理学療法士になるには? 仕事の内容やなり方を解説 2ページ目
理学療法士は、『理学療法士及び作業療法士法』によって定められた「国家資格」で、「理学療法士国家試験」に合格しないとなることはできません。この試験に合格すると厚生労働大臣から免許証が交付されます。
この理学療法士国家試験を受験するには、高校卒業後(大学入学資格を有する者、という意味です)「文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、三年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの」であることが求められます。
※詳細は上記『理学療法士及び作業療法士法』の第十一条を参照のこと。
つまり、
●大学・短期大学・専門学校などの理学療法士養成施設で3年間学ぶ
↓
●理学療法士国家試験に合格
↓
●厚生大臣から「理学療法士」の免許を授与
というフローになります。
理学療法士になるにはどうすればいいかを解説しましたがいかがでしたでしょうか。理学療法士は「基本動作のプロ」なんていわれます。日常生活に必須の基本動作、基本機能の回復を患者さんと一緒に行う専門家です。粘り強く患者さんの回復を見守る姿勢が求められます。理学療法士は「他人をいたわる優しい気持ちのプロ」と言ってもいいかもしれませんね。
(高橋モータース@dcp)