恐怖! ホラーなサンタクロースが見られるクリスマス映画7選

学生の窓口編集部

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山科けいすけ先生の漫画に「サンタの服が赤いのは返り血を浴びたから。袋の中身はバラバラの死体がいっぱいなんだ」というギャグがありますが、それを地でいくようなホラー映画があるのをご存じでしょうか? 今回は、クリスマスにぴったり? サンタが悪役で登場する、季節外れのホラー映画をご紹介します。

■サンタクロースが人殺し! な作品の数々
●サンタが殺しにやってくる

1980年に公開された映画です(日本では劇場未公開)。サンタクロースの格好をした父親と母親のセックスシーンを目撃してしまったハリーは、心にトラウマを抱え、クリスマスに複雑な心情を抱くようになります。

成長したハリーは純真な子どもとおもちゃを愛する青年に育ち、おもちゃ会社に勤めますが、その一方で大人を激しく憎んでいます。そんなハリーが会社でいじめを受け、クリスマスの夜をついに爆発。サンタの格好をして殺人を犯すのです。

●悪魔のサンタクロース/惨殺の斧

1984年に公開されたスラッシャームービーです。原題は『Silent Night, Deadly Night』ですから、『きよしこの夜』の歌詞「Silent Night, Holy Night」のしゃれですね。幼いころにサンタに扮した強盗に両親を殺されたビリーとリッキーの兄弟は孤児院に入れられます。
ところがこの院長が厳格なシスターで、性的な物事を抑圧し、子供のいたずらにも厳罰をもって当たる人物だったのです。ビリーはこの教育を受け、トラウマを抱えたまま成長します。おもちゃ屋に就職すると、季節はクリスマスシーズン。
ビリーは好きになっていた女性店員が男性店員に迫られるところを見てしまい……サンタになって罰しなければ! と殺人を犯してしまうのです。ここから血まみれの惨劇が始まります。この映画は教育界、またサンタが人を殺すということで宗教界からも大変なバッシングを受けました。

●悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス

「2ってあんた……」と誰もが絶句した、まさかの続編で1987年に公開されました。前作では兄のビリーが殺人サンタになってしまいましたが、本作では弟のリッキーが主人公。リッキーも殺人サンタと化してしまうのです。この2も教育的見地から騒動となり、そのおかげでタイトルの知名度が上がりました。『Silent Night, Deadly Night』シリーズはなんと「5」まで続編が作られたのです。

●サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース

『悪魔のサンタクロース/惨殺の斧』のまさかのリメーク作。製作は2012年なのですが、日本では2016年8月に公開されました。話は基本同じで、頭のおかしいサンタが人を殺して回るというもの。ちっともぶれないですね。この最新作ではサンタが火炎放射器を使ったりしています。「最狂サンタ処刑三昧」と、キャッチコピーまで強烈です!

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