初心者でも大丈夫! 花屋バイトの仕事内容と大学生におすすめな理由【学窓バイト部】
こんにちは! 早稲田大学3年のS.Hです。
突然ですが、みなさんは普段お花屋さんに行くことってありますか?多くの大学生にとってはなかなか行く機会がない場所だと思いますが、駅ナカにあったり、街ナカにあったり、実はお花屋さんって私たちの身近にたくさんあるんです。今回は、花屋でアルバイトする私が、お花屋さんで働くことの魅力を2回にわたってご紹介します。第1回目は花屋スタッフの立場から、仕事内容とやりがいをお伝えしたいと思います。
◆お花屋さんの仕事内容って?
店舗で花を売るだけが花屋の仕事ではありません。メルヘンなイメージとは一変、実際の仕事内容は力仕事も意外とあります。今日はその一部をご紹介します!
■店頭でお花をお客さんへ届けるまでの流れ
1.仕入れ
夜明け前から市場に出かけて、電子管理されたセリで花を仕入れます。花屋の朝はとても早いです!
2.水揚げ
仕入れたての花や、弱ってきてしまった花は、花びらのあるてっぺんまで水が足りていません。そこで花の種類によって最適の方法で水を花びらまで届けさせます。このことを「水揚げ」と呼びます。水の中で茎を切る方法が一般的ですが、炙ったり、熱湯につけたりその方法はさまざまで、実はこれが一番大変だったりします。水と花の入ったバケツは重く、水仕事なので手荒れしてしまうことも。
3.メンテナンス
水揚げと並行して、花のバケツの水替え、鉢には水遣りをします。開き切った花は楽しめる日数が少ないので捨ててしまうこともあります。
4.来店予約の準備
電話やネットで受けた注文に合わせて花束を作り、お客様が来店したらすぐ渡せるようにラッピングまで終えておきます。クリスマスや送別の時期に特に多いです。
5.開店準備
仕入れが終わりお店に来たら、2~4までを並行しながらお店に仕入れた花や鉢をディスプレイしていきます。おすすめ商品のPOPを書いたり、プライスをつけたり、ラッピングの資材を準備したりします。作り置きの花束を作るのもこのときです。もちろん、開店前でもお客様が来たら可能な範囲でお応えします。
6.接客
お客様が来たらまずは笑顔で声かけです。そこから、お客様のご希望の品を探していきます。ボリュームや予算重視なのか、それとも、花の種類や色重視なのか。お客様とお話ししながら、満足していただけるものをセレクトします。
この他にも配達や配送・定期先への納品など、実はたくさんのことを花屋はこなしています。お花屋さんといったら接客して花束を作っているイメージが強いかもしれませんが、実は裏側のハードな仕事にも取り組まなければいけません。お花屋さんはとてもタフさが求められる仕事なのです!
◆お花屋さんの仕事のやりがい
■花束作り
他のアルバイトにはないやりがいを感じられるのが、花束作りのお仕事です。初めは花選びから手こずりますが、作っていくうちにどんどん自分の成長を実感します。
花を一輪変えるだけで全体の印象がガラッと変わったり、花の向きによって花束の見え方まで変わったり……花束作りはやはり難しいと思うことがたくさんあります。しかし、自分のセンスで花束を作っているときはとても楽しいです。そして自分が作ったものが売れたときは「それ、私が作りました!」と自慢したくなるほどうれしいです!
◆一番は笑顔
花束作りも楽しいですが、やはり一番のやりがいは、お客様が笑顔で帰ってくれることです。誕生日・送別・結婚記念日・プロポーズ……お花を買う理由は人それぞれですが、みなさん、お花に大切な言葉を添えて、にこにこしてお店を後にします。その笑顔を見るとうれしくなると同時にパワーをもらいます。「花屋でよかった!」と思う瞬間です!
◆まとめ
いかがでしたか? 花屋で働いてみたい、と思った大学生の方も多いのではないでしょうか。少しでも興味を持った人はぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。次回は花屋のアルバイトを通して学んだ花屋を楽しむコツや、贈り物のお花選びのテクニック、お花の簡単なお手入れ方法などをご紹介します。
<大学生のまずこれステップ>
1.花屋は意外と重労働
2.でも花束作りが楽しい&お客さんの笑顔が嬉しい!
3.初心者でも大丈夫。求人を探して応募してみましょう!
文・S.H
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