スペイン語の単位を落とした学生が、スペイン一人旅に行ってきた!【学生記者】
こんにちは。立教大学2年のかやれんです。
私事ですが、僕は1年生のときに必修の第二外国語であるスペイン語の単位を落としました。なので、今年の秋からまた1年生と一緒に授業を受け直さなければいけません。いわゆる再履というものです。ほとんどの人は必修の第二外国語の単位は落とさないので、これは非常に恥ずかしいことです。今回はそんなスペイン語、ましてや英語もほとんど話せない僕が、この夏スペインに一人旅に行ってきた話をしようと思います。
◆旅に出ようと思った理由
元々、親と行く予定だったのですが事情があって親が行けなくなったので、1人で行くことを決意しました。「航空券がタダ」「バックパッカー」「一人旅」という甘いフレーズに誘われたのも事実です。ただ、今まで海外旅行は台湾しか行ったことがなかったので不安はものすごくありました。
◆現地で大変だったこと
1.スリに遭う!
バックパッカーの醍醐味である、ドミトリーと呼ばれる8人部屋の宿に泊まったときのことでした。ロッカーに鍵をかけるのを忘れてしまい、朝起きたら財布の中身がすべて抜き取られていました。日本円含めて3万円。海外旅行での貴重品管理の大切さを思い知らされました。
2.言語の壁があること
話せるスペイン語が、オラ(やあ)とグラシアス(ありがとう)しかなかった再履の僕にとっては、レストランに入るのも一苦労。ここでスペイン語の単位を落としたことがここでけっこうな痛手になってしまったのです。しかし、料理の注文は、現地の人の気さくさと僕のジェスチャーでなんとか伝えることができました。第二言語の単位を落としても、意外に何とかなるものです。
3.交通手段の複雑さ
鉄道やバスはもちろん、飛行機の国内線(バルセロナ→グラナダ)も使ったので移動が大変でした。切符や行き先も全部自分で決めて、わからないときは現地の人に聞きました。バスの乗り場を間違えて2時間待ったことも……。