【江崎グリコの先輩社員】乳業マーケティング部カフェオーレ担当:田中莉夏子さん
北海道大学生命科学院卒業。2011年に江崎グリコ株式会社に入社し、2017年現在入社7年目。乳業マーケティング部牛乳・乳飲料企画部に所属し、カフェオーレの戦略立案やマーケティング施策を担当する。
「一粒で二度おいしい」のキャッチフレーズが印象的な食品メーカー・江崎グリコ株式会社。大学生のみなさんも、お菓子をはじめとする江崎グリコの食品に、小さい頃から慣れ親しんできたのではないでしょうか。今回は、そんな江崎グリコのロングセラー商品「カフェオーレ」シリーズのブランド担当の先輩社員、田中莉夏子さんにお話を伺いました。商品開発の部署から現在のマーケティング部に異動してきた田中さんですが、その経歴だからこそ感じる、お仕事でのやりがいとは何でしょうか?
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今のお仕事はどんな内容?
乳飲料マーケティング部で、「カフェオーレ」ブランドの戦略立案やマーケティング施策を担当しています。マーケティングでお客さんの潜在意識の部分を見つけて、企画したり商品の提案をしたりして実際に世に出たとき、喜んでもらえるとやりがいを感じますね。お客さんの“これがほしかった“という言葉はモチベーションにつながります。だから新商品が出たときには、常にSNSでリサーチしちゃいますね (笑)。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
入社してすぐは商品研究所で商品開発を行っていて、その後3年目から今のマーケティング部に異動しました。研究所ではものを作る作業に注力して、比較的自分の好きなように時間が使えていましたが、異動で時間の使い方から何からガラッと変わりました。マーケティング部は、ただマーケティングプランを作成していればいいのではなく、いろんな部署の人たちを動かしていかなきゃいけない。それが最初の頃は慣れなくて大変でしたね。
ただ、商品開発をしているときは、お客さんと触れ合う時間が少なくて、ものを作るうえで「これでいいのかな」と悩むことがあったんです。その点、今のマーケティング部では、調査で直接お客さんの声を聞いて、生の反応を見ながら企画を検証できる。それはとてもうれしく思いますね。
今の会社を選んだ理由は?
就活では、食品に限らず商社や農薬系など幅広く受けていました。理系出身だったので、最初は基礎研究職で探していたんですけど、研究職は募集人員がとにかく少なくて。就活を進める中で、研究職と開発職の違いに目を向け始めました。開発職は、より現場に近く、短期間でアウトプットを求められる。大学の研究室の教授や先輩と話しているうちに、自分もそうした現場寄りのほうが楽しく仕事ができそうだな、と思っていろんな企業を受けていました。
当社を受けたときの面接では、人事部長から自社商品への思いをとても熱く語られて、私は三言くらいしかしゃべれなかったんです (笑)。すごく印象的な面接で、それだけ商品に情熱をかけられる人がいることに惹かれました。最終的には、“人"が決め手だったなと思います。