要です。

1つの英語フレーズが持つ表現のバリエーションを知らないため理解できない

自身が知らない英語表現については、聞き取れたとしても理解するには時間がかかるものです。

例えば、会話の最中に“Excuse me.” と言われたとします。「エクスキューズミー」と言われたことは理解できたとしても、なぜ言われているのかを理解できなければ意味がありません。

一般的には「すみません」と声かけをする際に使用する場合が多い表現です。
しかし、その意味しか理解していないと、なぜいきなり話の途中で「すみません」と言われたかわかりませんよね。

実は、この表現には「意味を聞き返す」という使い方もあるのです。

相手が言ったことに対して、聞き取れなかったり、理解できなかったりした場合には”Excuse me.”を使う場合があります。

さらに相手があなたに反論したいときにも使われますが、文脈に合った使い方を把握していなければ、強い主張をする相手の意図を理解できずトラブルになりかねません。

1つの言い回しが複数の意味を持ち得ると理解して、シーンごとに適切な使い方を把握しておくことが、本質的なリスニング力習得において重要なのです。

英語には日本語にない音が混在しているため意味を正確に理解できない

よく言われることですが、英語には、日本語にない音が存在します。例えば、「TH」という音や「R」「L」のような音のことです。

初心者の場合、日本語にはない英語特有の音をうまく聞き分けられず、意味を正確に理解できないケースが多いもの。

「right」というと「右」を表しますが、「light」となると「明かり」などの意味を持ちます。スクリプトで見ると理解できる人でも、耳で聞く際には両方とも「ライト」と聞こえてしまうため非常に厄介です。

音の聞き分けができるだけで、リスニングは非常に楽になります。実際の会話を何度も聞くことで慣れていくため、できるだけ多くの会話に触れていくようにしましょう。

英語のリスニングが苦手な人が効果を出すためのおすすめ勉強法6選!それぞれのコツを紹介

リスニング力を向上させるためには、ひたすらリスニングすることも大切ですが、正しいトレーニング方法を積むことが最も重要です。

東進ハイスクール・東進衛星予備校英語科の安河内哲也先生は、リスニングの勉強法として「精聴」と「多聴」を組み合わせることが重要だと説いています。
参考:English Journal 10 2010(株式会社アルク, 2010, p.164)

意味をしっかりと理解して丁寧にリスニングする「精聴」と、なるべく多くの英語を聞き取る「多聴」。どちらかの勉強法に偏らず、両方をうまく活用することが上達への近道です。

その前提で、以下では、リスニングが苦手な人に向けておすすめの勉強法を紹介します。今後の、リスニング力アップのための参考にしてみてください。

英語圏の子供が学ぶ英語の発音を学び直し、実際に発音してみる

リスニングのトレーニングをする人の多くは、長文などの文章を聞いて耳を慣らしていく勉強法を実践している場合が多いでしょう。

しかし、リスニング力の向上には、アルファベットの音から学び直すのがおすすめです。

アルファベットについては、小学生や中学生のころに英語の先生から習った発音の知識が土台になっており、新たな知識は学んでいない人が多いでしょう。そのため、現時点でアルファベットの発音を学び直すと、思わぬ発見も多いはず。

舌の使い方の正確さや、知識の吸収のスピードも、当時に比べて成長しています。改めて学び直し、発音を矯正することが、その後の学習を円滑に進めてくれる材料となるでしょう。

あいうえおフォニックス」は、英語圏の子供たちと同様のやり方で、アルファベットの正しい音を学べるサイトです。

子供向けに思えるサイトですが、大人の学び直しにも適しており、YouTubeチャンネルは登録者数47万人以上を獲得。(2024年4月時点)

リスニングが苦手な子供から大人まで、正確にリスニングをするためのポイントを学べる無料のサービスです。5分程度で本格的な英語の発音のルールが分かるので、ぜひスキマ時間に活用してみてください。

