【資生堂ジャパンの先輩社員】コスメティクスブランド事業本部:水戸部志歩さん
プロフィール:水戸部志歩(みとべしほ)
2011年入社。現在は株式会社資生堂ジャパンのコスメティクスブランド事業本部で主にドラッグストアやGMSの流通対応を行っている。
化粧品の国内シェア1位を誇る『株式会社資生堂』。ヘアケアブランドの「TSUBAKI」や、メイクブランドの「MAQuillAGE」など、資生堂が展開しているブランドのCMを見たり、実際に商品を使っているという人も多いでしょう。今回は、資生堂グループの一つ『資生堂ジャパン株式会社』で働いている水戸部志歩さんに、仕事の内容や、やりがいに思うこと、また学生時代の経験について伺いました。
今のお仕事はどんな内容?
現在、コスメティクスブランド事業本部に所属しています。この部は主にドラッグストアやGMSなどを得意先とした流通対応を行っています。私はその中で「本部窓口」を担当しています。本部窓口は、ドラッグストアの各店舗と個別に取引をするのではなく、相手企業の本部と「今後どういった展開をしていくのか」といったやり取りや提案を行います。
具体的には、「店舗で化粧品販売を担当する人の教育面での提案」が中心です。例えば、化粧品販売担当者が、よりよい形で販売してもらえるような環境作りの提案や、「どういった紹介をするとお客さまに興味を持ってもらえるか」といった、技術面の指導を行うセミナーの開催を提案しています。
自分の指示や提案が、全国の店舗に広がり、それがお客さまの喜びに繋がっていくことは非常にやりがいや楽しさを感じるポイントです。しかし一方で、自分が直接お客さまにご提案するのではなく、、人に動いてもらわないといけないことが、この仕事の難しいことです。いくら商品が優れていても、販売する人にも優れていることをわかってもらわないと、よい結果に繋がりません。自分の考えを理解してもらえるよう、いかにうまく伝えられるか、という点は非常に意識して取り組んでいることですね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
自分たちが考えた施策やプロモーションが各店舗に導入された後、実際に店舗を訪れることもあるのですが、そこでスタッフから「売れましたよ!」というポジティブな反響を得られた際は、大きな喜びを感じます。以前同じ本部で教育面を担当している社員と一緒に考えた、商品の魅力をより理解してもらうための接客応対フローは特に反響が大きく、そのときは思わずガッツポーズしたくなるくらいうれしかったです。
もちろん成果を感じることができる反面、難しいことも多い仕事です。何が一番かは決められませんが、やはりビジネスですので、なかなか理想どおりにいかないことも多くあります。喜び半分、つらさ半分といったところですね。
今の会社を選んだ理由は?
資生堂を選んだ理由は、父から「一生興味を持ち続けられるものを仕事にしたほうが、やりがいも感じられるし、続けられる」というアドバイスをもらったからです。就活を始めた当初は、憧れだけを先行させて考えてしまっていたので、アドバイスを参考に考え直し、女性なら毎日使うものということで「化粧品」に注目しました。そこから「化粧品を作っている会社ってどんなだろう」と興味が湧き、おもいきって資生堂を志望したんです。
面接でもすごくアットホームな雰囲気で、ものすごく話しやすかったですね。自分が伝えたいことをちゃんと伝えることができたのを覚えています。