忍者検定の問題はすべて忍者に関する問題ですが、その出題ジャンルは多岐にわたります。甲賀忍者の歴史や使用していた道具はもちろん、忍者が登場する漫画などのメディアについての知識も問われます。テキストを読みこんでいても、内容をすべて覚えきるのはなかなか大変なもの……。そこで活用するのが、巻末に500問ある過去問です。初級の場合、この過去問の中からそのまま問題が出されることも多いので、しっかり解いておくことをオススメします！ テキストの文章をしっかり読み込んで、過去問で確認、間違えた箇所はもう一度テキストに戻るというように勉強すると得点しやすいと思います。

■取得までに一番苦労したこと

忍者検定の初級は、時間をかけてしっかり勉強すればちゃんと取れる資格なので、勉強ではさほど苦労することはないと思います。ただ試験当日に焦ったこととしては、借りた忍者衣装の着方がわからなかったことです（笑）。貸し衣裳には特に着方の説明などが付いていないので、会場で借りる方はあらかじめ忍者の衣装の仕組みなど調べておくと安心です。

■取得のススメ

ここまで見てくださった方の中には「なーんだ、あまり役に立たないネタ検定か」と、がっかりされている方もいるかもしれません。しかしこの検定、ゲッターズの先輩方によると就活の際でも役立つことが多々あるそうです。履歴書の資格・検定欄に書いておくと面接の際に質問してもらえることがあるらしく、「忍者の子だよね」と、人事部の人にも覚えてもらえることもあるそうです。真面目で実用的な資格ももちろん大事ですが、印象に残るというのも就活においては重要なポイント。履歴書にアクセントを加えて、他の就活生と差をつけちゃいましょう！

■まとめ

さて、ここまでご紹介した忍者検定、興味を持っていただけたでしょうか？ おもしろ検定の代表とも言える忍者検定ですが、実は就活でも生かせます！ 将来のために資格を取りたいという人もぜひチャレンジしてみてくださいね！

文・資格ゲッターズ　櫻庭