あいうえおフォニックス

英単語や英文法を学び直してリスニングで聞き取れる表現を増やす

リスニング力向上のためには、ひたすらリスニングを行うだけでは不十分です。正しい文法力や語彙力が伴っていなければ、スムーズな聞き取りはできません。

まず単語や文法の知識を増やしたら、すぐ実際に例文を作ったり、声に出して発音を確認したりしてみましょう。

覚えたらすぐに自分で使うことで、学習した表現を覚え、音と意味を理解しながら正しく使いこなすことにつながります。

リスニングは自分で話せる・理解している単語や文章は聞き取りやすいですが、話せない単語や文章は聞き取りにくいのです。聞き取れない表現はそもそも意味が理解できないため、そのまま進めてもリスニング学習自体が無意味になってしまいます。

理解している表現と音が増えれば、リスニングで聞き取れる範囲も増えていくはずですよ。

10分程度で短い&初心者が一目見て読めるレベルの無理なく学べる教材を選ぶ

リスニングのトレーニングに使用する教材は、自身のレベルに合わせる必要があります。容易に理解できる教材でも、理解が難しすぎる教材でも効果は見込めません。

特に、英語の後に日本語訳が続けて収録されているものは避けましょう。英語を英語のまま理解するためにトレーニングしているのにもかかわらず、日本語音声を聞いてしまっては台無しです。

自身のリスニング力を正しく把握するために、
英文を一目見れば、目に入った部分が理解できるか
を判断し、今の自分が理解できる教材を選択することがコツです。

英文を見ても理解できないようであれば、レベルをワンランク下げつつ、10分程度でストレスなく学べる短い教材を使用するようにしましょう。

「早くリスニング力を向上させたいから」
と難易度の高い教材を使用するのではなく、自身のレベルに合った教材から、徐々にレベルを上げるようにしてください。

ディクテーションで音声を聞き取り、英文を書き取る訓練をする

ディクテーションとは、英文を聞いて一言一句そのまま書き取る勉強法です。英語の聞き取りに集中するため、リスニング力の向上に寄与するのです。

なんとなく聞き取って意味を理解できればいいという勉強法ではないため、非常に難易度も上がりますが、その分効果も期待できます。

もちろん初めから一言一句逃さずに聞き取れるわけではないため、聞き取れなかった箇所の復習が必要です。

リスニングに苦戦している人は、リエゾン(音を繋げて発音するため音の変化が生じること)やイントネーションの違いにつまずいている場合がほとんどです。

そのため、聞き取りにつまずいている際には、一言一句リエゾンまでも聞き取る訓練を行うディクテーションが非常に効果的

このように、自身のレベルを理解しながらつまずきを減らしていくことで、徐々に英語脳を鍛えていきます。

オーバーラッピングとシャドーイングに取り組んで英語を理解し発音できるようにする

前述したように、リスニングができるようになるためには、自身で発音・理解できることが前提です。

発音できるようになるために効果的なのが、オーバーラッピングとシャドーイング

オーバーラッピングは、英語のスクリプトを確認しながら、流れる英語音声と同時に発音する勉強法です。自身の発音と、ネイティブ発音の違いを認識できるため、正しい発音や抑揚、ネイティブスピードに慣れるのに効果があります。

またシャドーイングは、英語の音声を真似て発音する部分はオーバーラッピングと似ていますが、スクリプトは見ないのが特徴です。流れてくる音声を真似て、少し遅れて同じように発音するのです。

そのため、スピーキング力を鍛えながら同時にリスニング力も鍛えられる勉強法です。

この2つの勉強法によって、自ずとリスニング力が向上していきます。
シャドーイングオーバーラッピングの詳しいやり方を確認して、リスニング力向上への第一歩を踏み出しましょう。

毎日5~10分の練習を!スクリプトのある教材を使い、音声だけで理解できるようになるまで繰り返し聞く

英語の音声は繰り返し何度も聞くことによって徐々に慣れてきて、聞き取れるようになっていきます。

5~10分でも構わないので、英語の音声を1日1回は必ず聞き取るようにしましょう。

重要なのは、確実に聞き取れるようになるまで反復して聞くことです。

数回聞いて理解できない箇所は、文章(スクリプト)を見て内容を把握しなければ、いつまでも聞き取れるようにはなりません。

不明瞭な箇所を確認するために、必ず文章を確認できるリスニング教材で、まず単語のみの聞き取りに集中してみてください。いきなり長いフレーズ単位で聞き取ろうとしても、初心者はつまずいてしまいますので、短い単語に区切って聞き取る意識を持ちましょう。

