【ぴあ株式会社の先輩社員】ライブ・チケッティング事業局 ライブ・エンタテインメント 第一グループ:新美勝太さん 2ページ目
新美さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学祭実行委員会に打ち込む、学生時代の新美さん
学生時代を振り返ってみて、一番頑張ったと思うのが「学園祭の実行委員」です。2年生のときには、学園祭で行われる企画全体をまとめる企画局の局長をし、3年生には委員長を担当しました。来場者にいかに楽しんでもらうかを前提に、芸能人などのゲストを呼んだり、お金を掛けずにできることを考えたり、また出店管理も担当していました。
もう一つ、アルバイトも頑張っていました。レンタルショップの音楽コーナーを担当しており、どんなアーティストのCDを入荷するか、どういった並びにするかなど、責任ある仕事も任されていました。難しさを感じながらも、楽しんでやり遂げることができましたね。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
やはり「学園祭の実行委員」からは多くのことを学びました。特に「お客さんの笑顔を見て喜べること」は、今の仕事に通じていることですし、そのことをやりがいとして今でも頑張れるのは、学生時代の経験があるからこそだと思っています。
4年間やったアルバイトも、在庫管理を担当していたので、そこで学んだ「管理スキル」は、現在の仕事だけでなく、以前担当していたチケット管理の仕事にも生かせていたことです。
あとは「音楽ライブに頻繁に行っていたこと」。だいたい月に1度のペースで、いろんなアーティストのライブに行っていましたが、ライブの仕掛けや演出など、「そこで観たもの」は今となってはいい経験でした。また一番好きなアーティストに関しては、ライブを生で観ることで「この人たちと仕事がしたい!」という強い気持ちを抱くことができ、それは今でも仕事をする上でのモチベーションです。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
適性検査やエントリーシートなど、いろいろと考えて就活に臨まれていると思いますが、それよりもまずは、何でもいいから「自分の武器となるもの」を1つでもいいので突き詰めるべきだと思います。私にとっては「学園祭の実行委員」がそれでしたが、1つのことを突き詰めようとすると絶対に壁にぶつかります。そこで、その壁をどのように乗り越えたか、乗り越えたことで何を学んだか、どんな気持ちになったかを面接で話すことができれば、それが自分の魅力となって相手に伝わるんじゃないかと思います。
面接は、自分が22年間どんなふうに生きてきたかを披露する場でもありますから、就活のために自分の今までの22年間を変えないで、自分の持っているもので勝負してほしいなと思います。
音楽が好きということ、そして憧れのアーティストと一緒に仕事がしたいという気持ちを抱いてぴあを選び、そして音楽に関わる仕事を楽しんでいる新美さん。実際に最も憧れてるアーティストと一緒に仕事ができたときは「感無量」だったそうです。好きなことを仕事にすることで、高いモチベーションと原動力を維持につながるときも。自分の好きなことを突き詰め、仕事選びに生かしてみてはいかがですか?
趣味:ライブを見ること
特技:合気道
就活で受けた企業数:20-30社
志望していた業界:エンタテインメント業界
今の会社の魅力:人を笑顔にする仕事ができること、社員の人柄がいいこと
文:中田ボンベ@dcp
写真:佐藤登志雄
取材協力:ぴあ株式会社