「社会経験」はバイト以外から学ぶ?! 大学生が必ずしもアルバイトをしなくていい理由3選【学生記者】
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大学に入学したばかりの学生の中には「大学生になったからには、アルバイトを始めたほうがいいのかな」と悩んでいる人も多いでしょう。せっかく大学生になったからには、さまざまな経験をしようとする気持ちがあるのは当然ですよね。なんとなく「アルバイトをするべきかな?」と決められないのは、「アルバイトによって得られるもの」がはっきりしていないからです。今回の記事では、「キャリア」「はたらくこと」という観点から、「アルバイトによって得られるもの」について紹介し、そのうえで「社会経験のためにするアルバイト」は無理にしなくてもいい理由を紹介します。この記事を読めば、なんとなく「アルバイトをしたほうがいいかも」という不安は消えるかもしれません。
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■大学生がアルバイトをすることによって得られる経験
(1)実務と忙しさ
アルバイトを初めてする人ほど強く実感するのは、実務とはどのようなものか、「忙しさ」とはどのようなものかというポイントです。「忙しい」という感覚は、中高時代から感じてきた人は多いと思いますが、忙しさが実質的な利益につながっているのだ、という現実味はアルバイトで実感することができます。
(2)人脈・仲間づくりとコミュニケーション
アルバイト内容にもよりますが、大半の場合は、他のアルバイト、パートの人とコミュニケーションを取りながら働くことが多いです。また、接客業ならば、お客様とのやり取りも増えます。人との関わりを、働くことを通して構築する経験も、アルバイトで得ることができますね。
(3)お金を稼ぐ楽しさ
お金自体は得られるものに当然入ります。しかし、それ以上に「お金を稼ぐ楽しさ」を得ることができるのも、大きなポイントでしょう。中学生・高校生のうちは、おこづかいはあっても自分で「稼ぐ」という経験をしたことがある人はあまりいませんね。よってこの経験も、アルバイトで初めて得ることができるものといえます。
(4)具体的なスキル
業務内容によりますが、接客のスキルや飲食業のスキルなどを学ぶことができるのは、もっともわかりやすいポイントです。それを将来に活かすかどうかはともかく、「実務を覚える」ということ自体が、将来にとって役に立つことは間違いありません。
(5)責任感
お店でアルバイトとして働く以上は、責任が伴います。失敗をすればその分「損をする」ことになりますから、アルバイトといえども責任は重大です。自分の仕事が、店の利益や評判に響く場合もあります。そういった責任を学生のうちから学ぶことには、経験として大きな意味がありますね。
以上の5つから、大学生のうちにアルバイトをすることによってさまざまな特別な経験ができるとおわかりいただけたと思います。(1)~(5)は、一般的に「社会経験」や「社会勉強」という言葉で言い表されることもあります。「じゃあ、社会経験を得るためにアルバイトをやるぞ!」と考えるのはもちろん正しいことなのですが、ここで注意するポイントがあります。それは、「必ずしも社会経験のためにアルバイトをする必要はない」ということです。