目次
おうちごはんで頻繁に登場する食パンや、「海ぶどう」のような一見上手に撮影するのが難しそうな食材だって、今から教えるテクニックを使えば大変身させることができちゃいます。
このbefore写真から、一体どのような写真が撮影できたのか!? 記事最後のafter写真も必見です!
Lesson1:今すぐ試せる撮影テクニック
自然光を活用して撮影してみよう
光による陰影で立体感がうまれるため、さらにおいしそうに見えますよ◎
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撮影時間は自然光の当たる時間がベスト!
自然光で撮りたいので、午前中に窓の近くで撮っています。自然光の明るさをさらに感じられるように、背景が白になるスペースを使うのがおすすめですよ。
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影は最大のインテリア!
自然光を活用するときのコツは、自然光を遮らない位置にごはんを置くこと。お部屋に入ってきた影を見つけたら、撮影のチャンス! テーブルや壁などお部屋に自然と映る影は、とてもきれいですよ。
角度にこだわって撮影してみよう
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寄りの写真は自分の影と角度に注意
真上から撮るときは自分の影が入らないようにし、少しずつお皿の角度を変えて、ベストな位置を探します。また、正面から撮るときは、斜めにならず、真っ直ぐ撮るように気を付けています。
いろいろな角度から撮影をするなかで、光と影がきれいに入るベストポジションを見つけられると、自然かつ雰囲気のある写真が撮れそうですね!
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引きの写真は直線を意識して
引きで撮影するときは、壁やテーブルなど「直線の部分」がまっすぐになるようにするとおさまりがよくなります。いろんな角度で撮影したあとは、パッと見たときに、直感でいいと思えるかを確認してみて。
しかし、全体がわかるからこそ直線部分がズレているだけで、写真が曲がっているように見えてしまうことも。そうならないためにも、撮影するときには直線を意識してみてくださいね!
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配置はカメラ越しでチェック
直接目で見るときと写真とで配置が少しずれるため、カメラ越しでチェックしながら決めています。カメラのグリッドを表示するのがおすすめですよ。また、余白を残すことも意識しているので、あえてお皿の端が切れるような構図にすることもあります。
ワンプレートごはんにしてみよう
ワンプレートごはんと相性抜群なメニューも紹介してもらいました。
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和食ワンプレート
初心者におすすめのワンプレートメニューは「卵焼き」です。毎日作ったとしても、卵焼きに入れる具材を変えれば違うものができます。いろんなメニューと相性がよいので、迷ったらまず卵焼きは作ります。
もしワンプレートのためにお皿を用意するのなら「青色」がおすすめですよ。青色の食器は食べ物と相性が悪いと思われがちですが、実は食材の色がきれいに見えるんです。
また、使うお皿によって見え方が異なるので、いろいろなお皿でワンプレートごはんに挑戦してみてくださいね!
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洋食プレート
パン・野菜・フルーツ・ソーセージ・チーズ」の5点のせるとボリュームが出て見栄えがよくなりますよ◎ あとは緑色、黄色、赤色はなるべく入れるよう意識しています。
手の込んだ料理を作らずとも、色を意識しながら盛り付けることで、見た目が鮮やかで気分も上がるワンプレートごはんを作ることができるんですね。
Lesson2:おうちごはんワンランクアップアイテム
料理に合わせた食器選び
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和食は、大切な和食器に盛り付ける
ひとつひとつ選んで集めた食器はどれも大切なアイテムです。特に作家さんの器や、木製品は、それ自体に温かみがあるのでやわらかい雰囲気の写真が撮れます。
また、作家さんが作る和食器はひとつひとつ丁寧に作られているものが多いです。作り手の想いが伝わってくるような食器に出会えれば、たとえシンプルな盛り付けでもごはんを引き立ててくれますよ。
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高さの出る食器を使い、奥行きを出す
プレートだけだとどうしても平べったく見えてしまうので、「高さの出る食器」も一緒に撮ることがポイント。小さめで深さがある小鉢や、グラスを使っています。
そんなときに、高さが出る食器を使うことで奥行きのある写真に大変身! 「どれを買うか悩む」という人は、どんな料理にも合うグラスを手に入れてみるのもいいかもしれませんね。
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スイーツは、カトラリーに力を入れる
ケーキに合わせたお皿を選んだあとに、お皿とケーキに合うカトラリーを選んでいます。たとえば、洋食器ならゴールドやヴィンテージ風のカトラリー、白やベージュなどナチュラル系の器ならウッド系のカトラリーというように。
洋風スイーツに洋食器を選んだのに、ウッド系のカトラリーを選んでしまうと、ちぐはぐな印象になってしまいます。スイーツにあったカトラリーを入れることで、主役であるスイーツが際立ちます!