全て聞き取れるようになったら、文章を区切って音のつながりを聞き取れるようになるまで繰り返します。そして最後に、文章全体を繰り返し聞きます。

どうしても聞き取れない場合には、自分で再現してみるのが効果的です。発音やアクセントを調べて自分で発音してみます。自分で再現できるようになれば、あとは聞き取れるようになるまで聞くのみです。

ポイントは毎日、何らかの英語音声を聞く習慣を作ること。3日おきに1回だけ英語を聞いても、耳が英語に慣れるのに時間がかかります。

毎日の継続で、少しずつ音・リズム・スピードに慣れて、英語を聞き取りやすい耳が形成されていきますよ。

英語初心者の社会人におすすめのリスニング教材!動画・参考書・学習アプリを紹介

社会人になって、初めて本格的に英語を勉強する人も少なくないでしょう。

会社の都合や、希望する仕事によって英語が必要な場合もあるため、目的に沿ったリスニング教材を選ぶことがポイント。

以下のツールを使えば、学生のように勉強できる時間を十分に確保できない社会人も、効率的な学習ができるはずです。

【アプリ】スタディサプリENGLISHは予備校のような環境で英語学習を継続できる

引用元:スタディサプリENGLISH

スタディサプリENGLISHとは、「英語を学びたいけど勉強法に迷う」「成果が出ずに継続できない」という声に応えた英語学習アプリ。入会金は0円で、月額2,178円(税込)〜利用が可能です。

1回3分から気軽に取り組めるトレーニングであるため、忙しい社会人には最適な学習カリキュラムです。

リスニングの訓練はもちろん、プロ英語講師による講義動画を視聴でき、予備校のような環境でわかりやすい授業を受講できます。学習記録も可視化され、学び続けたくなる仕組みで継続学習をサポートしてもらえます。

短時間での学習だけでなく、オンライン学習やテキスト学習など状況に合わせて、学習の内容や使い方を変えることが可能です。自身のライフスタイルにもフィットした学習が可能となるでしょう。

様々なコースが用意されているため、まずは7日間無料体験を利用して試してみるのをおすすめします。

アプリインストールはこちらから

【無料アプリ】Duolingoはリスニングや英単語の学習に完全無料で取り組める

引用元:App Store

Duolingo(デュオリンゴ)は、世界で一番ダウンロードされている外国語学習アプリです。一部アプリ内での課金もありますが、無料でダウンロードできます。

ゲーム感覚で、楽しく英単語や英文法、日常表現を学習・練習できるアプリです。移動のスキマ時間や、SNSに割く時間をDuolingoに充てるだけで、リスニング力の強化が見込めます。

聞こえた単語を入力したり、文章を読み上げたりするトレーニングもあるため、手軽にリスニングを継続できる内容となっています。

また、毎日数百万人の学習データを分析することで、コンテンツ内容が常に改善されている点も安心して使い続けられるポイントです。

学習方針・学習期間を含め、勉強法がはっきり定まるまでに学習するアプリとして、スキマ時間に利用するのでも十分に効果が期待できるでしょう。

アプリインストールはこちらから

Duolingo App StoreGoogle play

【参考書】改訂版 英会話ペラペラビジネス100はビジネスシーンごとの定番フレーズを学び実践で即活かせる

シリーズ累計90万部の著者が執筆したロングセラー「英会話ペラペラビジネス100 改訂版」です。2,200円(税込)で購入できるため、英会話やアプリを利用するのに比べて低額で利用できます。

特に社会人はじっくりと学習に取り組める時間が限られているため、なるべく即効性のある参考書を選ぶ必要があります。

本書には、グローバルなビジネスシーンで本当に必要な100の定番フレーズが厳選されていて、イラストや付属の赤シートを利用することで知識を定着させられる点が特徴です。

音声も無料でスマホから聞けるため、移動中などのスキマ時間での学習も可能。

英語を使いこなすための効率の良い勉強法で、リスニング力と英会話力のいずれにおいても、スピード感のあるレベルアップが目指せます。

【参考書】速読速聴・英単語Core1900 ver.5は約2ヶ月で効率的に速読スキルも鍛えられる単語帳

速読速聴・英単語 Core1900 ver.5」はZ会から出版されており、NHKの「おとなの基礎英語」への出演経験もある松本茂先生監修の書籍。価格は、2,090円(税込)です。

