千葉県あるある10連発! 「千葉なのに東京◯◯」「給食に麦芽ゼリー」【学生記者】
みなさんは、千葉県にどんなイメージを持っていますか? 実は、東京の隣にありながらも、独自の文化や習慣が形成されており、意外と奥が深いんです。そこで、今回は千葉県民歴20年の僕が、千葉県民なら共感間違いなしの「千葉あるある」10連発をまとめてみました!
千葉あるある1.観光スポットや施設にやたらと「東京」という名がつく
これは、千葉県民以外の方にもお馴染みではないでしょうか? 例えば、“東京"ディズニーランド、船橋市のららぽーと“TOKYO-BAY"、袖ケ浦市の“東京"ドイツ村など……。最近では、船橋市のIKEAがIKEA船橋からIKEA Tokyo-Bayに名称を変更しました。千葉なのに「東京」がさすがに多すぎるなと思いますが、“東京"とつけたほうがたしかにネームバリューはありますよね……。
千葉あるある2.小学校の給食に麦芽ゼリーが出る
麦芽ゼリーとはフルヤ乳業の緑色のパッケージの、麦芽飲料をゼリーにしたものです。僕自身も大好きで、ときどき麦芽ゼリーが給食に出ることがあり、ココア風味の味で甘くておいしかったのを覚えています。久々に食べてみたいなと思いましたが、一般販売はされていないそうです。
千葉あるある3.ラジオbayfmの道路交通情報のBGM
bayfmとは千葉県を放送対象地域とするFMラジオ局。番組の途中の道路交通情報で流れるBGMが、とても特徴的で、つい口ずさんでしまうリズミカルな曲です。千葉県民なら車のラジオなどで聴き慣れているのでは?
そのBGMを聴くことのできるURLがこちら→https://youtu.be/-ZS0aPoWBvg
千葉あるある4.出身地や居住地をチーバくんの身体で表す
チーバくんとは千葉県のマスコットキャラクターで、2010年の千葉国体で登場しました。チーバくんは県民なら誰もが知るキャラクターで、県民同士の会話で自分の出身地・居住地をチーバくんの身体の場所で表します。例えば、千葉市ならチーバくんの首、浦安市なら舌、館山市なら足、木更津市ならおなか、など……。あくまで千葉県民どうしの会話でのことで、他県民にはチーバくんの存在すら知られていないようです。
千葉あるある5.小学校の出席番号が誕生日順
全国的には出席番号はあいうえお順ですが、なぜか千葉県では出席番号が誕生日順となっています。4月生まれの人は番号が一番初めで、3月生まれの人が一番後ということになります。たまたま僕の出身校はあいうえお順でしたが、周辺の小学校は誕生日順でした。
千葉あるある6.あざのことを「あおなじみ」という
つい転んでしまって脚や手にできてしまうあざ。千葉県ではあざや青あざのことを「あおなじみ」と言います。
もちろん方言ですので、パソコンで漢字に変換しても出ません。千葉は東京の隣でありながらも方言があり、特に県南部や比較的年齢の高い方が方言を多く使っています。
千葉あるある7. 小学校の朝の会での出欠確認で「はい、元気です!」と、言う
朝の会での出欠確認の際、先生から名前を呼ばれたら、「はい、元気です!」と自分の体調を言います。どこか少しでも体調が悪ければ、「のどが痛いです」、「鼻が詰まっています。」などと出欠と兼ねて体調を申告します。
千葉あるある8.JR千葉駅が工事中で迷路のようになっている
現在JR千葉駅では駅舎・駅ビルの建替え工事を行っており、新しいコンコースやエキナカ、駅ビルの開業が予定されています。かなり大規模に、そして列車の営業と並行して工事が行われているので、工期が非常に長く、2011年より行われています。今年の夏頃に新駅舎とエキナカの一部が開業し、全面的な完成は2018年春頃の予定ですので、もう少々の辛抱ですね。
千葉あるある9.小学校の2時間目と3時間目の間の休みを「業間休み」という
千葉県の小学校では、2時間目と3時間目の間の20分間の休みを「業間休み」と言います。少し時間が長いため、校庭に出てクラスのみんなでドッジボールをして遊んだりもしました。
千葉あるある10.強風時の京葉線運転見合わせとアクアラインの通行止め
台風などで強風が吹くと、すぐに京葉線は運転見合わせになり、高速道路の東京湾アクアラインは通行止めになります。それぞれ高架、橋梁となっているため、強風の影響を受けやすいためです。台風がくると県内のさまざまな交通機関が麻痺し、千葉県が陸の孤島と化します。
ここまで千葉あるあるをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 千葉県民のあなたは最終的に何個あてはまりましたか? 他県民のあなたは千葉県に少しでも興味を持っていただけたでしょうか? 同じ関東では東京や神奈川に隠れてしまいどうしても影が薄くなってしまっていますが、千葉は知るととても奥が深い街なのです。ぜひ県民同士や千葉出身の友人との会話のネタにしてみてください!
<大学生のまずこれステップ>
1.千葉県に興味を持つ、または更なる関心を持つ
2.友人と千葉県についての話で盛り上がる
3.実際に千葉県を訪れ、新たな魅力を発見!
(文・三枝 豪)