【東急エージェンシーの先輩社員】プロモーションプランナー:流麻奈美さん
上智大学外国語学部卒業。高校2年生のときに、カナダでの1年間交換留学を経験。大学時代にはドイツに半年間留学し、語学力はもちろん、コミュニケーションスキルを磨いた。2014年に入社後、プロモーションプランニング局に所属し、イベントやキャンペーンの企画立案を行っている。英語とドイツ語が堪能なトリリンガル。
創立55周年を機に、東急エージェンシーは、ビジョンに『実験、実践、実現。For Amazing Experiences』を掲げ、全ての人に驚きの体験をもたらすことを目指しています。社員一人ひとりの個性を活かし、力を発揮することができる会社で、やりたかったことを実現させた、流麻奈美さんに話を聞きました。常に真摯な姿勢で仕事に取り組む彼女の原点とは!? 大学時代の経験だけでなく、彼女の人生を大きく左右する高校時代までさかのぼることで、流さんの今を紐解きます。
今のお仕事はどんな内容?
私は現在、プロモーションプランニング局に所属しており、主にイベントやキャンペーンの企画立案を行っています。常にいくつかのプロジェクトを同時並行で掛け持ちして動かしています。まずは企画を考え、お客様にご提案。提案内容にGOサインが出たら、実際にイベントやキャンペーンの実施まで行います。当社のプロモーションプランナーの仕事は企画から実行までできるので、そこにやりがいを感じています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
常に初心を思い出させてくれる仕事は、入社1年目から担当させていただいている競馬のプロジェクトです。正直、担当になった当初は競馬に興味がなく、仕組みや面白さも知りませんでした。ただ、何もわからないままじゃいけないと思い、競馬場に足を運んでみたり、父に面白さを聞いてみたり、とにかく競馬を知るところから始めました。
そもそもこのプロジェクトの課題は、若い世代に競馬を知ってもらう機会を作ることでした。そこで近年のSNSの流行などを考えて、写真を撮りたくなるスポットを作ろうという話になり、大きな競馬のレースがあるごとに渋谷の駅前で馬像と一緒に撮影できるスポットを開設。イベント前夜には、会場設営のために立会いをするなど、体力面でハードなこともありました。でも実際に多くの若者が楽しそうに写真を撮っているのを見ると、疲れも一気に吹き飛びましたね。
今まで一番感動したのは、このプロジェクトのクライアント担当者の方からいただいたメールです。その方が部署を異動するというお知らせをメールでいただき、やりとりをする中で、「流さんあってこそのプロジェクトでした」という文面を見た瞬間、これまで頑張ってきてよかったととても感激しました。たくさんのプロジェクトを同時並行で動かして、大変なときもありますが、この言葉を胸に、ずっと初心を忘れず仕事に取り組んでいきたいです。
今の会社を選んだ理由は?
面接官の方にも、「そこっ!?」って驚かれたんですが、「空港マーケティング」に力を入れている広告会社だったところに魅力を感じていました。なぜそこに惹かれたのか。海外留学した経験から、欧米の人からすると、アジア圏のイメージはごちゃまぜで、日本が実際にどういうところかがイメージできる人がほとんどいないことを知りました。
例えば、「相撲レスラーがいるところでしょう」というくらいはわかっても、中国や韓国のイメージが混ざっている。自分が好きな日本をちゃんともっと知ってもらいたい。東急エージェンシーなら、国内をはじめ、海外ではフランスのシャルル・ド・ゴール空港までさまざまな空港広告を取り扱うことができる広告枠を持っているので、いつかその広告を通じて日本のよさを伝えることができるのではないかと思いました。また留学を通じて、語学力だけでなく、伝えることの大切さや面白さを知ったので、広告業界なら、その伝えることを仕事にできると思ってこの業界を選びました。