少なすぎ? 銘柄によるビールの味の違いがわかる成人大学生は2割だけ!
20歳になると楽しめるお酒。大学生でも乾杯の定番はやっぱり生ビールですよね。さまざまな生ビールのブランドがありますが正直ビールの味の違いってわかりづらいと感じている人も少なくはないのでは?今回は20歳以上の現役大学生に、ビールの味の違いがわかるか、聞いてみました。
Q.ビールの銘柄による味の違いって、正直わかりますか?
はい 76人 18.8%
いいえ 328人 81.0%
なんと、8割以上の学生がビールの味の違いは「わからない」と答える結果に! やはりビールは大人の味、まだまだ違いがわかるには年齢が若すぎるのでしょうか? それぞれの意見を見てみましょう。
<味がわからない派の意見>
●判別できない
・全て苦いことしかわからない(女性/20歳/大学2年生)
・同じような味に感じる(男性/21歳/大学3年生)
・全部同じような苦味のある味に感じる(男性/27歳/大学院生)
「ビール=苦い」と全て同じように感じる人が多いようです。まずはビールの苦味に慣れることが、銘柄の違いを識別できるようになる第一歩ですね。
●違いを気にしない
・銘柄を気にしてないから(男性/21歳/大学3年生)
・喉を通れば同じです(男性/27歳/大学院生)
・あまり気にしたことがないから(女性/22歳/大学4年生)
「ビールはビール」として認識し、違いについて意識が向いていない人も。
●そもそもビールをあまり飲まない
・味の違いがわかるほど普段からビールを飲まないから(男性/25歳/その他)
・苦手であまり飲まない(男性/20歳/短大・専門学校生)
・ビール自体をあまり好んで飲んでないから(女性/20歳/大学2年生)
ビールの苦味を苦手に感じる人も一定層いるようです。若者のビール離れがここでも見受けられますね。
では一方の、味の違いがわかる2割の学生たちの意見を見てみましょう。
<味がわかる派の意見>
●刺激的な辛さがあるものが好き
・アサヒスーパードライ、喉を通るときの刺激的な辛さが好き(男性/21歳/大学3年生)
・アサヒスーパードライの辛口で舌がぴりっとする感覚が好き(男性/20歳/大学2年生)
辛さといったらやはり、アサヒスーパードライみたいですね。
●苦味こそビールのうまさ
・キリンラガー、苦味が一番効いている(男性/21歳/大学2年生)
・ヱビスビールの苦味がうまい(女性/21歳/大学3年生)
ビールの味わいの中でも苦味にうまさを感じるなんて、若いのに渋い味覚をしていますね。
●コクがあるもの
・キリンはコクがあってうまい(女性/21歳/大学3年生)
・サントリーのプレミアムモルツは泡のキメが細かく、味がしっかりしている(男性/20歳/大学2年生)
やっぱりビールといえば、コク。一口のビールで感じる味の奥深さ、味の多彩さを日々ビール会社は追求しているので、日本のビールはおいしいものが多いですよね。
●クセのないもの
・サッポロ黒ラベルの癖がなくすっきりした味わい(男性/20歳/大学1年生)
後味がすっきりしているクセのないシンプルなビールは気分もさっぱり、飲みやすさもあり、ビール初心者にもオススメですね。
●ゴージャス感(!?)
・ヱビスビールは味わいがゴージャス(女性/21歳/大学3年生)
ヱビスビールは料亭などでまったり飲まれているイメージがあり、高級感を感じますね。
いかがでしたか? なんと日本の大学生でビールの味の違いがわかる人は2割にも満たないという結果でしたが、一定層ビールの味に対するこだわりをすでに持っている人たちもいるようですね。苦く味の違いがわかりづらい一方で、味の違いがわかる人にはわかるビール。次に飲む機会があるときは、出されるビールの銘柄や味にも注目してみてはいかがでしょうか。
文●学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:女子大学生405人