現役大学生の約6割以上は「ぼっち入学式」を回避!SNSで友達を作っておくと良い?
春ははじまりの季節。大学生活への期待と不安で胸がいっぱい! という新一年生も多いことでしょう。そんな中迎える入学式。友人が一緒なら安心ですが、一人で出席することになるとけっこう寂しいものがあります。そこで今回は、「ぼっち入学式」を経験した感想と、これを回避するコツについて、学生に聞いてみました。
<「ぼっち入学式」を経験した人は意外と少ない!?>
■大学の入学式で一人ぼっちでしたか?
はい……124人(33.7%)
いいえ…244人(66.3%)
「一人ぼっちだった」と回答した学生は、全体の33.7%と以外にも少ない結果に。「ぼっち入学式」を経験した先輩にどのような感じだったのかを聞いてみました。また「ぼっち入学式」と回避できたと答えた先輩にその理由を教えてもらいました。
■一人はやっぱり寂しい!
・県外から来たので周りは知っている人は1人もいなくて心細かった(女性/20歳)
・この先友達が出来るか心配で不安だった(女性/20歳)
・早く帰りたかった(女性/22歳)
「早く帰りたい」という気持ち、非常によくわかります…。特に違う都道府県から入学する人であれば「方言やノリに馴染めない」など、高校までとは違う悩みもありそうですね。
■まわりを見渡してみると……
・同じ高校からおなじ大学に来ている子が仲良くお喋りしてるのが羨ましく、悲しかった(女性/21歳)
・人が多すぎて圧倒され、それどころではなかった(女性/22歳)
・予想していなかったほど同じ大学から来た仲間同士が多くてびっくりした(女性/23歳)
ただでさえ新しい環境に飛び込んで心細いのに、周りがすでに友だち同士で楽しそうにしているのを見ると、さらに不安になりますよね。
■気にしなければ「ぼっち」でも平気!
・隣になった人と少し話せてよかった(女性/21歳)
・周りも1人なので何も感じませんでした(女性/20歳)
・寂しいけど自由で楽だった(男性/22歳)
・特になんとも思わなかったし、入学式が終わったらすぐに帰りました(女性/21歳)
「ぼっち入学式」でも気にならなかったという先輩たちも多いようです。まだ入学式だし、「一人なのは当たり前」と思えば、意外と平気かも?
<「ぼっち入学式」を回避する方法とは?>
一方、残りの66.3%の学生は「1人以上話せる友人がいた」とのことですが、「ぼっち入学式」で寂しい思いをした学生も多い中、なぜその状況を回避できたのでしょうか? その理由を聞いてみました。
■家族や友だちと一緒に参加
・中学のときの友達がいた(男性/21歳)
・お母さんといた(女性/21歳)
・兄が冗談半分で入学式に出席したため(男性/22歳)
・入口でたまたま高校で同じクラスだった子に会い、そのまま一緒に座った(女性/22歳)
困ったときの家族!友達!誰でもいいので一緒に居れば、寂しさを紛らわすことができますよね。
■入学前にもチャンスがある!
・入学式の前に大学で4日ほどオリエンテーションの日があり、そこで友人が出来たから(女性/18歳)
・SNSで事前に同じ大学の人と繋がっていたから(女性/22歳)
・入学前から部活の同期と仲が良かったから(女性/20歳)
・入学式前のテストで仲良くなった友達がいた(女性/19歳)
SNSなどで同じ学校に入学する人と事前につながっておけば心強いですね。また、入学前にオリエンテーションがある学校であれば、「ぼっち」を回避するために参加しておいても良いのかもしれません。
■「ぼっち回避」のカギを握るのは積極性?
・入学前からTwitterで同じ大学の人と連絡をとったりフォローしたりしていたから(女性/21歳)
・取り敢えず話しかければなんとかなった(男性/20歳)
・大学のツイッターアカウントを作って数人と仲良くなったから(女性/22歳)
・ぼっちの人を見つけ、一緒にいた(男性/22歳)
オンラインでもオフラインでも積極性が大事なんですね。また、入学式当日に友だちができたという人も少なくありません。自分と同じ「ぼっち」の新入生を見かけたら、とりあえず声をかけてみては? 案外仲良くなれるかもしれません。
友だちを作るのは本格的に学校がはじまってからでも遅くはありません。ただ、せっかくの入学式ですから、楽しい一日となるように「ぼっち」回避のための工夫をしてみてはいかがでしょうか? 入学前のオリエンテーションやSNSでの出会い、当日の出会いなど、ぼっち回避のチャンスはどうやらたくさんあるようです。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2020年2月
調査人数:学生368人(男性104人、女性263人、その他1人)