【妄想飯】 「ご飯フゥフゥ」 「頭をなでなで」 具合が悪い時はこう癒して! 彼に求める女の理想とは?
誰もが思わず"妄想"してしまう、愛する人との幸せご飯タイムのシチュエーションを調査。アンケートデータを元に、男女の思い描く最高の妄想をイラストで再現し分析します。
★今日の妄想飯は・・・女の妄想【体調不良に効く】卵雑炊
今回は女性の妄想編。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期にピッタリ! 体調不良の時、彼氏に作って欲しい妄想飯を探ります。
女性100人にアンケートを実施!
女の願望を詰め込んだ妄想ストーリー、スタート!
~女の妄想ストーリー~
弱った時には優しさが何よりしみる! 暖かい料理と愛情で癒して欲しい
【妄想シチュエーション設定】
・一人暮らしをしているあなたには付き合ってまだ数ヶ月の彼氏がいます
・風邪を引いたあなたのために、彼がご飯を作ってくれることになりました
※実際の彼氏とは別の、あくまで妄想上の彼氏像で回答してもらいました
※その他のシチュエーションは個々の妄想にお任せです
今日は待ちに待った土曜日。楽しみにしていた彼とのデート……のはずが、ここ数日体調を崩していたわたしは、ついに熱を出し寝込んでしまった。
仕方なく、枕元のスマホを手に取り彼に断りのメッセージを送る。
私「『ごめんね。熱でちゃって今日行けそうにない(。>Д<。)』…っと。はぁ……。」
文字を打ちながらため息をつく。すると彼からすぐに返信が入った。
彼『大丈夫!? 俺なんか買ってそっちいくよ!迷惑じゃなかったらだけど…』
私「え…!」
彼からの優しい申し出に、体調の悪さも相まって思わず泣きそうになる。
私『迷惑なんかじゃないよ! 嬉しい!』
1時間後、彼が家にやってきた。
ガチャ
彼「大丈夫か?」
私「うん、大丈夫…。今日ほんとごめんね……」
彼気にするなって。それより寝てて! ほら、元気の出るもの作ってあげるから」
食材がたっぷりはいったビニール袋を持ち上げて、彼が優しげに微笑む。
私「え……作ってくれるの!?」
彼「うん! まぁ大した物作れないけどね(笑)」
彼が料理を作ってくれるなんて初めて―。
彼の気持ちが嬉しくて、ドキドキする気持ちを抑えながら、私は再びベッドに横になった。
40分後、お盆を持った彼が慎重に部屋に入ってきた―。
彼「できたよ~。ちゃんといい子にしてた?」
お盆には、小さなお椀に入ったシンプルな卵雑炊が乗っている。
彼「はい! 俺特製、身体が温まる生姜とネギたっぷりの卵雑炊! 味見もしたし、安心して!」
長さの不揃いなネギとちょっぴり多めの生姜に、料理下手の彼の奮闘ぶりと気遣いを強く感じる。
彼「起きれる……? ほら、食べさせてあげるから。あ~ん、して?」
いつもよりずっと優しい彼の態度と言葉に、思わず赤くなる。
そんな私に構わず、彼は心配そうに私の様子を見つめている。
私「……うん。すっごくおいしい!」
彼「……俺の料理なんか全然だよ……お前のに比べたら。」
(……!! 弱ってる時にそんな可愛いこというなんて…ずるい!)
心の中で思いつつ、嬉しくていつの間にか体の怠さも忘れてしまう。
彼「元気になったらどこ行きたい? どこでも連れてってあげるよ! ……だから、早く元気になってね」
彼の手がふんわり私の頭を撫でる。優しい彼の笑顔が、心を落ち着かせてくれた……。