ランチョンマット&テーブルクロスで世界観をプラス
リネンのランチョンマットやクロスをよく使っています。お皿などは異なる形のものや、異素材を組み合わせて変化を付けるようにしています。
たとえば、夏なら”リネンのランチョンマット”といったように、その時期に合わせたアイテムを集めることで、ごはんの写真にさらに季節感を出せるかもしれません。
カフェで一目ぼれしたテーブルクロスをネットで探して購入。自分で丸くカットしました。
テーブルクロスは雰囲気をガラリと変えてくれるアイテム! いろんな種類を集めるのが楽しみになっています。クロスに合わせて食器やカトラリーなども寒色系でまとめるのもポイントです。
食品や雑貨で食卓を彩って!
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洋書
カフェで見かけたレイアウトを真似して、洋書を配置しました。食べ物の色と本の色を合わせるのがポイントです。
洋書を置くときは、メインである料理を邪魔しないように、いろいろな場所に置いて調整してみてください。
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食材
実際に料理に使用した材料を置くようにしています! メニューに合わせて英字新聞やランチョンマットをチョイス。また、全体を写さず、少しずつ見切れるように配置するのもポイントです。
全体を写すと、食材紹介のようになってしまうので、少しずつ見切れさせるのがポイント!
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グリーン
料理を撮るときでも、花やグリーンなどを入れて写真に華やかさを出すようにしています。
総復習:テクニックを使えばこんなにおしゃれに撮れた!
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自然光を活用する
角度は横からの場合はあんまり斜めじゃないほうがいい
食器にこだわる
高さのある食器
カトラリーにこだわる
ランチョンマット
アイテムを豊富に入れる
まず撮影したのは、食卓でよく目にする食パン。
食パンは白の面積が多いので、色味を足したり、立体感を意識した写真にしようと決めてから調理方法やアイテム選び、配置について考えていきました。
食パンの撮影スタート
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1:自然光と影
「出来立ての温かみ」を演出するために、食パンに自然光が当たるように位置を調整。また、影をあえてはっきりと入れることで、明暗の差が出て写真全体が引き締まる効果も
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2:高さのある食器
Lesson2で学んだように、少し高さのあるお皿を使って立体感を演出! また、マグカップは奥に置くことで、より高さを感じさせ、立体的になるように意識しています。
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3:アイテムを豊富に使う
白の食器を使っているため、全体的に色味が少なく感じてしまうので、2種類の色味のお花と葉っぱを散らして華やかさをプラスしました。木目調のテーブルとあわせれば、晴れた日の朝食をイメージさせる温かい雰囲気に!
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4:ランチョンマット
季節感が出るように、涼しげな白色のランチョンマットを選択。白いマグカップを使っているので、ランチョンマットと同化しないようにナチュラルな印象のある茶色のコースターを使ってアクセントに!
先ほどの写真では、”雰囲気”を意識して撮影しましたが、同じ食パンでも”動き”を意識して撮影した写真がこちら!
また、一部の植物をお皿に少しかかるように配置することで、まるで気持ちのいい風が入ってきて葉が舞ったような動きを演出することができました。
自然光がきれいに入ってくれたのもあり、温かみのある写真が撮れたのではないでしょうか。
食パンの上に何を乗せるかでもまた印象が変わってくると思うので、フルーツやベーコンなどいろいろな食材で試してみてくださいね!
次に挑戦したのは、あまり食卓に並ぶ機会の少ない海ぶどう。なかなか素敵に撮影するのは難しいという印象がありませんか?
そんな海ぶどうを「ナチュラル&かわいい」トーンをイメージして撮影してみることに!
海ぶどうの撮影スタート
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1:自然光と影
ナチュラルな雰囲気をイメージしていたので、強い光よりもやわらかい光で、はっきりとした明暗がつかないように意識。
窓の近くで撮影をしたり、光の入る位置を調整したりと、画面を見ながらイメージに合う光と影を探しました。 -
2:食器にこだわる
海ぶどう自体が深緑色なので、色味が喧嘩してしまわないように白色の食器を合わせました。統一感を出すためにも、醤油差しも色味と形を海ぶどうのお皿に合うものを選びました。
この写真を撮るときにこだわったことは、お皿の形が特徴的だったため、形がはっきりと見えるように配置を調整したり、真上から撮影したことです! -
3:ランチョンマット
涼しげな印象もあるなかで、ナチュラルな雰囲気も出る格子柄のランチョンマットを選びました。柄がグリッドのようで、直線がズレていると写真全体が歪んで見えてしまうため、入念に配置をチェックしながら撮影!
また、このランチョンマットだけだとシンプルすぎてしまうため、素材の違うレースを置いてアクセントに。かわいらしさをプラスできました。 -
4:アイテムを豊富に使う
アイテムを使うときに意識したことは、「ナチュラルでかわいいトーン」というイメージを崩さないこと。カラフルなアイテムではなく、緑の植物や茶色のコースターを使えば、海ぶどうの存在感をのこしつつ、全体的にナチュラルでまとまりのある写真に!
まとめ
今回撮影に使用したワンランクアップアイテムは100円ショップやバラエティショップで購入したものばかり。
実際に編集部でも手軽にチャレンジできた”簡単撮影テクニック”、みなさんもぜひ試してみてくださいね!
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