大学の授業料は1コマ●千円!? サボりたくなったときに思いとどまる方法
大学の授業では高校までの授業とは違い、授業に出席しなくとも怒られることはなく、休んだところで気付かれないため、休みやすさは格段に上がります。そのため大学生は「単位だけ取れればいい」と考え、ついつい授業をサボってしまうこともあるのではないでしょうか。
実際にアンケートをとってみると、約7割の学生が「授業をサボったことがある」と回答しました。しかし、せっかく高い学費を払って大学に通っているので、サボるのはもったいないですよね。今回は授業をサボりがちな大学生に向けて、サボりたいと思っても一歩立ち止まることができる3つの方法をご紹介します。
1.学費の計算をする
文系の私立大学だと4年間の合計の授業料は平均で70〜100万円ぐらいかかります。4年間の合計の授業料から計算すると、1回の授業料は2000〜3000円になりますね。それだけの費用がかかっていると思うと、休むととてももったいないと感じ、授業をサボる気が少し減るのではないでしょうか。
「1年生の頃は授業をサボることがありましたが、ふと学費の計算をしてみると大きな金額だったので、もったいないと思い始めサボることをやめました」(早稲田大学・3年男性)
「奨学金を大学からもらっているので、授業をサボることはお金を捨てていることと一緒だと思っており、そのためサボることは滅多にありません」(立教大学・2年女性)
授業をサボりがちの学生は今までどれだけサボってきたか、計算してみるといいかもしれません。それを授業料に換算すると、思いもよらない数字になる可能性もありますよ。
2.なぜ大学に通っているのか思い出す
大学入学当初は、多くの大学生が自分の興味のある分野や専攻を希望して入学したかと思います。その気持ちを思い出してみてください。学びたいことが目の前にあるのに、「面倒くさい」「疲れた」といった理由でサボっていいのでしょうか。自分が一番やりたいことが何かをしっかり考えてみましょう。
「私は国際関係や国際政治に関心があり、今の専攻を勉強しています。自分の興味がある分野なので、授業をサボることはありません。ただ面白くない授業だとサボりたくなる気持ちは正直分かります」(慶應義塾大学・2年女性)
「文化人類学を専攻しているのですが、授業は毎回面白いのでサボる気は全くないです。昔は面白くない授業はあえて出ないで別の授業を受けるなどしていました」(立教大学・3年女性)
もし自分がなぜ大学に通っているのか分からないのであれば、少しでも興味がある分野や面白い授業をしてくれる教授の講義を受けてみるといいかもしれませんね。世界が広がりそうです。