目次
- 5畳の広さとは?
- 5畳は何平米か
- 5畳の賃貸物件は細長い洋室タイプが多い
- 5畳の部屋が広見え!一人暮らしのレイアウトテクニック
- 壁や家具のカラーを明るい色でまとめると圧迫感を防げる
- 家具はなるべく背が低く奥行きの浅いものを選ぶ
- ガラス天板のローテーブルなど視線の抜ける家具を取り入れる
- 5畳部屋の一人暮らしレイアウト例
- ベッドを部屋の奥に置くレイアウト
- 両側に家具を寄せたレイアウト
- 片側に家具を寄せたレイアウト
- 5畳部屋を広く使う!おすすめアイテム
- ロフトベッドを使ったレイアウト
- 布団を使ったレイアウト
- 5畳の部屋も諦めない!アイテム別取り入れ方のポイント
- セミダブルベッドを使ったレイアウト
- ソファを置くレイアウト
- まとめ
via
@room.kotaro_
5畳の広さとは?
賃貸物件を借りる際には不動産屋さんの間取り図を参考にしますが、「5畳」の部屋の広さとは実際にはどれくらいなのでしょうか?
5畳は何平米か
不動産の間取り図の表記では、1畳が1.62平米以上という規定があります。そのため「5畳」は、1畳(1.62平米以上)の5倍で「8.1平米以上」になります。畳1枚の大きさは関東や関西、団地などで異なるため、同じ5畳でも物件によって広さが変わります。
5畳の賃貸物件は細長い洋室タイプが多い
5畳といっても、賃貸物件によって部屋の形や仕様はいろいろあります。中でも多いのが細長い洋室タイプで、スタイリッシュなイメージのフローリング仕様は一人暮らしにとても人気があります。
5畳の部屋が広見え!一人暮らしのレイアウトテクニック
少し狭い5畳の部屋は、レイアウト次第で広く見せることができます。狭くても快適に過ごすための3つのポイントを見ていきましょう。
壁や家具のカラーを明るい色でまとめると圧迫感を防げる
部屋の壁や家具の色は、明るい色で統一すると圧迫感が軽減され視覚的に広く感じます。賃貸の部屋の壁紙はもともと白系が多く、これに合わせて家具やカーテンなどを白や淡い色で統一すると見違えるように明るく広い部屋に変わります。
家具はなるべく背が低く奥行きの浅いものを選ぶ
背が低く奥行きが浅いタイプの家具を置くと、部屋の空間が広くなります。衣類用のチェストなどは、背が低くて奥行きが浅くても、横幅があれば収納力がアップします。また、背の高い本棚などはドアの近くに、背の低い家具を奥に配置すると部屋に奥行きが出て部屋が広く感じますよ。
ガラス天板のローテーブルなど視線の抜ける家具を取り入れる
テーブルを置くならガラス天板のロータイプがおすすめです。テーブルの天板は、木製などの不透明な素材より透明なガラスのほうが視線が抜け、部屋を広く見せる効果が期待できます。また、テーブルやデスクは太いどっしりとした脚よりも細い脚を選ぶことで、部屋の圧迫感が軽減されます。
5畳部屋の一人暮らしレイアウト例
では、5畳の部屋に家具をどのように配置させればよいか、レイアウト例を具体的に見てみましょう。
ベッドを部屋の奥に置くレイアウト
ベッドを部屋の奥に入れると部屋の手前を自由に使うことができます。こちらのレイアウトはベッドの前にテレビが置かれていますが、ベッドとテレビ台をL字に配置するのもおすすめ。
5畳の部屋の場合、ソファを置くと狭く感じることもあるかもしれません。そんなときはたっぷりのクッションやビーズクッションなどをセットにするのがよいでしょう。
5畳の部屋の場合、ソファを置くと狭く感じることもあるかもしれません。そんなときはたっぷりのクッションやビーズクッションなどをセットにするのがよいでしょう。
両側に家具を寄せたレイアウト
入り口から見て片方の壁にベッドを、もう一方の対面する壁にテレビや収納棚を置きます。部屋の中央にはスペースができ、生活動線がスムーズになる配置です。家具で窓を遮ないのもポイント。ソファがなくても、ベッドに寄りかかるなどしてテレビを見たりできますね。
片側に家具を寄せたレイアウト
長方形のお部屋の場合、長さのある方の壁にベッドやテレビボード、テーブルなどを寄せたレイアウトです。もう一方の壁側にはスペースができるので、部屋に人を呼びたい人や趣味のためにスペースを使いたい人などにおすすめです。
5畳部屋を広く使う!おすすめアイテム
ロフトベッドを使ったレイアウト
面積を取るベッドもロフトタイプにすれば、限られたスペースを広々と使えます。ベッドの下にはデスクやチェストなどを配置でき、収納力も十分です。また、空いたスペースに、ソファやテレビ台、間接照明などを置くこともできます。
布団を使ったレイアウト
部屋を広く使いたいなら、ベッドではなく、布団を選ぶのもひとつの手! 布団なら日中は畳んでおけば、5畳の部屋でも十分なスペースが確保できます。
5畳の部屋も諦めない!アイテム別取り入れ方のポイント
セミダブルベッドを使ったレイアウト
小さな部屋だからと言ってベッドも小さいものを選ばないといけないとも限りません。5畳の部屋にもセミダブルサイズのベッドを置くことができます。
ポイントは、ベッド以外の家具は最低限必要な物に絞ること。ベッドのほかに、小さめのデスクやテレビボード、チェストなどを置くことができます。収納スペースはどうしても少なくなるので、収納が足りないという人はベッド下に引き出しなどがついたタイプを選ぶとよいでしょう。手足を広げてゆったりと寝たいという人は、参考にしてみてください。
ポイントは、ベッド以外の家具は最低限必要な物に絞ること。ベッドのほかに、小さめのデスクやテレビボード、チェストなどを置くことができます。収納スペースはどうしても少なくなるので、収納が足りないという人はベッド下に引き出しなどがついたタイプを選ぶとよいでしょう。手足を広げてゆったりと寝たいという人は、参考にしてみてください。
ソファを置くレイアウト
5畳の部屋にベッドもソファも置きたいなら、ベッドはセミシングルのものか、ヘッドボードがないタイプを、ソファはコンパクトサイズのものを選べばすっきり見えます。あちこちにリラックスできるスペースができ、部屋の中で快適に過ごせますね。
また、実は2人がけにこだわる必要もありません。1人がけのソファや座椅子を選ぶのもおすすめですよ。
まとめ
5畳の部屋でも家具のカラーやレイアウトなどを工夫すれば、圧迫感が軽減されてすっきりとした空間になります。今の部屋がなんとなく狭くて生活しにくいと感じているなら、まずは家具の配置から変えてみましょう。その後、徐々に明るい色を取り入れていくとよいでしょう。
▼5畳部屋にも活用できるお部屋づくりのポイント
▼実際の部屋活用例はこちらでたくさん紹介中
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。