単語帳でありながらも、以下の要素の習得も目指せる書籍となっています。

  • 速読
  • 速聴解
  • 単語
  • 熟語
  • 背景知識

さらに紹介しているCore1900においては、日常会話レベルから政治・国際情勢などのニュース英語までも理解できる内容が網羅されているため、社会人が英語を学ぶには最適の1冊です。

リスニングの教材も無料でダウンロードできるサイトがあるため、英文を聞きながらテキストを理解し、自身で音読する勉強法でリスニング力を強化できます。

1冊に64レッスンが収録されているため、毎日1レッスン行うことで2ヶ月ほどで学習を完了できます。リスニングや音読で、単語の使い方や会話レベルまで習得できるため効率の良いリスニング対策が可能です。

【動画】Rupa senseiは詳しい解説で「なぜ聞き取れないのか」の疑問を解消できるチャンネル

オーストラリア・メルボルン出身のYouTuberルパ先生によるYouTubeチャンネルです。

映画やドラマの一部を切り取って英語の情報を解説したり、英語上達の秘訣について語ったりしています。実際に、知っている映画の内容を勉強できるため退屈することがなく、次の動画への学習意欲が自ずと掻き立たされます。

さらに、発音が難しいフレーズでもリエゾン(単語同士の連結による音の変化)やフレーズを細かく落とし込んで発音を教えてくれるため、なぜ音を聞きとれないのかという疑問を解消できます。

映画の中では早口で話されているフレーズも、動画内では再生速度を落として聞けるため、自身で聞き取れるという成功体験を積めるのも嬉しいポイントです。

英語学習の息抜きにでも視聴してみるだけで、楽しく学習を継続できるはずです。

YouTubeチャンネルはこちら

英検や大学受験に向けてリスニングを得意にしたい中高校生におすすめの教材を紹介

ビジネスパーソンと異なり、
「単位を取るため」
「テストで高得点を取り、上位クラスに行くため」
など、英語を学習する目的が明確なのが中高生です。目的は様々ですが、英検や大学入学共通テストなどもありますね。

結果を出すためには、可能な限り学習を楽しみながら継続することが秘訣。

以下では、リスニング強化のための中高生向け教材を紹介していきます。授業で不足している部分を補い、知識を深めるイメージで利用するのがおすすめです。

【中学生向け動画】中学生の勉強応援「スタフリ」

授業動画を配信しているYouTubeチャンネルです。英語以外にも、数学や歴史など中学生が学ぶ学習内容を授業形式で説明しています。

トークが軽快でテンポが良いため、中学生でも飽きずに楽しんで視聴できるはずです。

リスニング力強化のために継続して視聴するというよりも、リスニングの概念やリスニング力強化のための知識が学べる、意識向上に非常に役に立つ動画ばかりです。

YouTubeチャンネルはこちら

【中学生向け参考書】TOEICリスニング満点コーチが教える 3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング

TOEICリスニング満点コーチが教える 3ヶ月で英語耳を作るシャドーイングは、忙しい会社員時代に、1日30分×3ヶ月の継続学習でTOEIC満点を達成した著者のメソッドを惜しみなく学べる教材です。税込1,980円で購入できます。

中学生のうちは、リスニング力を向上させるための勉強法を教わる機会は少ないでしょう。授業では、ひたすら音声を聞いて、全員で声を揃えて発音するという形式でリスニングを行っているという人も多いはずです。

しかし、なかなか大きな声で発声できなかったり、そもそも音声を聞けていなかったりという人も、中にはいるのではないでしょうか?

