先輩がこっそり教える、大学生バイトの「オモテ&ウラ事情」飲食編
春の訪れと同時に、新歓コンパの時期が近づいてきましたね。何かとお金が飛んでいくこの季節。そんな時はバイトを探そう! と探してみても、どれも似たような宣伝文句ばかりで、どれが自分に合うかわからない……ということありませんか? また、いざ働いてみるとイメージと全く違う! 自分に合わない! なんてこともしばしば。そこで、実際に人気バイトで働いたことのある先輩から、バイトの実態を聞き込み調査し、バイトのオモテ&ウラ事情(本音)をまとめてみました。これを参考にして、あなたにピッタリのバイト選びをしましょう! 今回は大学生アルバイトで最も人気な飲食編を調査してみました。
■主な仕事内容
店舗によって差はありますが、基本的にはお客さんの受付・注文された料理を運ぶ等の接客が中心のホールと、調理担当のキッチンの二種類。掃除・お金の管理は両者とも行うことが多いようです。時給は大体800~900円位。勤務地によっては1000円以上の場合も。
■オモテ事情
「店長が飲み物・食べ物をバイト後に差し入れてくれたときは嬉しい。」(経営学部 3年女性)
「お店の味を『本当においしかったよ』とお客さんから褒められると嬉しい。また頑張ろうという気になれる! 」(商学部 3年女性)
「幅広い年代の方、特に年配の方と接する機会があるのでマナーが身に付く。」(文学部3年男性)
「バイト同士の仲が深まりやすい。」(商学部 3年男性)
今後社会人の常識として求められる常識的なマナーが、幅広い年代のお客さんと接することで身に付くのは一石二鳥ですね。また、頑張って働いたことへの「おいしかったよ! 」という褒め言葉によって、モチベーションが上がる事、成果が目に見えるというメリットがあるようですね!
■ウラ事情
「ランチタイムなど、時間帯によってはかなり混むため、作り方が面倒な料理を注文されたり、大量に食器を使われる食べ放題・飲み放題を注文されると大変」(法学部 3年女性)
「店員に声もかけずに勝手に席に座ってしまう人は、いつ来られたのか、また座席の配分なども考えているので、戸惑ってしまうこともあります。」(法学部 3年男性)
「理不尽なクレームや注文に反論できないこと。『お客様は神様だ!』と横暴に振る舞う客は腹立たしい。」(商学部 3年男性)
ランチタイムなど、忙しい時間帯での複雑な調理のメニュー、団体客の個別会計などは短時間で正確に処理をするため、臨機応変さ、機敏さが求められますね。プレッシャーを感じやすい人、バイトを働き始めたばかりの場合はかなり焦ってしまいそうです。どんな状況でも、冷静に対処していけるように気持ちを整理することも大切ですね。
■意外な一面
「一足先に新商品がタダで食べられる。」(法学部 3年男性)
「飲食店は害虫が出やすいところ。害虫駆除は日常茶飯事なので、次第に駆除作業が慣れてきます。」(国際日本学部 2年生女性)
新商品をタダで食べれるのは羨ましいですね! 害虫駆除に慣れるというのは、日常生活では必要ですけど、慣れるまではメンタル的に厳しいと感じるかたも多いのではないでしょうか。
いかがでしたか? 飲食業界ならではの良い面、厳しい面、意外な面が見えてきましたね。飲食バイトでは、臨機応変さ、常識的なマナーなどが身に付くメリットがありますね。テキパキ働きたい、働けるようになりたい!という方は是非挑戦してみてくださいね。
(文・h@s)