記事を制作してみよう

企画・構成“学生に響く”企画はどうつくる？

「NHK就活応援ニュースゼミ」の柱は大学生リポーターの存在。NHK記者は大学生リポーターとの打ち合わせや何気ない雑談から企画のアイディアを得ることも多くあります。就活市場や社会状況が変化するなか、いま大学生が一番知りたい情報は何なのか、記者とともに、学生の目線で考え形にしていきます。

取材・執筆生きた情報の”伝え方”とは？

取材先へのアポイントなど事前の準備は記者が行いますが、現場の第一線で取材をするのは大学生リポーターたち。彼・彼女たちの自発的な質問を尊重するスタイルのため、生きた情報が集まります。ときには大学生リポーターの熱意におされてここだけの裏話や人事担当者のホンネが飛び出ることも！

白賀自分の知見を得るためのOB訪問や社員訪問とは違って、読み手に情報を伝えるための取材はとても緊張しますし、責任を感じることも多いです。でも記者さんやデスクさんが教えてくれた取材のポイントなどを参考にして、うまく進行ができたときはやりがいを感じます。取材経験を重ねることで社会人とお話しすることの楽しさや自身のコミュニケーション力の成長を感じました。

梶原取材を通して、普段は会うことのできないような方にお話を伺う機会をいただけることをとても貴重に感じています。会社案内などの一方向のコミュニケーションでは感じにくい、人事担当者さんのお人柄や仕事場の雰囲気などといったリアルな情報を引き出し、ユーザーに届けられるよう心がけています。

今回取材したのは、伊藤忠商事・キリンホールディングス・サイバーエージェント・三井住友銀行の採用担当者の方たち。就活のギモン「人事の目線」はこちらからどうぞ！

公開・運営反響が大きかった記事とは？

「服装自由」選考でのファッションマナーについて。オフィスに馴染み、好印象を持たれる服装には基準があるのでしょうか？大学生リポーターが専門家を直撃した記事が注目されています。

連続テレビ小説「おかえりモネ」でも描かれた気象予報士という職業。日々ニュースで見かけるけど、仕事内容を詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこでNHK気象キャスターの斉田季実治さんに、普段の仕事内容から1日のスケジュールまで就活生がとことん取材した記事も人気です。

ほかにも、就活生が気になる記事や
動画コンテンツが充実！

制作現場のホンネ

就活時期の情報には
人生を変える力がある

納得した就活ができるかどうかは情報収集の精度によるところが大きいと思いますが、僕たち学生がどれだけ努力しても自分の力で集められる情報には限りがあります。SNSを駆使して情報を集める方法もありますが、プロの手で作り上げられた良質な情報にたくさん触れていくことこそ、確実に視野を広げられる方法だと思うんです。

僕たちは「NHK就活応援ニュースゼミ」の学生リポーターとして、企業の人事担当者や各界で活躍されている専門家などの素晴らしい方々とお会いすることができました。そして自分たちの取材がプロの記者による編集によって記事になり、全国の就活生に届いていく過程を見て、生きた情報は人の人生に影響を与えるということを実感しました。

就活に向けて、自分の視野を広げたいと思っている方はぜひ「NHK就活応援ニュースゼミ」を役立ててほしいと思います。

大学生の視点こそ
このサイトの宝

NHKネットワーク報道部　加藤陽平記者

「NHK就活応援ニュースゼミ」は、就活に挑戦する大学生を応援するためのメディアです。一般的な就活情報だけではなく、学生の視点で見て本当に必要な情報なのかどうかを第一要件にして企画・制作しています。ですから制作するうえで一番大切にしているのは大学生リポーターの皆さんとの意見交換です。会社説明会や社員訪問では聞きづらい疑問、働く方のホンネなど気になることを実際に取材していただき、解決・納得してもらったうえで記事という形にしています。一般的な記事制作よりも工数も人手もかかりますが、私たちはこれからも大学生とともに制作していくメディアでありたいと思っています。

就活スタートに差がつく
ニュース活用例

「NHK就活応援ゼミ」にはさまざまなジャンルやコーナーがあり目的に合わせた活用ができます。これから就活をスタートさせようと思っている方にまず見ていただきたいのは、国内外のあらゆる業界のニュースをピックアップした「面接・試験対策に役立つ時事問題マスター」というコーナー。NHK報道のプロが就活生のために基礎からていねいにニュースを解説しており、スキマ時間に読むだけで社会の動きが把握できます。

このほか、「人事担当者が聞くマストなニュースこの3本」では、それぞれの業界でいま話題になっているニュースについて企業の人事担当者が解説しています。