そのような人向けに、最も効果的なリスニングのトレーニング方法を紹介する書籍です。

音声もダウンロードすれば、授業では大きな声で発声できなかった人も、1人で書籍と向き合った状態で思い切り発声できますよ。

【高校生向け参考書】大学入学共通テスト 英語[リスニング]の点数が面白いほどとれる本 0からはじめて100までねらえる

英語[リスニング]の点数が面白いほどとれる本」は、税込1,980円で購入できる、「面白いほど」シリーズのリスニング版です。

大学受験に向けたリスニング学習は、単語だけでなく、文の構造や全体の意図を理解しつつ、正確に聞き取ることが重要です。

そのため、リスニングができるだけでなく、複雑な構造で構成されている内容や詳細な解説がついている本書は非常におすすめです。

共通テストで出題が予想される問題を類型化し、復習も含めた学習のアプローチ法を明示しているため、この1冊で第一志望の大学合格を目指せます

【高校生向け参考書】関正生の英語リスニング プラチナルール

関正生の英語リスニング プラチナルール」は、基礎から入試レベルまで幅広いレベルに対応しており、リスニングにおいて壁にぶつかった時などに最適な1冊です。税込1,430円で購入できます。

著者の関正生先生は、スタディサプリで英語を担当しており、多数の著書がある有名講師です。

リスニングを解く際の基本的なルール・学習法や、試験におけるリスニングの得点の伸ばし方が学べるため、リスニング対策に不安がある人におすすめ。

さらに、1ヶ月で学習を終えるためのスケジュールもサポートしてくれるため、学習計画を立てるのが苦手な人にも最適な参考書です。

【高校生向け動画】武田塾チャンネル 参考書のやり方・大学受験情報

武田塾とは、全国400校以上を開校している大学受験の学習塾。勉強法や攻略法をテンポよく解説してくれて、非常に見応えのある動画です。

リスニングの攻略法や参考書の選び方を学べて、受験全般の不安が解消されていきます。

「リスニングを上達させるために、このチャンネルのみを利用する」という勉強法ではなく、自身の勉強法の答え合わせやモチベーション向上のために利用すると良いでしょう。

自分に合った英語教材が正しいリスニング勉強法に直結!教材の選び方

単語帳や文法の参考書を目にしたことはあるかもしれませんが、リスニングの場合は参考書などを利用して学習した経験はないという人も多いでしょう。

「とりあえず英語を聞いてさえいれば、リスニング力は向上するだろう」

と安易に考え、ひたすらリスニングするだけでは十分な効果は得られません。

リスニング力を向上させるために、正しい教材の選び方を紹介しますので、今後リスニングを特訓する際に参考にしてみてください。

自分のリスニングレベルに合った教材であること

自分のレベルに合う教材を見極めることは、効率的なリスニングの学習には非常に重要です。

自分のレベルに合った教材を使用しないと、たった1つの文章を聞き取れるようになるまで膨大な時間を要したり、反対に簡単すぎてリスニングが上達している実感が得られなかったりというデメリットが生じます。

結果的に、途中でリスニング学習に挫折してしまうかもしれません。

そのため、まずはTOEICやTOEFLなどの問題を解いて、自身のリスニングレベルを把握したうえで、無理なく取り組める教材を選ぶことが重要です。

聞き取れない英語は意味やアクセントを調べながら取り組む必要があるため、1回あたりの学習時間が長くかかってしまいます。

ある程度聞き取れる教材や、なじみのある単語・フレーズが多いジャンルの教材を使用することで、調べる時間を短縮して、効率的に学習が進められるのです。

また、自身のレベルに合わせて教材を変えていくことも大切です。初心者レベルの教材を完全に聞き取れるようになってからも、同じレベルの教材を使っていては、それ以上は上達しません。

初級を卒業したら、次は「少し難しい」と感じる中級の教材を使い、継続的にレベルアップを図りましょう。

ビジネスや試験対策など学習目的に沿った内容であること

リスニング教材には豊富な種類があるため、なんとなくで教材選びを行うのはおすすめしません。人それぞれ、ビジネスシーンや試験対策、海外旅行など、様々な利用目的があるはずです。

または、アメリカ英語なのかイギリス英語なのかでも利用する教材は異なるため、まずは自身のリスニング力を鍛える目的を明確にする必要があります。そのうえで自身のレベルを把握し、課題をクリアするために、ゴールへ直結した教材選びが必要となるのです。

がむしゃらに学習していくのでは、本当に鍛えたい部分が結果的にトレーニングできていない可能性もあります。まずは目的やゴールを定めて、そのための勉強法を逆算して考えると良いでしょう。

スクリプトの内容が載っていること【聞き取れなかった単語を調べる手間を省ける】

リスニング力の強化のためには、スクリプトは必要ないと感じる人もいるかもしれませんが、効率的な学習のためにはスクリプトが付いた教材がおすすめです。

理由は、全てが聞き取れる単語や文章ばかりではなく、スクリプトがない場合は都度調べる必要があるからです。もちろん理解できない全ての単語のスクリプトを確認するのでは、なかなか知識は習得できず、効率的な勉強法とは言えません。

しかし、一度覚えたはずの単語をど忘れしてしまった場合や、何度も調べてしまう単語についてはスクリプトを確認することで、時間短縮に繋がります。

または、スクリプトに一度目を通した状態で、リスニングを行うのも効果的です。前述したような、オーバーラッピングやシャドーイングなどのトレーニングと同等の勉強法が実践できます。

そのため毎回同じ勉強法に縛られず、様々な勉強法を試すなかで、自身に合う勉強法も確立できるはずです。

スマホで音声を再生させて反復練習ができること【思い立ったタイミングで学習できて継続のハードルが下がる】

リスニング力を向上させるためには、反復練習が肝心です。リスニング教材の音声をスマホで再生できれば、移動中や買い物時など場所や状況にとらわれることなくリスニングのトレーニングが可能です。

スキマ時間を利用することにより、まとまった時間が取れない人も、思い立ったタイミングで学習できるため継続のハードルが下がります。スマホで再生可能な教材であるかは、事前に確認しておくと良いでしょう。

教材によっては、PCからのデータ転送が必要となる場合があります。そのため、直接スマホへデータ転送できる教材やアプリで利用できる教材であれば、よりスムーズに学習できるでしょう。

英語のリスニングの勉強法を知りたい人からよくある質問と回答

Q:英語のリスニングには1日何分取り組めばいい?

リスニングは耳を鍛える必要があるため、1日15分~1時間、毎日継続して行うことが重要です。

ただし勉強時間は、自身の目的や目指すゴールによっても異なってきますし、置かれた状況によっても確保できる時間は様々。まずは自分に無理のない範囲で始め、段階的に時間を増やすのがおすすめです。

Q:英語の聞き流しが効果的と聞くけど、本当?

確かに、音声を聞き流していたらリスニングがスムーズにできるようになるという情報は、広告やテレビ、雑誌などでよく見かけるでしょう。しかし、聞き流しているだけではリスニングは上達しません。聞き流しで上達が見込めるのは、ある程度の語彙力と文法力が備わっている人であることが前提です。そのため、初めて英語のリスニングを行うという人であれば、聞き流し以前に語彙力や文法力を高めるトレーニングを実践しましょう。

Q:大学受験の共通テストに向けて、英語のリスニング対策はいつから始めるべき?

リスニングは暗記科目のような短期学習で身につくものではないため、可能な限り早くから始めるのが望ましいです。

また、模擬試験の判定を上げるためにも早い段階で結果を残しておくことが、受験校選択の際に志望校を受験できるか否かの鍵になるため、スケジュールを立てて早めに学習していきましょう。

Q:リスニングで「精聴」をしたいけどうまくいかない…コツを教えて!

英文を一文一文丁寧にリスニングすることを精聴といいます。その際に、うまく聞き取れず苦戦している人もいるかもしれませんが、精聴には最適な教材があります。それは、映画です。

映画を再生しながら、聞き取れないセリフが出てきたら一時停止して、セリフの書き起こしや、単語・文法を調べながら繰り返し聞くのです。大事なのは、単語の1つひとつがしっかり聞こえてくるまで何度も聞くことです。また、毎日欠かさず行うことも重要です。

Q:TOEICや大学受験のリスニング対策でイヤホンを使っている。本番では使えないから、普段から外した方がいい?

TOEICにしても大学受験にしても、本番当日の状況に合わせた勉強法を実践することは必須です。そのため、TOEICや英検のようにスピーカーから音声が流れるようであれば、イヤホンは使用しないのが望ましいですし、イヤホンを使用したリスニング試験であれば、イヤホンを使用しても問題ないでしょう。

ただ、外出時や、人が大勢いる場所では、誰でもイヤホンをつける必要があります。そのため外出先ではイヤホンを使い、本番が近づいてきたら、1人で使える勉強部屋で、本番の試験の形式に沿った状況で対策を行いましょう。模試を受けて、本番の環境に慣れるのも必須です。

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